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2017年11月12日 (日)

■マルタ旅行記-6■

■11/5-1 青の洞門
ホテルの朝食時、窓から見える朝の空が美しかった。Kimg0728
最高気温22℃とのことだが、朝晩は涼しい。

さて、何はともあれ、マルタ本島では青の洞門(Blue Grotto)へ行こうと決めていた。
スリーマからヴァレッタのバス・ターミナルへ移動。74番バスで行けると聞いていたので、運転手に「Blue Grotto」と書いたメモを見せて、確かめる。
ところが、74番バスは青の洞門の近くにあるハジャーイム神殿、イムナイドラ神殿を過ぎて、終点まで行ってから引き返しはじめた。「ちょっと待って、青の洞門はどこ?」と運転手に聞くと、「着いたら言うから、座って待ってて」と落ち着いている。
そして、「ここだよ」と降ろされたのが、ネットで見た情報とはまったく違うバス停の名前。
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ここで降りれば、ハジャーイム神殿、イムナイドラ神殿にも歩いていけるらしい。
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そして、前を歩くカップルのあとに続いて、それっぽい道を歩きはじめた。
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しかし、結局はさっきの道路に戻ってくるのだから、こんなゴツゴツした道を歩くことはなかったのだ。
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この左下へ降りると、青の洞門である。公衆トイレの前にはオバサンが座っていて、なぜか小銭を入れる箱が置いてある。僕は50セント硬貨しか入れなかったが、2ユーロも入れてる人がいた。ただ座っているだけの人に、なぜ小銭をやらねばならんのか。実に感じが悪い。
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青の洞門はオフシーズンのため、遊覧ボートは休み(なのではなく、ちゃんと営業していたと帰国後に知った。乗り場と展望台を見つけられなかった僕が悪い)。ちょっとガッカリであった。
しかも、次の目的地であるハジャーイム神殿、イムナイドラ神殿へ向うバスは、40分たたないと来ない。歩いていくと迷いそうなので、近くのカフェでビールを注文して、バスを待つ。3.50ユーロ、さすが観光地は高い。
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もう一本、小さい缶のビール(1.70ユーロ)も追加して、バス停に向う。どうしても不安なので、本当にハジャーイム神殿、イムナイドラ神殿に行くのかどうか、運転手に確認してしまう。

■11/5-2  ハジャーイム神殿、イムナイドラ神殿
神殿の入り口に大きな看板があったので、「ここで停めて」と声をかける。なぜなら、バス内の降車ボタンが作動しなかったからである。
ともあれ、入り口で10ユーロのチケットを買って、ハジャーイム神殿、イムナイドラ神殿へ向う。
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まずは、ハジャーイム神殿。ジュガンティーユ神殿とは違い、近代的なテントに保護されている。
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風雨で削られていった部分もあるだろうけど、一種のキャラクター性すら感じる巨石の造形と配置。
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「これしか出来なかった」のではなく、「あえてこうした」ようにしか見えない。どの石をどこに置こうか、徹底的に吟味したはずだ。

ハジャーイム神殿から長い道を歩くと、イムナイドラ神殿がある。歩くのがキツい人のため、小さな車も走っている。左右の険しい場所も歩けるようになっているけど、ただ歩きづらいだけなので、オススメはしない。
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石と石の隙間に、ぎっしりと石を詰めて強度を持たせるのは、模型的な発想でもある。
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このように、下のほうは大きな石を、最上部は人が歩くので平坦な石を配置している。力技ではなく、明らかにデザインされている。
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青の洞門の近くでバスを待っているとき、日本人の女性が2人いた。髪型や服装ではなく、ちょっとした仕草やポーズから日本人と分かる。なぜかといえば、日本の住環境、国土の広さなど(地図で見た日本の形だとか)が身体感覚や時間の概念を決定しているから“伝わる”のではないだろうか?
「バスを待つ」なんていう余白の時間には、露骨に身体に宿ったメカニズムが現れると思う。二人で立ったときの距離とか、言葉を発する間合い。百年はただの百年として固定されているわけではなく、体の動かし方によって一万年にも百兆年にもなるのではないか。
これら二つの神殿のあいだで、車座になってチャネリングをしている人たちがいて、そっち方面には行きたくないが、まあ百語のうち一言か二言は、彼らの信念の中にも真実は含まれているだろうと、そんなことを石の近くで考えた。

しかし、これだけで帰らず、さらにバスを乗り継いで、古都ラバトとイムディーナへと向う。

(つづく)

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