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2017年11月11日 (土)

■マルタ旅行記-5■

■11/4-1 スリーマへ
ゴゾ島を離れて、マルタ島へと移動する。フェリー代は4.65ユーロ、現金のみ。チケットを入場口でかざして、青いランプが点灯しているうちにゲートをくぐる。この通り方が分からずにもたついていたら、黒人のお兄さんが「こうだよ」「ちょっと早いから、もう一回」と、親切に教えてくれた。
また、フェリーに乗る前に自販機でジュースを買おうとしていたら、後ろからおじさんが「ここにコインを入れて、こうスライドさせるんだよ」と教えてくれた。こういう旅をしていて、人間を嫌いになれるわけがない。
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ファンタって子供の飲み物かも知れないけど、そんなことは気にしない。フェリー内でサンドイッチも買う。

ゴゾ島に来るときは首都ヴァレッタに寄らず、空港から直接チェルケウアの港まで来たので、ヴァレッタのバス乗り場は初めて降りる。
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詳細な案内板はあるし、係員の人が「何か困りましたか?」と聞いてくれるのだが、スリーマ行きのバスがない(というか表示された時刻になっても、ぜんぜん来ない)。
なので、いちど空港まで行ってから、あらためてスリーマに行くバスを探した。現金が心もとないので、ATMで250ユーロ、引き出した。
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これがスリーマ。海沿いに、どこまでも遊歩道が伸びている。クロアチアの港町リエカで感じたような、何がどうというわけではないのだが、ざわざわした若々しい開放感。
大きくはないが小奇麗なホテルは、バス停から徒歩数分という絶妙な立地であった。レセプションの対応もしっかりしていて、気持ちがいい。

■11/4-2 巨大なショッピングセンター

子供たちへの配慮も欠かさない、遊び好きの町、スリーマ。通りでは、平日昼間から人々がぶらぶらと散策している。面白そうなレストランもあり、商売っ気が漂っている。
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というか、マルタ共和国はあちこちに子供用の遊び場があり、オモチャ屋はどんな小さな町にもある。大人向けの模型店(ミニカーが主ではあるが)も、頻繁に見かけた。

スリーマに隣接した町、セントジュリアンズまで足を伸ばしてみた。だが、どうもピンとこないので、スリーマ側へ引き返す。
そこから先はトンネルになっていて、もう人は通れない……という場所から、歩行者用の通路が伸びていた。
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駐車場まで完備した、巨大なショッピングセンターへの入り口であった。おそらく正面入り口は海側とは逆方向に大きく開けているのだろう。
中には洋服店はもちろん、美容室もある。本屋で、模型雑誌を買ってみた。7.80ユーロ。
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本屋のメガネのお姉さんが、カードの読み込みがうまく行かず、「もう一度トライしてみます」。そして無事に会計できると「オーケー!」と親指を立てて、「バイ、サー」と笑顔で言ってくれた。なんとキュートな人だろう。

この手の施設によくある、死ぬほど広大なスーパーもあったので、夕飯はここで買おうと決める。
惣菜パンとビール。こういう大型店舗はビールが安いので、二日分買っておく。
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CISKビールの500ml缶が、たった1.24ユーロ。座席のあるようなカフェで買うと3.90ユーロもするので、座席のない小売店で買うことを覚えた。上の写真すべてで、11.64ユーロ。しかも、カードが使える。

夜中、マンションの電気ストーブがつけっぱなしになっている気がして、データローミングをONにしてスマホを検索してみた。もちろん、三鷹で火災が起きたという情報は見当たらず、部屋のストーブは切ってあった。
しかし、そういうセコい不安と「マンションが全焼しようと、関係ないや」という投げやりな気持ちがアルコールによって攪拌されていくのであった。

(つづく) 

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