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2017年11月11日 (土)

■マルタ旅行記-2■

■11/2-4 夕陽
まだ明るいので、ゴゾ島の中心都市、ヴィクトリアへ向う。先ほども書いたように、シュレンディとヴィクトリアを結ぶバスは一時間に一本しかないが、起点と終点なので、まちがったバス停で降りてしまうことはない。すべてのバスは、必ずヴィクトリアを経由する。

バスを待っていると、ナイジェリア人の女性が話しかけてきた。「バスは何時に来るのか」「今は何時なのか」、どちらを聞かれているか分からず、スマホの時計を見せながら、あれこれと説明する。説明が下手だったので「すみません」と謝ると、「いいえ、楽しかった」「ここへはラグーンを見に来た」と笑ってくれた。
30分ほどでヴィクトリアへ着く。バス停の場所を忘れないようにしながら、寂しい路地を選んで歩いた。
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ローマ・カトリック教徒がほとんどなので、いたるところに教会があり、民家にもこのようなレリーフが頻繁に見られる。いい具合に、日が傾いてきた。
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帰りのバスの中からの夕陽は、まるで卵の黄身を空に浮かべたような美しさだった。バスの中で女の子が立ち上がって写真を撮っていたが、運転手が「危ないから座って」と言うように手を広げた。
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バスがシュレンディに着くころには、夕陽はものすごい早さで沈んでいった。明日こそは夕陽を見ながらレストランで食事しようと決めて、町にある小さな店でビール、ミートパイとソーセージドーナツを買って帰り、ホテルのベランダで食べる。
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海外ではいつものことだが、夜7時か8時に眠くなってしまう。その国独自のドキュメンタリー番組を見ながら寝るのが好きなのだが、テレビのリモコンが壊れていた。

■11/3-1 遊歩道
翌朝、朝食の前にホテルの周囲を歩いてみる。海沿いの遊歩道で、近所の人たちが犬を散歩させていた。夜と朝は、やや肌寒い。
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シュレンディ、寂しいけれど、美しい町だと思う。
朝食は、スクランブルエッグやゆで卵も並んだ、とても良いものだった。食器を返しに行くと、係のお姉さんは最高の笑顔で「サンキュー!」と受けとってくれた。老若男女問わず、笑顔は人を明るくする。

■11/3-2  気をつけて!
バス停で一時間に一本きりのバスを待っていると、同じシュレンディの別のホテルに泊まっている日本人女性と、再び会った。僕は白タクの運転手にしつこく「バスの行かない場所も案内するよ」と誘われて、困っていた。女性は英語で「高すぎるわよ!」と言って、追い返してくれた。
その女性となんとなく、ホテルの感じや朝食が良かったかどうかの話をした。相手も僕も「~だよねえ」とタメ口をきいていたのだが、年上の人に失礼な気がしたので、「~ですよね」と言い換えた。すると、女性も丁寧語に切り替えてきた。こういう心の機微、距離感の再設定は、けっこう好き。ヴィクトリアにバスが着いた後、「じゃあ、気をつけて!」と女性は元気に言った。去り際も上手い。僕もあわてて、「気をつけて!」と声をかけた。
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ヴィクトリアのバス停近くでは、野菜などを売っていた。マルタ本島の首都ヴィクトリアのバス・ステーションでは考えられない、のどかな光景である。

そして僕は、ジュガンティーヤ神殿を見るため、322番のバスに乗る。『地球の歩き方』の読者情報によると、Tempjiというバス停で降りることになっているが、これが間違っていた。

(つづく)

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