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2016年9月25日 (日)

■0925■

モデルグラフィックス 2016年 11 月号 本日発売
0000000032822組まず語り症候群 第47夜
今回は、トランペッター社の1/35コンテナです。

「いよいよ、ゼーガペイン アルティールの魅力を語るときが来たようだな。」
プレミアム・バンダイの「1/72 ゼーガペイン アルティール」にかこつけて、テレビ版『ゼーガペイン』と来月上映の『ゼーガペインADP』について、カラー1ページで語っています。
ダメモトで「半ページ、もらえません?」と相談したところ、1ページもらえました。

ホビー業界インサイド第15回:株式会社アイジェットに聞く、3Dプリントサービスとの“賢いつきあい方”
企業向けに3Dスキャン&プリント・サービスをしているアイジェットさんに取材しました。ツイッターで見つけて以来、ずっと気になっていた会社さんです。


昨日24日は、全日本模型ホビーショーにて、マックスファクトリー主催のトークイベント【美少女Cr0uqg5umaamsrz プラモ最前線 金型に込めた「カワイイ」への祈り】に、ゲスト出演。司会は、玩具・ホビー関連のイベントではおなじみの五十嵐浩司さん、そして当イベントの発揮人でもある高久裕輝さんも出演しました。

そもそもは、自社でminimam factoryなる1/20スケールの美少女フィギュア開発に関わっている高久さんから、「バンダイのフィギュアライズバスト、コトブキヤのフレームアームズ・ガールと、三社三様に美少女プラモが併走している背景には、何が作用しているのか?」と、お題を振られたのがキッカケです。

僕は、80年代初頭に起きた美少女キャラのプラモデル化ブームを本にしました()。
しかし、80年代に発売された『うる星やつら』のラムちゃん、『魔法のプリンセス ミンキーモモ』と同社のフィギュアライズバストは直結しません。「インジェクション・キットだから」「プラモデルだから」で無理に直結させようとするのは、現状認識が足りません。不毛です。知識が足りなくても、認識の精度をあげることは出来るはずです。


たとえば、90年代生まれの若い世代は『うる星やつら』のプラモデルが発売された時代を知らず、幼いころに造形も塗装もしっかりしたガシャポンを、お小遣いで買っていたわけです。60年代生まれの我々とは、「フィギュア」に対する肌感覚がちがいます。
そこそこ出来のいいアニメ・フィギュアを、たった200円で買える時代があったのです。
PVC完成品も3,000円ぐらいから、高くても8,000円で買えたはずです。関節可動するフィギュアも90年代後半から2000年代前半に進化・発展し、安いものなら2,000円程度で買えました。
いまの美少女プラモデルは、あの夢のような10年間のインジェクション的再生なのです。

92年の『美少女戦士セーラームーン』放送による女玩の活性化(そのムーブメントの中での『セーラームーン』女児向けプラキット発売)、94年のマスターグレード発売と『スポーン』の日本上陸とHGガシャポン発売、翌年の『新世紀エヴァンゲリオン』放送による異業種からのフィギュア商品参入、97年の超合金魂発売あたりから話を始めないと、「フィギュアライズバストを発売している現在のバンダイ」には繋がりません。


一方で、コトブキヤやマックスファクトリーはレジンキットを販売していたメーカーであり、「キットから完成品へ」という伏流水があり、その流れの中で生じた「ソフトビニール→PVC」にいたる素材の変遷も、決して見のがせません。

フィギュアという単語が一般にも浸透したのは、90年代から00年代にかけてでしょう。
あの時期の一大オモチャ・ルネッサンスを省いて、いきなりラムちゃんから話を直結させるのは、あまりに乱暴です。ホビー業界には、言論が足りていないのです。
なので、今回のイベントは良い出発点だったし、今このタイミングで語ることができて、とても有意義でした。まだまだ、整理すべきことは、いっぱいあります。

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