■アゼルバイジャン旅行記-1■
2019年3月1日~8日まで、アゼルバイジャンに旅行してきました。
首都バクーに二晩滞在後、北にある小さな町シェキへ長距離バスで移動。二晩滞在後、ふたたび長距離バスでバクーに戻ってきました。
リアルタイムで「今日どんなことがあったか?」は、Facebookに投稿していたので、ブログでは別の視点から書くよう、試みてみます。
バクーとシェキしか行っていないのですが、全体の印象。
●3月上旬は、まだまだ寒い。僕はコートを持っていかなかったので、風邪をひいてしまった。
●物価は安い。バス代は0.3マナト(20円)。空港の自販機で2マナトの「バクーカード」を買い、5マナトほどチャージしておけば、心配なくバスに乗れる。古いバスの場合は、降りるときに小銭で払えば問題ない。古いバスは白色で小型なので、一目で分かる。
●外食しても、大衆的なケバブ屋なら7マナト(500円)で、お腹いっぱいの肉料理が食べられる。やや大きなレストランでスープ、サラダを頼むと、22マナト(1,400円)と、やや高い。
もっとも安いと思われるバス・ターミナルのハンバーガーは、コーラと一緒に買っても2マナト以下。
●スーパーでロング缶で売られているビールは、安いのが1.6マナトぐらい。
●タクシーも安い。バクー市内でのちょっとした移動なら、5~10マナト(300~600円)。市内から空港へは20マナト(1300円)。ボッタくるタクシーは、僕は出会わなかった。多めに渡そうとしても「いらない、これで十分」と、受けとってくれない人さえいる。
しかも、タクシーはどこでも停車しているので、探すのに困らない。
●大きなレストラン、ホテル、有名な観光スポット以外では英語は通じない。しかし、それで困ったことは一度もない。
●「とにかく女性が美しい」と聞いて旅する気になったのだが、男性が人懐っこくて、アホではないかと思うほど陽気。女性で明るい人というのは、見かけなかった。
■3/1~3/2 深夜2時半、アブダビ経由で
僕はアブダビ経由でアゼルバイジャンへ行ったので、その話からしますか。
ギリシャへ旅行したとき、なんと24時間も便が遅れたエティハド航空、今度は一時間の遅れ。深夜2時半頃にアブダビ国際空港着。ホテルへの送迎車を頼んであったのだが、一時間も遅れたせいか、誰も現れず。
やむなくタクシーで、予約してある“Premier Inn Abu Dhabi Int Airport”へ行こうとしたら、「ハハハ、歩いていけるよ」と運転手が背中を叩いた。空港内にあるので、夜中3時でもレセプションはおろか、食堂まで開いていて、にぎやか。2時間程度だったか、濃い密度で睡眠できた。
翌朝、朝食をとろうとしたら、「あなたの部屋番号は登録されてない」と言われる。レセプションで確認したら、追加で朝食代を払ってくれれば、それで食べられるという。
しかし、レセプションから送迎車を出してくれるはずのアルファ社の紙を渡される。送迎といっても、わざわざホテルの外へ出て、一分ほど走るだけではないだろうか……約束の7時より早くチェックアウトしたので、送迎車は使わなかった。
もっとよく調べておけば、送迎など頼まなくても良かったのだが……8000円以上も損してしまった。
アブダビを10時台に離陸すれば、アゼルバイジャンの首都バクーへは13時台に着く。
しかし、蒸し暑いほどのアブダビとバクーの気温差は猛烈で、バクーについた途端、ガチガチと寒さに凍えはじめる。
ヘイダル・アリエフ国際空港は、アール・ヌーヴォー調だ。大きくはないが、清潔で静か。出て左側にバクーカードの自販機があるので、5マナトほどチャージしてからリムジンバスに乗る。リムジンバスでさえ0.3マナトだそうなので、公共交通機関は安い。
僕の泊まるホテルは中心街から離れているため、適当な場所で降りて、すぐタクシーを拾った。裏通りの辺鄙な場所にあるため、高齢の運転手は40分も迷って(タクシー仲間や警官に聞いてまで)、ホテルへたどり着いた。10マナトと言われたが、迷わせてしまったので、12マナト受けとってもらった。
そして、ホテルの小さなドアをノックすると、息をのむほど色白の美女が顔を出した。
(つづく)
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