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2018年5月 2日 (水)

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荒唐無稽な絵で事実を伝える「ルパン三世 ルパンVS複製人間」の演出力【懐かしアニメ回顧録第41回】
51pyc4gyl今回は一日しか執筆時間がとれなかったので、やや早送り気味にメモをとりながら見ていきました。石川五ェ門が敵を斬ったとき、画面そのものを切って左右にズラす、その演出にピンポイントで着目することにしました。

画面を割ること自体には、元ネタというか先例があると思います。チェコ映画の『ひなぎく』なんかは、まさに画面を切り刻みます。ただ、五ェ門が斬った、敵に勝ったという流れの中で劇的に使っているから、価値があると思うわけです。


ここ何日かは、GWの中休みなので取材に行って、帰って仮眠してから、その日のうちに原稿をアップして各方面に送って、翌朝はラフと作品解説を書いて送って……と密度の高い日々をすごしていました。
雑誌は、あとモデルグラフィックスとホビージャパンが残っています。どちらも連休明けに撮影です。片方は、静岡ホビーショーを前にして、インタビューが決まっていないという状況です。

あと、地元でアニメのパネル展をやります。その準備を4連休に当てたい。
ただ、版権元から最終確認と画像素材が来ていません。そういうときは、最低限の素材で何ができるか、バックアップを考えます。雑誌も同じです。「これがなければ、まったく何も出来ない」なんてことはないはずです。取材がないならないで、考察を書くなりすればいいわけです。

今は、決断力があって、シャキシャキと事態を前に進める人たちとばかり仕事できているので、ストレスはないです。自分に裁量権があるかぎり、僕は徹夜もします。そのあとで8時間ほど寝られると分かっているからです。誰かに「徹夜しろ」と言われたら、もちろんやりません。


おかげで、ぜんぜん映画を見られていないのですが、その代わりに「Nintendo Labo」を買ってきました。僕は離婚した13年前にゲーム機を捨てて、ずーっとゲームと無縁の生活を送ってきました。中毒になるのが分かりきっていたから。
31740077_1689056367854937_889015061だけど、「Nintendo Labo」はプラモデル的にヤバイよ、とプラモデルづくりの人から聞かされたので、いきなり4万円ほど投資して、その価値は十分にありました。

まず箱を開けると、「ソフトを起動させれば分かるよ」で、余計な注釈や説明が一切なし。あと、「ここは慎重にヨロシク」。ユーザーとの距離感が密接。ひとつでもパーツが出来たら「よし、よく頑張った!」と誉めてくれる。はい、プラモデルの説明書には一切書かれていないことばかりですね。

「Nintendo Labo」は作りかけのパーツを360度、モニター内で回して見ることができます。気のきいたプラモデル、たとえばバンダイのプラモデルなら「別の角度から見た図」が載っていて、それで十分です。しかしスケールモデルの説明図は、「別の角度が見るとどうなるか」「一連の作業を終えると何が出来るのか」、提示できていません。フジミ模型さんの艦NEXTは、パーツを組み付けおえた全体像をポイントごとに載せているので、勉強なさっているんだと思います。

だけど、プラモデルを作っても、プラモデル・メーカーは誉めてくれません。プラッツさんの『ガールズ&パンツァー』のキットだと、キャラクターが説明図の中から誉めてくれますかね。まあ、ユーザーとの距離感をもっと詰めてほしいと、いつも思っています。
だって、「Nintendo Labo」で名前を入力しておくと、「●●よ、お前の作っているところ、ぜんぶ見ていたぞ!」って話しかけてくれるんですよ。泣くかと思いました。もう、初めて道具に触ったサルですよ。僕には、プラモデルの説明図が「Nintendo Labo」を真似しない理由が思い当たらないです。
プラモデルには、他のメディアとタメを張ってほしいんです。ゲームも面白いが最近のプラモも面白いんだな、という状況は可能なはずです。今のプラモは、ユーザーに努力を求めすぎだし、「パーツ数の少ないスナップフィットでも組んでろ」では何も解決しません。


もうひとつ、「Nintendo Labo」ってガンダムっぽいんです。アムロが初めて乗ったときって、こういう感じだったのかも知れない。「武器ないのか、武器は?」とアムロがコクピットで言うと、おそらくガンダムのマイクが音声認識して、ピコーンとビームサーベルの位置を示してくれる。そうやって、解釈がアップデートできてしまう。
『機動戦士ガンダム』って技術論、インターフェース論でありつづけている。子供にも分かるような平易なインターフェースの兵器が量産されたら、そりゃあジオン軍は負けますよ。そういうストーリーだったんじゃないか、最初の『ガンダム』って?というように、斜めの方向から斬り込んで、考えていきたい。あれもこれも、すべて。

まあ、そんなこんなで。僕は犬や猫が、最後の瞬間まで自分が死ぬなんて露ほども思ってなくて水を飲みに歩いて行く、そういう生き方をしたいんです。

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