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<title>550 miles to the Future</title>
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<description>フリーライター 廣田恵介に残された愛と冒険の日々。</description>
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<item rdf:about="http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2008/12/1230-42a-102e.html">
<title>■12/30　東ホール　ぺ-42a■</title>
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<description>最後に同人誌に寄稿したのは、ライターになる直前のことだった。今回は、きっかり10...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;最後に同人誌に寄稿したのは、ライターになる直前のことだった。今回は、きっかり10年ぶりのコミケ参加だ（「アクエリオン公式同人誌」は、公式なので同人誌ではないような……）。&lt;br /&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/12/04/524791847_68_4.jpg&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/12/05/524791847_68.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;524791847_68&quot; height=&quot;89&quot; alt=&quot;524791847_68&quot; src=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/images/2008/12/05/524791847_68.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;←これがイメージ写真……何のアニメの同人誌か、分かる人には分かるよね？　「時祭」って時点で。参加者はプロアマ混在で、プロの中には大ベテランの方もいらっしゃるので、なかなかナメられない本になっていると思う。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この本の成立過程は、まるで文化祭の屋台が出来上がっていくように楽しかった。メーカーチェックも入らなければ、どこかの宣伝をしているわけでもない。作り手の売名でもない。でも、着々と屋台が組みあがっていく。組みあがっては壊し、また別の人が入ってきてクギを打っている。そして、ギャラも受け取らずに去っていく。&lt;br /&gt;この10年、僕のやりたいことの中には、常に交換条件があった。「○○について書きたい。ついては、△△の宣伝もしますよ」といった具合だ。それが身に染みついてしまっていた。徹頭徹尾、そのプロの事情とやらで一冊の本が出来上がってしまう場合すらあるのだ。&lt;br /&gt;やっぱり、「飛び出す絵本」をつくるつもりで、本をつくらないとダメなんだ！　愛がないなら、やめちまえ！&lt;br /&gt;……と、この同人誌には頬を張られた気分。一冊1,000円、オールカラーです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;最近、ちょっと愕然とした話をもうひとつ。&lt;br /&gt;「私、リン・ミンメイのセル画を塗ったことがあるんです」という方と知り合った。アニメ業界とは縁もゆかりもない人なので「？」となったが、「ミンメイには、影が二色あった」と言うんだから、本物でしょう。「渦巻きみたいな影」と言うんだから、間違いないでしょう。&lt;br /&gt;セル画彩色はその人のお母さんの内職で、当時まだ小学生だった彼女は、ちょこっと塗らせてもらっていたらしい。出来上がったセルは、ちゃんとタツノコプロに届けて（笑）、自作の棚や机が、ほったて小屋みたいな作業場に置いてあったという。&lt;br /&gt;これはもう、俺の中では『ALWAYS　三丁目の夕日』ですよ。見たこともない風景なのに、懐かしいという。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;俺がセルを見たのは、サンライズに入る直前。放映直前の『エスカフローネ』のカット袋で、あれこれと説明受けた時。確か『犬夜叉』のセル画も「セルを使うのは、これが最後」とか言われて見せてもらったから、もうとっくに90年代か。&lt;br /&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/12/04/081204_21320001.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;081204_21320001&quot; height=&quot;133&quot; alt=&quot;081204_21320001&quot; src=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/images/2008/12/04/081204_21320001.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;（←93年発行、匿名のアニメーターの自伝。イヤな意味で実感にあふれた一冊。現在でも入手可）&lt;br /&gt;だから、同じセルに触れるにしても、内職の手伝いでスタジオまで届けに行ったのと「お仕事」で見たのとでは、まるで体感レベルが違うわけだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;……自分の中で何が抜け落ちているか、だんだん分かってきましたよ。結局、自分の蓄積した「ノウハウ」なんて弾撃ったあとの薬莢なんだよ。薬莢は足元に落ちるが、弾は飛んでいって帰ってこない。必要なのは、常に新しい弾丸なんだ。&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>廣田恵介</dc:creator>
<dc:date>2008-12-05T00:09:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2008/12/post-8631.html">
<title>■モノにしがみつく■</title>
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<description>アニメージュオリジナル　vol.2 12月３日発売 ●『空の境界』を識る。 10...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;アニメージュオリジナル　vol.2&lt;/strong&gt;&amp;nbsp; 12月３日発売&lt;br /&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/30/vol2_jake.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Vol2_jake&quot; height=&quot;127&quot; alt=&quot;Vol2_jake&quot; src=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/images/2008/11/30/vol2_jake.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;br /&gt;&lt;strong&gt;●『空の境界』を識る&lt;/strong&gt;。&lt;br /&gt;10ページ、構成・執筆。美少女アニメ特集ということで、「空の境界はどう？」と提案したら、けっきょく自分でやることに。コア層にのみ重厚に支持され、いわゆるライト層が存在しないこのアニメ、「一体どう説明しようか」というところからスタートし、講談社の太田克史さんにガッチリとインタビューしてみたら、これが大当たりでした。『空～』を知らない人ほど面白い記事のはず。必読！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;●&lt;strong&gt;『屍姫　赫』の色&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;４ページ、構成・執筆。これは特集とは別に、美術監督と色彩設計の方へのインタビューがメインですね。色づかいが非常に鮮烈な作品なので、今のうちに取り上げたいなと。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;●『鉄腕バーディー　DECODE』　赤根和樹監督インタビュー&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;これは編集部からの要請で、計４ページ。個人的には、赤根監督応援企画のつもりで。アニメーターさんの話がいっぱい出てきますよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;●作家・河森正治の足あと　第一回&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;４ページ、構成・執筆。「第一回はマクロスFの最終回をフィーチャーして欲しい」という編集部の条件をのんで、河森ＬＯＶＥ全開の新連載。かなり自己流解釈を書いたけど、これはおそらく、「研究」の名を借りたラブレターですから。突撃ラブハートですよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;河森さんといえば、11月29日、先端技術館＠TEPIAにて「SFアニメが現実に！？激論ロボットトーク」を見てきた。出演は河森さんのほかにロボット工学者の古田貴之さん、水内郁夫さん。総論のあたりで、「ロボット単体ではなく、街や環境もふくめてネットワーク化して考える」「そうすれば、モノを増やさずに快適に生きられるかも知れない」――という話が出てきた。古田さんは例として「iPodがあれば、CDというモノは必要でなくなる」と仰っていたと思う。&lt;br /&gt;その直後、会場で待ち合わせていた知り合いから「20年前にフルスクラッチした模型の残骸」を見せられ、しばし唖然とする。プラ板のカタマリに過ぎないといえばそれまでだが、その「モノ」に蓄積されたエネルギーに圧倒されるのである。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;例えば、今はケータイ漫画のダウンロードが盛んだと聞く。&lt;br /&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/30/081130_02570001.jpg&quot;&gt;&lt;/a&gt;でも、俺はどうしても本屋で買ってきてしまう。気に入った本が、手垢で汚れていくのが好&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/30/081130_04360001.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;081130_04360001&quot; height=&quot;77&quot; alt=&quot;081130_04360001&quot; src=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/images/2008/11/30/081130_04360001.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;きだ。古本も好きである。&lt;br /&gt;僕らよりちょっと上の世代になると、モノ頼みの人がチラホラいて、ネットなんてやらなかったりする。メールもそこそこに、いきなり電話がかかってくる。そういう人と接していると、安心する部分もある。&lt;br /&gt;さっきの模型の話も同様で、指先で触れられるモノに苦心の痕跡を見つけると、そこに作り手の美意識はおろか、生き方をも感じとることが出来てしまう。それがモノの力である。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ところが、本なんていうモノづくりに参加していると、そこには「読まれていないのではないか」という恐怖も生じる。読まれない本は、上映されない映画のようなものだ。&lt;br /&gt;夜中２～３時のファミレスで、どんな事情があるのか知らないが、一人でじっと読書しているお嬢さんがいる。ああ、美しいなと思う。いまや、本というモノそれ自体が付加価値である。若い頃、映画の企画が通らないので「だったら、このストーリー、飛び出す絵本にしてやる！」と宣言したことがあったが、それぐらいの気持ちでつくらないと、モノとしての本の価値は本当に消滅する。&lt;br /&gt;僕らは、モノにしがみつく最後の世代だから、せめて悪あがきはさせて欲しい。悪あがきしながら、かつては買うのに勇気が必要だったエロ漫画さえ手軽にダウンロードされる時代の風の、その薄ら寒さにゾクゾクしてもいるのである。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>仕事</dc:subject>

<dc:creator>廣田恵介</dc:creator>
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<item rdf:about="http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2008/11/post-9143.html">
<title>■ギャラクティカ地上波放映のこと■</title>
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<description>『バトルスター・ギャラクティカ』シーズン２のDVD-BOXが手元に届いた。僕が唯...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;『バトルスター・ギャラクティカ』シーズン２のDVD-BOXが手元に届いた。僕が唯一、大枚をはたいて買いつづけているシリーズである（アニメのDVDは安売りでしか買わない）。&lt;br /&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/28/081127_22380001_2.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;081127_22380001_2&quot; height=&quot;133&quot; alt=&quot;081127_22380001_2&quot; src=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/images/2008/11/28/081127_22380001_2.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;「いくらオススメされても、視聴環境にないので関係なし」と思っている皆さん。実は『GALACTICA/ギャラクティカ』のタイトルで、来年１月から地上波でも放映されますよ！　&lt;br /&gt;日本テレビ深夜枠で、まだ細かな日時は未発表。（ソースは、マスコミ向けプレスリリース）&lt;br /&gt;シーズン２では、シーズン１でさんざん強調されてきた「民主主義」「法の精神」を、新しく登場した女艦長が「そんなお遊びで、よく生き延びてこられたわね」と一笑にふしてしまうなど、エキサイティングな展開がつづいている。笑われた側の穏健派の大統領は、その女艦長の暗殺を提案する。もはや、「正義」もへったくれもない。情け容赦のないドラマだ。&lt;br /&gt;やっぱり、『ギャラクティカ』は「今」見ないとダメなんだ！　出来れば毎週、リアルタイムでじわじわ見たほうがいい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さて、手のひらを返したように、邦画の話を。&lt;br /&gt;まず、ＨＤＤレコーダーの底に埋もれていた阪本順治監督『魂萌え！』。10歳～60歳まで、どんな女優でも色っぽく撮るフェミニスト監督の面目躍如、55歳の風吹ジュンの女っぷりを上げる、ただそのためだけの映画。特に、林隆三演じるプレイボーイをふって、居酒屋で飲めない酒を飲んでフラフラになるところが素晴らしい。ふられた林隆三が、「今夜、やっぱり家でゴハン食べるから」と孫に電話する無様なシーンまで撮るんだから、本当に阪本監督は女を立てる天才。このフェミニストめ。でも、大好きです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;続いて、レンタルで『大停電の夜に』。原田知世目当てで借りてきたのに、香椎由宇が出てるじゃないか！　でも、二人ともこの映画では、やや凡庸。監督のスケベ心が足りない。特に、香椎由宇は髪形で損をしてしまったと思う。&lt;br /&gt;不意をついて、路地裏でローソク屋を営んでいる田畑智子が良かった。誰だろうと思ったら、相米慎二監督『お引越し』に出てたあの子か！　飲めない酒をぐいぐいやってしまうところが、非常に良い。ようは、女優がうまそうに酒を飲むシーンがあればAOK（オールオーケー）。一回、女優の飲酒シーン・ベスト５でもやってみたい。　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さて、ちょこっと相米慎二の話題が出たが、最近、ケーブルTVで相米監督の特集をやって&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/28/typhoon.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Typhoon&quot; height=&quot;85&quot; alt=&quot;Typhoon&quot; src=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/images/2008/11/28/typhoon.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;いる。映画館で３度は見た『台風クラブ』を録画し、音声のみ聴きながら寝たら、ちゃんと工藤夕貴が夢に出てきた。これホント。ある部分では映画のセリフを喋っているが、ある部分では、ちゃんと僕と会話のやりとりをしている。なんか睡眠学習みたいでしょ？&lt;br /&gt;この遊びは、大学在学中、授業で『怒りの葡萄』を見ているときに発見した。映画を見ながら居眠りをはじめると、夢の中で俺バージョンの『怒りの葡萄』が捏造され、ちゃんと映画と繋がっているのだ。&lt;br /&gt;テレビで育った人間なら誰でも、自分がドラマの一人物になっている――という夢を見た経験があるのではないだろうか。つまり、視聴覚に訴える映画やドラマは、夢との親和力が非常に高い。ということは、映画の誕生前に生きていた人々の夢は、今の我々が見る夢とはずいぶん異なっていたのではないだろうか？&lt;br /&gt;メディアに感化される前の人々は、実はもっと生（レア）な夢を見ていたのではないか、そんな気がする。ネイティブ・アメリカンの格言に「夢は人間よりも偉大である」というのがあるぐらいだ。&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>廣田恵介</dc:creator>
<dc:date>2008-11-28T18:53:17+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2008/11/post-550e.html">
<title>■ワインが飲みたい ただそれだけ■</title>
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<description>月刊モデルグラフィックス　2009年１月号　発売中 ●「VF世代の四半世紀」　執...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;月刊モデルグラフィックス　2009年１月号　&lt;/strong&gt;発売中&lt;br /&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/24/mg_09_01_3.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Mg_09_01_3&quot; height=&quot;144&quot; alt=&quot;Mg_09_01_3&quot; src=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/images/2008/11/24/mg_09_01_3.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;br /&gt;&lt;strong&gt;●「VF世代の四半世紀」　執筆&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;模型誌、しかもＭＧに『マクロス』のことが書ける！というので、他の仕事をすべてストップして、土日だけで書き上げた１万字です。&lt;br /&gt;最大の資料は、当時のアニメ誌だったりするので、友人が古本屋に走って記述に間違いがないか確かめてくれました。&lt;br /&gt;記事の中では明確に書いてないけど、当時のアニメファンには高等意識があったと思う。だから、通俗性まる出しの『マクロス』に腹を立てたのだろう。その一種の「下品さ」が劇場版で脱臭され、『マクロス』は「認められた」んだろうけど、そのプロセスが、どうも釈然としない。その気分が、誌面に出ているだろうか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;TSUTAYAが半額セールだったので、永作博美目当てで『気球クラブ、その後』。どういうわけか、全編ビデオ撮影。公開時はキネコしたものを上映したらしい。&lt;br /&gt;永作の扱いは、なかなか良かった。永作がらみのエピローグは、あとから大幅に撮り足したものだそうだ。このエピローグがなかったら……ただ若者が携帯電話で無作法にくっちゃべり、だらしなく酒宴を催すだけの不愉快な映画じゃないか？と思っていたら、エンドクレジットに「脚本・監督　園子温」と出て、納得した。&lt;br /&gt;園子温監督が、まだPFF周辺で映画を撮っていた頃、「俺」と書いた旗を持って街中を走り回る映画があった。あの旗が、今回は気球になったのか。作家の業なり癖なりを知ってしまうと、もうそれで許す気になってしまう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;まったく話は変わるが、ムーンライダーズとアニメ音楽といえば、『東京ゴッドファーザーズ』を思い出す人が多いと思う。しかし、ライダーズのメンバー個別で見ると、かしぶち哲郎が『ポケットの中の戦争』の劇伴をやっていたり、なかなか油断できない。&lt;br /&gt;岡田徹でいうと、何といっても吉浦康裕監督『ペイル・コクーン』。&lt;/p&gt;&lt;embed src=&quot;http://www.youtube.com/v/xF_FNtuvS1M&amp;amp;hl=ja&amp;amp;fs=1&quot; width=&quot;250&quot; height=&quot;205&quot; type=&quot;application/x-shockwave-flash&quot; allowscriptaccess=&quot;always&quot; allowfullscreen=&quot;true&quot;&gt;&lt;/embed&gt;&lt;p&gt;この挿入歌は、確か版権の問題でCD化できないと聞いた。僕が好んで使う「星が眠りにつく頃」というフレーズは、実はこの曲から拝借している。&lt;br /&gt;岡田徹といえば、ゲーム『クラッシュ・バンディクー』のCMソングを担当していて、これがフルコーラスで聴くと、かなりイイ。発作的にCDを買ってしまった。&lt;br /&gt;鈴木慶一のCMソングはかなり多いけど、キッコーマンのマンズ・ヌーヴェレールの「ワインが飲みたい　ただそれだけ～」は、確かアルバム「CM WORKS」にも入っていなかったと思う。僕のノスタルジアを刺激するのは、意外と90年代初頭ごろに聞いていた曲であって、数少ない友人と共有できた聴覚の記憶である。&lt;br /&gt;個人的体験に細分化されればされるほど、限りなくノスタルジア濃度は強まる。人に話しても分かってもらえないような経験こそが、実は最も「懐かしい」のである。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>仕事</dc:subject>

<dc:creator>廣田恵介</dc:creator>
<dc:date>2008-11-25T23:59:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2008/11/post-f1fc-6.html">
<title>■深夜の密会■</title>
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<description>昨夜のことらしい。 僕も寄稿している同人誌の編集長が、とあるモデラーと電話で話し...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;昨夜のことらしい。&lt;br /&gt;僕も寄稿している同人誌の編集長が、とあるモデラーと電話で話しているうち、20年前つくられたガレージキットを手渡しすることになった。時間が折り合わないので「今から届けましょう」という話になり、編集長の彼は、極寒の深夜の国道をバイクで飛ばしたそうである。深夜のファミレスで、ガレージキットや古いアニメの話に花を咲かせたという。恋人に会いに行くより、よほど素敵な夜だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;こちらは酷い二日酔いだったので、録画してあった映画を見ながら、うたた寝してしまう。目が&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/22/futarigashabetteru.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Futarigashabetteru&quot; height=&quot;75&quot; alt=&quot;Futarigashabetteru&quot; src=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/images/2008/11/22/futarigashabetteru.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;覚めたら、犬童一心監督『二人が喋ってる。』の冒頭あたり。しゃべくり映画とでも呼ぶべき、セリフの掛け合いオンリーの映画。舞台の上で、大阪の街中で、えんえんと漫才が続く。主役二人のしゃべくりは加速していき、とうとう映画の半ばを過ぎたあたりで、ミュージカルになってしまう。&lt;br /&gt;深夜に「思いがけず」映画と出会う、という経験はまた格別で、リュック・ベッソン『サブウェイ』は夜中にテレビをつけたら、たまたま放映されていた。タイトルも分からず、ただ映像のカッコよさに呆然と見とれた。ところが、タイトルを知ってからレンタルで見直すと、たいして面白くない。眠りという生理のはざまに、何の作為も目的もなく忍び込んでくる――映画との密会は、一度きりだから甘美なのかも知れない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;続けて、田中麗奈を見るために録ってあった『暗いところで待ち合わせ』。天願大介監督のデビュー作『妹と油揚』は、非常にエロチックな作風だったが、この映画は淡白だ。田中麗奈は真っ白なカンバスのような女優で、映画の無色なトーンそのままに、朴訥と喋り、表情は薄い。『夕凪の街　桜の国』のベタベタな暑苦しい演技とは、対極的だ。依り代のような女優で、監督の世界観をストレートに体現してしまうような怖さがある。ちょっと追求してみようかな、と思いはじめている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;あとはアニマックスでアニメ鑑賞。出口の見えないRPGのようになってきた『黒塚』、どこまでも中学生の妄想世界に没入させてくれる『鉄のラインバレル』など。『ザブングル』はホッター老人の回で、ウォーカーマシン「センドビート・タイプ」のデザインに唸る。どの角度、どのサイズでフレームに入れても立体感の出る、奇跡的なデザインだと思う。&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>廣田恵介</dc:creator>
<dc:date>2008-11-22T05:44:18+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2008/11/post-f1fc-5.html">
<title>■くり返し くり返し その朝をこえて とぶ鳥■</title>
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<description>今夜の『バトルスター・ギャラクティカ』は、『ガンダム』で言えばＧＭが出てきて、「...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;今夜の『バトルスター・ギャラクティカ』は、『ガンダム』で言えばＧＭが出てきて、「おお、主役&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/19/sgmdx06tv_bga02_t2210_0009.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Sgmdx06tv_bga02_t2210_0009&quot; height=&quot;66&quot; alt=&quot;Sgmdx06tv_bga02_t2210_0009&quot; src=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/images/2008/11/19/sgmdx06tv_bga02_t2210_0009.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; ロボットに生産型があるのか！　すっげえ！」の第29話に匹敵する回ですね。&lt;br /&gt;先週、『ヤマト』ばりに泣かせておいて、今週はコレかい！――半年周期でオドロキが津波のように押し寄せていた80年代アニメの勢いを、番組一本でやっちゃってるのが『ギャラクティカ』です。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さて、どうやら10年ぶりにコミケに行くことになりそうだ。というのも、あるアニメの同人誌に寄稿しているからである。その同人誌の編集長（と呼ぶにふさわしい行動力とポリシー、決してへこたれないド根性を持った人）から、深夜に進捗具合を書いたメールの来るのが、日々の楽しみとなっている。&lt;br /&gt;この同人誌には、プロのモデラーやイラストレーターも参加しているのだが、スタンスは飽くまでも「アマ」だし、ノー・ギャランティ、ノー・スポンサーだ。&lt;br /&gt;最初は僕も、編集長の相談に「プロの場合は、こうする」とアドバイスしていたのだが、途中でアホらしくなってやめた。「プロのやり方が、常に正しいのか？」という気持ちになってしまったからだ。プロの方法論なんて、しょせんは時間とクオリティの最大公約数でしかない。ようするに赤字にならないように「見切れる」のがプロ。おそらく、それ以上にプロの条件はない。&lt;br /&gt;（だから、締め切りを守れないライターなんてのは、問答無用でプロ失格。僕ごときがプロとして食えているのは、ひとえに締め切り厳守だからだ）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;だけど、&lt;a href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2008/11/post-f1fc-3.html&quot;&gt;先日の「モケイ」の話&lt;/a&gt;にも通じるんだけど……人間には、死ぬまで描きつづける一枚の絵が必要なんだよね。なりふり構わず理想のビジョンを追求しないと、たぶん人間は生きていけない。英語で言うと「beyond」っていうの？　『ナウシカ』原作版でいうと「私達は 血を吐きつつ くり返し くり返し その朝を こえて とぶ鳥だ！」　つまり、向こう側へ越えて飛ぶためには、「ただのプロ」ではいられない時があるんです。&lt;br /&gt;さっき言った同人誌の編集長のことで言うと、彼のデザインしてくるページは素晴らしくセンスいいんだけど、明らかに商業誌では通用しない。通用しちゃダメなんだよね。俺は最初、商業誌でも通用するよう、アレコレ言っていたんだよ。たかが、プロのぶんざいで。&lt;br /&gt;ところが、いざプロという眼鏡を外した瞬間、もうそのページいっぱいに、南国の海のごとく、色とりどりの魚が生き生きと泳いでいるのが見えたわけだ！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;僕は、かろうじてガレージキット（簡単に言うと、アマチュアのお手製プラモデル）の黎明期&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/19/081119_02090001.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;081119_02090001&quot; height=&quot;133&quot; alt=&quot;081119_02090001&quot; src=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/images/2008/11/19/081119_02090001.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;に参加できた人間だ。ガレージキットなんて、部品は足りない、欠陥パーツはある、「こんなの、作れないよ」って代物だった。そう簡単に作れちゃ、いけないんだよ。送り手と受け手の格闘技だったんだ、ガレージキット作りって。グラインダーでバリバリ削って、腕力で作っていたから（笑）。&lt;br /&gt;ところが、商業の世界では腕力なんか使っちゃいけない。必要なのは「テクニック」であって。そこが、プロの世界の面白くてつまんないところじゃないだろうか。&lt;br /&gt;自分のテクニックの使いどころ、使う方向は分かった。目標も見えている。そしたら、今度はまた、腕力の世界に帰るんですよ。その往還運動こそ、生命力そのものですよ。自分だけの珊瑚礁を探し当てて、その美しさに打ち震えたいんだよ、俺は。&lt;br /&gt;……もちろん、腕力を使うためには、普段いっぱい仕事しなきゃいけないんだけどね。もう先月・今月と狂ったように働いているから、AOK（オールオーケー）だと思う。&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>廣田恵介</dc:creator>
<dc:date>2008-11-19T02:54:50+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2008/11/post-f1fc-4.html">
<title>■谷村美月は、風に吹かれている■</title>
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<description>ＥＸ大衆　12月号　発売中 ●愛ドルのリコーダー　第11回　末永佳子 ●原紗央莉...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;ＥＸ大衆　12月号&lt;/strong&gt;　発売中&lt;br /&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/15/ex_taishu_08_12.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Ex_taishu_08_12&quot; height=&quot;128&quot; alt=&quot;Ex_taishu_08_12&quot; src=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/images/2008/11/15/ex_taishu_08_12.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;br /&gt;&lt;strong&gt;●愛ドルのリコーダー　第11回　末永佳子&lt;br /&gt;●原紗央莉　「予感」&lt;br /&gt;●山本梓　「とび&lt;/strong&gt;&lt;strong&gt;っきりの笑顔。」&lt;br /&gt;&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;それぞれ、ポエム執筆です。今回は、かなり恥ずかしいポエムが書けた！と胸をはって言えます。&lt;br /&gt;ところで、&lt;a href=&quot;http://burai.cocolog-nifty.com/poem/&quot;&gt;もう一個のブログ&lt;/a&gt;でも言ってることですが、編集者がグラビアページに付けるタイトルが、実に詩的で良いですよ。手元にあるバックナンバーをめくると「華の予感」「洋館より愛を込めて」「美女は二度微笑う」「背徳のシネマ」「美女と鏡とスーパーカー」などなど……その場かぎりのアイデアなんだけど、だからこそセンスが問われる。こういう瑣末な部分を楽しめなきゃな。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ようやく、リビドーに従った映画鑑賞のできる時間が出来た。谷村美月めあてで『魍魎の匣』。監督は原田眞人なので、話の難解さとスマートなカット割りも楽しむべし。&lt;br /&gt;しかし、今回も谷村は、ひっでぇ目に合っている。子供が見たら、泣いちゃうような姿で出てくる。だけど、この役は「誰かが」やらなきゃならないんだ。それを買って出て、次の映画では何事もなかったかのように、ニッコリ笑う。谷村美月は、風に吹かれている。彼女は、誰にも守られちゃいないんだ。&lt;br /&gt;この映画では、田中麗奈のチャキチャキぶりが光っている。先日、10年ぶりに『がんばっていきまっしょい』を見たけど、この人は何をやってもカラッとしている。反面、谷村美月の&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/15/081115_15310001.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;081115_15310001&quot; height=&quot;75&quot; alt=&quot;081115_15310001&quot; src=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/images/2008/11/15/081115_15310001.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;ウェットなこと。不幸をしょいこんだ役なら、右に出るものなし。それなのに、いまだに「美月ちゃん、かわいい！」などと見当違いの誉められ方をしてしまう……それも不幸。だけど、誰かがジメジメした人間の暗部に踏み込まねばならない。映画というメディアが、それを要求しつづける。谷村は、命綱さえつけずに最深部へ挑む。その勇気に見合った賞賛が得られているとは、とても思えない。そんなこと、本人も気にしていないかも知れない。ウェットだけど、ワイルドだ。やっぱり、好きな女優だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「人間の機能をすべて再現した機械をつくろうとすると、ビルディングぐらいの大きさになってしまう」……確か、子供向けの科学雑誌に出てきた記述だ。エド・レジスの名著『不死テクノロジー』にも通じる、その倒錯した着想に、目眩を感じたものだった。その目眩を、原作の『魍魎の匣』からは、かすかに嗅ぎとることが出来た。&lt;br /&gt;一人の少女を生かしておくために、途方もない大きさの建造物が必要である――耽美主義は、つねに絶望、諦念、感傷と隣りあわせだ。しかし、原作も映画も、そこまで踏み込むことは出来なかったように思う。耽美主義は個人を幸せにするかも知れないけど、大勢を幸せにするわけじゃないからなあ（笑）。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>仕事</dc:subject>

<dc:creator>廣田恵介</dc:creator>
<dc:date>2008-11-15T15:55:26+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2008/11/post-f1fc-3.html">
<title>■モケイを作らなくなったらオシマイだぜ■</title>
<link>http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2008/11/post-f1fc-3.html</link>
<description>『バトルスター・ギャラクティカ』シーズン２に関しては、先にサンプルで全話を見てい...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;『バトルスター・ギャラクティカ』シーズン２に関しては、先にサンプルで全話を見ていたので、特に急いで見る必要はなかった。&lt;br /&gt;しかし、昨夜放映の第22話『ブラックバード』（原題:Flight of the Phoenix）は、一本原稿を終わらせて、「朝までもう一本、がんばろう」という時に、喝を入れるために見た。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;乗組員のストレスがピークに達したギャラクティカ艦内で、整備班長のチロルが、一人で戦闘機を作りはじめる。「これは、自分で模型を作ったことのある人間なら絶対に共感するぞ」と、初見のとき思った。周囲から「こりゃ、絶対に完成しないね」と言われるような自作模型を作ったことがあるだろうか。けっこう大きな経験だと思う。&lt;br /&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/13/sgmdx06sgmdx06tv_bga02_t2209_0004.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Sgmdx06sgmdx06tv_bga02_t2209_0004&quot; height=&quot;66&quot; alt=&quot;Sgmdx06sgmdx06tv_bga02_t2209_0004&quot; src=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/images/2008/11/13/sgmdx06sgmdx06tv_bga02_t2209_0004.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;これまで失う一方だった『ギャラクティカ』という物語が、創造に向けて舵を切るのが、この第22話だ。チロルは、戦闘機を自作しつづける動機を苦渋の思いで語る。「僕には、この戦闘機と仕事以外、もう何も残っちゃいないんです……」。&lt;br /&gt;自分をクリエイターだと思ったことは一度もないが、このセリフには心の底から共感する。――余談だが、何かにつけてクリエイターと口にする奴は信用しないことにしている――。しかし、成果物でしか認められたくない、という意地なら、よく分かるのだ。仕事の結果以外で信用を勝ちとりたいとも思わない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さて、チロルの無謀な挑戦に、艦内の人々は次々と手を貸しはじめる。完成した戦闘機には、ローラという愛称が与えられる。ローラ・ロズリン大統領の名前だ。この時、ロズリン大統領は余命数週間の末期がん。だから、このエピソードの題名は「Flight of the Phoenix（不死鳥の飛翔）」という。作り手の祈りが込められているのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「解っていると思うが……人間、モケイを作らなくなったらオシマイだぜ」。これは、『山根公利　メカ図鑑』に掲載されている、柿沼秀樹さんの言葉だ。&lt;br /&gt;山ほど原稿があろうとも、仕事なんてのは、熱心に手を動かしていれば必ず終わるものなのだ。仕事とは別に、自分だけの「モケイ」を作りつづけなくてはならない。そういうことだと思う。&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>廣田恵介</dc:creator>
<dc:date>2008-11-13T18:17:03+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2008/11/post-f1fc-2.html">
<title>■深夜早朝３本立て■</title>
<link>http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2008/11/post-f1fc-2.html</link>
<description>さて、ようやく寝る時間が出来たと思って横になったら、１時間で目が覚めてしまった。...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;さて、ようやく寝る時間が出来たと思って横になったら、１時間で目が覚めてしまった。しょうがないから、録り溜めてあった映画を見はじめる。オールナイト３本立てである。&lt;br /&gt;こんなんだったら、昨夜、『斬～KILL～』の試写会に行っとくんだった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;まず、麻生久美子めあてで録ってあった『怪談』。呪いがらみで死ぬ女は計３人で、麻生久美子は三番目。だから、最後まで見られたのかも知れない。麻生がよければ、AOK（オールオーケー）だよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;次は『さよならみどりちゃん』。古厩智之監督が、星野真里に惚れこんでいるのは、良く分かった。星野にべったりくっついて、泣かせて脱がせて歌わせる。でも、それじゃダメなんだよな……難しいんだな、女優を撮るのって。なんか、勉強になった。山下敦弘ぐらい、むっつりスケベでちょうどいいんじゃないだろうか。&lt;br /&gt;ただ、こじんまりした飲み屋街は、いい雰囲気だった。スナックがあって居酒屋もあって、その代わり他には何もない。あとは、徹夜で町を走った星野真里が見る早朝の風景。うっすらと夜が明けてるのに、あちこちに街灯がついている。俺が酔った頭で何度も見てきた、一生で最も馴染み深い風景だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;三本目は、『大阪物語』。市川準監督が亡くなって以来、「なんとかして見ておかねば」と思って&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/11/d0043912_1284947.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;D0043912_1284947&quot; height=&quot;141&quot; alt=&quot;D0043912_1284947&quot; src=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/images/2008/11/11/d0043912_1284947.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;いたうちの一本（なぜかDVD化されていない）。前半が田中裕子と沢田研二の夫婦漫才、夫婦の話メイン。消耗する一方のダメ親父、沢田に感情移入してしまう。&lt;br /&gt;後半、ばっさり髪を切った池脇千鶴が、失踪した父親の沢田研二を探して、大阪を徘徊する。ぶらつく、つぶやく、疲れる。池脇が自転車に乗ると、真心ブラザーズの「ENDLESS SUMMER NUDE」が流れはじめる。&lt;br /&gt;この時、池脇千鶴、18歳。なのに、中学生役が犯罪的なまでにハマっている。劇中にも出てきたけど、「おっちゃんと、お茶でも飲まへんか？」という気分だ。眼福。汗べっとりで苦しそうに寝ているさまを撮るあたりに、市川監督のスケベ目線を感じて、AOK（すべて良し）。&lt;br /&gt;脚本は、犬童一心。よく出来た脚本だ。この５年後、犬童監督は池脇主演で『ジョゼと虎と魚たち』を撮る。どちからというと、『ジョゼ』は池脇の生んだ作品であって、犬童監督は分娩室で立ち会った程度ではないだろうか。同じ池脇・犬童コンビの『金髪の草原』を見れば、もっとよく分かるかも知れない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;あ、『金髪の草原』は大島弓子原作だ。それが犬童監督の『グーグーだって猫である』に連鎖するのか。『グーグー』は徹頭徹尾、小泉今日子の映画だったからな。やっぱり、映画は女優が生むものだ。監督は立ち会うことぐらいしか出来ない。男しか出ない映画？　俺は、そんなものは見ない！&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>廣田恵介</dc:creator>
<dc:date>2008-11-11T08:16:09+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2008/11/post-f8e9.html">
<title>■うちにも、ガブが来た■</title>
<link>http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2008/11/post-f8e9.html</link>
<description>こうまで仕事が詰まってくると、もう楽しみは枕もとの読書だけで、ここのところ、僕は...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;こうまで仕事が詰まってくると、もう楽しみは枕もとの読書だけで、ここのところ、僕は読みさしの本をすべて放り出して『機甲天使ガブリエル』（宮武一貴×加藤直之　ラピュータ刊）をむ&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/11/08/081108_17410001_2.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;081108_17410001_2&quot; height=&quot;75&quot; alt=&quot;081108_17410001_2&quot; src=&quot;http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/images/2008/11/08/081108_17410001_2.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;さぼっている。いわゆるデザイン画集なのだが、実に読ませる。&lt;br /&gt;宮武一貴さんが、イヤイヤながらに昔話をしているのがカッコいい。「加藤が、○○について何か話せという」。この書き出しで、すでにシビれる。対する加藤直之さんは「若かった頃の話をしてみる」と積極的だ。このコントラストが、実に物語っぽい。&lt;br /&gt;「可能性を総て試しもせずに脇を素通りさせるなど、犯罪だ。」by宮武一貴。こりゃ、殺し文句だ。この一言だけで、奮い立つ。パワードスーツの内部で操縦桿を持ったまま歩けるかを試すために、胸の前でドライバーを握りしめ、夜の街を走り回ったという挿話も勇気がでる。&lt;br /&gt;「ただ手を動かして描いただけの代物だ。こんなモン売れるわけがない。」「僕は指先と紙の上で考えるようで、頭は直感にしか使ってないらしい。」「新しいものが生まれればAOK（オールオーケー）だよ。」……まるで名探偵のセリフ。この本は、デザイナー宮武氏とイラストレーター加藤氏のバディ物だ。「君のこだわりとは相容れないだろうが、あまり心配しないでいいよ、加藤君。」なんてセリフがキャプションに書いてあるから、目が離せない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;『ガブリエル』は玩具企画だから、当然、試作品の写真も載っている。しかし、1/12に統一された加藤氏のイラストは、紙面に手を伸ばせばヒョイとつかめるのでないか、と思うぐらい生々しい。「だったら、立体で作ればいいじゃないか」という問題ではない。「実は、そこには存在してない」から物語たり得る＝応用が効くのだ。小説も映画も同様だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;映画といえば、次の次の仕事のために、『連合艦隊』をレンタルしてきた。全部を見ている時間はない。『櫻の園』の公開が始まったので、そっちを観に行きたい。&lt;br /&gt;テレビアニメの「30分」という枠は、休憩に適した時間だ。アニマックスでやっている『ガンダムＺＺ』は大詰め。「トミノメモ」を引用しているらしいのは、アイデアに詰まったからだろう。『鉄のラインバレル』のギャグ回は、不覚にも２回つづけて見て、２回笑った。省略のセンスがいい。太宰の『人間失格』に、金を無心するときはまず笑わせるべしと書いてあったが、ギャグを入れると、人はその先も見てくれる。あとは『とらドラ！』その他を録画し忘れた。&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>廣田恵介</dc:creator>
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