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2021年8月 2日 (月)

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「機動戦士ガンダムZZ」の1/144 バウ、合体変形が無限の可能性を生み出す旧キットを組み立てて、猛暑とコロナに打ち勝つぞ!【80年代B級アニメプラモ博物誌】第13回
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変形合体時にバキバキに崩壊する危険性におびえつつ、今回もスタジオで素組みしました。

80年代の「ナウいアニメ」を、どうやって現代に復活させる? 「MUTEKING THE Dancing HERO」の総監督は、あの髙橋良輔さんだ!【アニメ業界ウォッチング第79回】
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タツノコプロの方からメールで情報を教えてもらい、かなり長い時間をかけて交渉した結果、髙橋良輔監督へのインタビューが実現しました。


今月は書かなければならない原稿の量がハンパではなく、せいぜい近所の喫茶店までしか出かけられない。

それでストレスが溜まっているのかも知れないが、何というか、自分からは何も生み出さない/情報を出さないくせに、人が出してきた情報にケチをつける人は例外なく貧乏だよなあ……とつくづく感じる(貧乏ってのは、お金というよりは心の貧しさのこと)。
あるモデラーさんが、趣味として古いプラモデルを徹底改修して自身のホームページに掲載したとき、掲示板に「あれ? 〇〇バズーカは?」みたいな指摘をしてきた人がいた。その〇〇バズーカだって、追加で作るのは大変なんだよ。本体を徹底改修したんだから、それぐらい分かるだろうに……。
だけど、その人はお客さん意識が強すぎて、何でも自分の注文どおりに、簡単に事が進むと思っている。

いや、注文(手前勝手なワガママ)という意識すらなくて、「自分は受けとる側」という厳密な前提があるので、必然的に貧乏になっていく。貧乏とは「他人に与えるものを、何ひとつ持っていない」ということ。
欠損を、すごく気にするんだよね。本を見ても「〇〇が載ってない!」「◇◇について触れてない!」とか、マイナス部分を確認する。「載ってるけど、たったこれだけ?」「どうせ見てないんだろう?」とかさ。そういう人の要望をいちいち聞いていると、提供する側の負担だけが、際限なく増えていく。すると、社会は疲弊していくのだと思う。だから、あまり真に受けてはイカンのだろう。
心の豊かな人は、「うん、まあまあ満足」「ここは良かった」と、プラス部分を探そうとする。そう口にするだけで、ちょっとずつ感情に余裕が生まれていく。


何も与えるものを持っていない人は必然的にモテないのだが、欠損にはものすごく敏感だから、「どうして俺には彼女がいないんだ?」「俺がFラン大しか出てないからか?」とマイナス面を気にしつづけるんだよね。

最近、将来への不安からホームレスに取材した動画をよく見るのだが、おしなべて「過去に家族に裏切られたから」「大学入試に失敗したから」など、今さらどうにもならない理由ばかり並べる。そのくせに「月に40万稼いでいたこともある」「実は、友だちに頼りにされている」などと自慢して、プライドだけは高いんだ。だから、現状を改善しようとしない。

……いかん、どうしても話題がネガティブになってしまう。自分はどうやら、ホームレスにすらなれない気がする(失職したマンガ家の体験談『55歳の地図』も読んでみたが、原作者の方はボクシングをやるほど体を鍛えている……)。
ようするに、ダメになる原因を自ら呼び込む習慣が、ますます自分をダメにしていく。「原因は自分だ」と気がつかねば、何も好転しない。


プライムビデオで、濱口竜介監督の『寝ても覚めても』。
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取材時に話題となった監督なのだが、主人公の友人役である山下リオが、ムチムチとしたエッチな体形になっており、彼女が口論するシーンが最大の見せ場であった。
もうひとりの友人を演じた伊藤沙莉、彼女もハスキーな声でよかった。続けて、濱口監督の映画を観てみようと思う。

© 2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会 / COMME DES CINÉMAS

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