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2017年8月20日 (日)

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ホビー業界インサイド第26回:バンダイ ホビー事業部に聞いた、「初音ミクのプラモデル」が発売されるまでの表の事情、裏の事情
T640_735538いままで模型誌が取材していそうで取材してこなかった、「フィギュアライズ・バスト」シリーズの企画担当者さんにインタビューしてみたら、美少女キャラが大好きな女性の方でした。
本当に好きな仕事を語るとき、人は誰でも生き生きとするものです。


しかし、メーカーが工夫して独自の技術を使っても高品位モデルを発売しても「なぜこんな余計なことをする?」「こんなに高いプラモデルを誰が買う?」と、自分の主義・事情に引き寄せて、だらしくなく開きっぱなしの口から動物的な文句を垂れ流す人たちもいるわけで。
そういう人たちは、自分がかわいいだけであって、文化や社会を良くしたいわけではないんですね。相手に無限の誠意と努力を求めて、それによって自分の気分が良くなれば収支トントンだぜ、我慢してやるよって人たち。

僕は、「こんな面白いものがあるなら、世の中、捨てたものじゃないな」と思いたいですけどね。


高校か大学のころ、吉祥寺のイトーヨーカドーに入店しようとしたら、扉がガラス製なので、ツエをついたお婆さんが、お店から出てこようとしている姿が扉の向こうに見えた。
ガラス扉はすごく重たいので、お婆さんが通るまで扉をあけて待っていたら、後ろから「行け!」という声がした。サラリーマンの男性だった。
無視して、お婆さんが通るのを待ってから通ったら、その男性は「早く行けよ」と捨てゼリフを残して、俺を追い抜かしていった。
あるいは、俺が扉を開けたら、うすら笑いを浮かべながら、ヒョイと追い抜かしていく男性もいた。たかが重たい扉を開けるだけとは言え、他人の労力にタダ乗りするのがカッコいい、弱者を追い抜かすのがカッコいいと思ってるんだろうな。こいつらのようにはなるまい、と思いましたね。

そして、先日。近所のクリーニング屋で前の人が会計を終えるのを店外で待っていたら、「どうして、外で待ってるの?」と、後ろから声をかけられた。いきなりタメ口で。
狭い店だから、前の人の真後ろで待っていたら、急かしているようで自分も相手もイヤなわけです。だから、外で待っていた。
ところが、俺の順番が来たら、その男性は俺の背中にくっついて、一緒に店内に入ってくるわけです。だから、それをやられると気分が悪いから、俺は前の客の背中にはりつくようなことはしたくなかったわけです。
僕がひとつゴミを拾うと、その場にゴミを投げ捨てていくヤツがいる。それでも、あきらめずにゴミを拾おうと思う。そうすることでしか、世の中の空気は良くならない。


僕をいつも未知の世界へ連れっていってくれる友人、内田さんの貧乏自転車旅行()。
内田さんは他人ばかりか、犬や猫にまで気をつかっているのですが、このジャンル(自転車旅行しながら自撮り)にも、いろいろな人がいるようで。

内田さんの動画はストイックで、まったく不愉快になることはないので、眠れない夜にでも見てください。

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