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アオシマが「未来少年コナン」のプラモデル化で模索した「アニメ」から「模型」への最適解【ホビー業界インサイド第52回】(■)
「ホビージャパンヴィンテージ」で取材させていただいた青島文化教材社さん。『イデオン』の取材中にふと気がついたのは、アニメの表現が違えば、プラモデル化の商品コンセプトも作品ごとに違っていて当然ではないか、ということ。もちろん企画者や時代による技術の変遷もあるだろうけど、『コナン』は作画のシンプルさに対して、実在する「機械の模型」として強烈なアプローチがなされていることが明らかになったと思います。
もしバンダイが作っていたら、ガンプラと区別のつかないものになっていただろうし、それが良いのか悪いのか、僕らはもっと考えてもいいんじゃないかと思います。
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最近レンタルしてきた観た映画は、メリル・ストリープ主演の『幸せをつかむ歌』、ハワード・ホークス監督の『赤ちゃん教育』。
メリル・ストリープは年齢以上に、性格の破綻したアマチュア・ロック・ミュージシャンという役どころがイメージをぶっ壊していてナイスだった。日本語吹き替えの一柳みるさんも、捨て身の演技だったと思う。
ネット配信が盛んになって、一週間以内に物理的に返却しなきゃいけないレンタルDVDは衰退しつつあるけど、ネット配信は「つまらないから、また次に見よう」と、安易にやめてしまうことが出来る。強制力がないので、作品一本の価値が軽いんだよね。
映画館で観ることの価値はスクリーンの大きさや音響の良さなどより、始める時間も終わる時間も映画館が決める(観客がコントロール下に置かれる)、そこから生じる緊張感なんだと思う。
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関東にひさびさに巨大な台風が来て、「こんな時に、そうまでして目立ちたいか?」という人たちが、Twitterでは散見された。危険な場所に行って動画を撮ってくる人は分かりやすいほうで、「災害に備えてコレとコレは絶対に準備してください」「まだまだ油断は禁物ですよ」「今度はこういう危険が出てきますから、皆さん、気をつけてください」と命令したがる人は、僕はけっこう怖い。
たとえ「私は○○の専門家なのですが」と前置きしていても、不特定他者に対する支配欲がむき出しになっていて、恐怖を感じる。
そんな中、NHKから国民を守る党の三鷹市担当とされる山本たかひらさん(同党の議員ではない)が、昨年の大阪の台風の動画をあたかも現在の江戸川区かのようにツイートして、大炎上してしまった。アンチN国が、一晩で優勢になった。
僕は山本さんに投票したし、彼が政敵を批判する時に「(違法薬物をやっているかも知れないから)尿検査をすべき」とツイートしていたので、DMでクレームをつけたこともあった。僕のイベントに招待したことさえあった(多忙とのことで来てくれなかったが)。地元民なりに愛着を感じていたので、彼が結果的にデマを広めたことに少しは責任を感じている。
最初は憤りしかなかったのだが、「山本さんは学習障害なのではないか」という書き込みを見て、ハッとした。過去の動画を見ると、確かに彼は、論理的な話が出来ない。参ったなあ……。デマを広めた責任はとってもらいたいが、どこからどう話をすればいいのか……。
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埼玉補選での立花孝志さんの手際は見事だし、しっかりと大義名分も用意してあるのだが、それを理解して評価できるのは、同じぐらい頭のいいエリートだけで、一般の有権者には伝わっていないと思う。
立花さんの頭のよさは「インテリ」って意味ではなく、「パチンコ必勝法」的な、処世術としての実用的賢さだから、お上品な左翼系知識人には嫌われるだろう。
一方、自分でモノを考えられない底辺(って言い方はよくないとは思うのだが)の人たちって、思ったよりも数が多い。ネットでよく「○○で草」「○○はバカ、キチガイ」としか書けない人がいる。2ちゃん全盛期から、定番のスラングしか発せない人たちっていたよね? そういう人って、荒しにでもなるしか居場所がない。でも、彼らも有権者なんだよね。そして、自分でモノを考えられない、自分の意見も何もない(だから騙されやすいし、反○○って単純な考えに流されやすい)人たちが、世の中の七割ぐらいじゃないかと、僕は踏んでいる。だから、投票率が低いんだよ。
自分でモノを考えられなくて、人の意見に対して「違う」「そうは思わない」程度しか言えない人たちは弱者であろうから、責められない。でも、N国党はそういう「多数派」によって勢いを削がれつつある、と感じている。
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