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2016年12月12日 (月)

■1212■

ホビー業界インサイド第18回:フィギュアショップの提案する、造形作家とファンとの幸福な出会い 豆魚雷・原田プリスキンインタビュー!
T640_717088レジンキットを手で組み立てて塗装し、それを完成品として販売する……ビジネスとしては、かなりハイリスクです。
しかし、「限定一個でもいいから販売したい」気持ちは痛いほど分かるし、作家も買い手も、誰も損をしない世界を構築できるなら、それはそれで美しい姿だと思いました。

模型関連では、以下のブログは必読。
あなたは下乳と横乳の境界をその目で見たことがあるか(あるいは、腰と尻の境目の話)。
この人はランナーフェチでも変態でもなくて、単に、プラモデルのアーキテクチュアルな魅力を伝えたいだけです。……というか、自分が何を見たのか、発見したのか検証せず、感情的に「好きだ」「ダメだ」と、みんな結論を急ぎすぎ。
完成させたあとの写真だけパカパカ撮って、「いいキットでしょ?」というレビューも、多すぎです。


レンタルで、ハインライン原作の『プリデスティネーション』。
201502260010000view1985年に発明された、ダイヤル式のタイムマシンが登場し、1960~70年代を行き来する、レトロ風味のSFサスペンス……いや、SFというよりは、物語の奇妙な循環構造に頭脳をのっとられる、迷路のような映画。
1960年代に宇宙飛行士を養成する名目で、女性ばかりが集められる。現実には、そんな組織も会社も存在しなかったはずなのだが、この映画は、お構いなしにレトロ・フューチャーなデザインの宇宙旅行シミュレーターを登場させる。物語のバックボーンに、ありきたりなリアリティを敷いていないところが、カッコいい。

何よりも、これは「顔」の映画だ。年齢や性別を超越したひとりの主人公を、ひとりの俳優が、あるいは複数の俳優が、さまざまなメイクでバトンリレーのように演じていく。
映画の最初では、複数の「顔」を、バラバラに認識している。もちろん、混乱する。俳優の「顔」を眼が識別するうちに、脳が「これはひとりの人物だ」と類推していく、その過程が面白い。


「コードギアス」イベント、公式が「ネタバレ厳禁」と念を押すも速攻でネタバレ記事が出回る 公式「オタク.comとはちま起稿には厳重注意する」(

『シン・ゴジラ』のラッシュ試写では、「コレとコレについては、公開まで触れないでください」「○日の○時になったら、試写会のことを書いても可です」と、誓約書をかわした。それぐらい定義を明確にしないかぎり、情報の漏洩をふせぐことは不可能だと思う。
「ネタバレ」という俗語に、何らかの強制力を期待しているとしたら、かえって危険な気がする。試写会で「ネタバレはご遠慮ください」などと言われた場合、僕はもう、映画のタイトルすら、ネットには書かない。後から、あれこれ注意されたくないから。すなわち、「話題にすらしない」。

「私たちが言ってほしくない情報を、なんとなくモヤッと察して、口外しないでください」という漠然とした願望を、「ネタバレ禁止」と言い換えて他人の自由を拘束できると本気で思っているとしたら、ちょっと怖い。
社会の裏側に、「他人に言うことを聞かせた側の勝ち」といった、パワハラ的な願望が渦巻いている……と、たまに感じる。仕事でパワハラ的な言動をとられたら、僕は全速力で逃げ出すようにしている。

(C)2013 Predestination Holdings Pty Ltd, Screen Australia, ScreenQueensland Pty Ltd and Cutting Edge Post Pty Ltd

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