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EX大衆10月号 発売中●機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ エッセンシャル・ガイド
4ページの紹介記事ですが、文芸評論家の藤田直哉さんに取材し、『鉄血のオルフェンズ』と現代社会の関わりについて、語っていただきました。
たとえば、60年代の学生運動のころと国会前デモとでは、お互いの人間関係について、もっと繊細で複雑になっているのではないか……といった話が出てきます。
そうした切り口からアニメが語られる機会が、もっと増えてもいいと思います。
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【備忘録】インターポール(ICPO)が支持する『児童を性的搾取及び性的虐待から保護するための用語ガイドライン』策定までの議論と経緯勉強の記録 #児童ポルノ x #児童性虐待記録物(■)
参議院議員秘書の経験もある翻訳者、勝見貴弘さんによるインターポールの声明の抄訳まとめ。勝見さんのツイートで、以前、僕が行った署名活動に言及しているとのことで、教えていただきました。以下、勝見さんのツイートからの引用です。
「日本の法律でいうchild pornography (児童ポルノ) は、米国の法律では同様に表記とされるが、国際刑事警察機構 (INTERPOL) やEUROPOL、オーストラリアやタイ等の国では、"child abuse material (児童虐待記録物) " と表記される。」
撮影過程に盗撮や性暴力などが関与しているものは、「性欲を興奮させ又は刺激するもの」でなくとも処罰対象にすべきと、僕は考えています。なぜなら、あきらかに性暴力をふるわれている過程で撮られた写真でも、「顔」だけを撮ったものは(性欲を刺激しないため)禁じられていないからです。
(“児童ポルノ撲滅”を訴えている人にかぎって、この「性暴力をふるわれている顔写真は現行法では取り締まれない」事実を無視します。「ポルノじゃないなら、顔写真ぐらい我慢しろよ」とでも思っているのでしょうか。)
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そして、僕の署名に賛同したばかりに、ゆうきまさみ先生が、ひどい暴言を浴びていたことを知る……。
まなざしカバ「恥を知れ!!!!お前が受け取る金銭には子供の血と涙が付いている。」(■)
署名の告知チラシに、お名前を使わせていただきたいと申し出たときも、ゆうき先生は何もおっしゃらなかった……。
お恥ずかしい。ご迷惑をおかけしました。
そして、矛盾したことを言うかも知れないけど……ポルノ漫画でもイメージビデオでも、AVでも何でもいいよ。どうしても気に入らない、許せないなら、メーカーや出版社に抗議するなり、もっと実効的・建設的な方法があるだろう。匿名で、ネットでわめき立てるよりも。
そのとき、メーカーや出版社の考え方を、よく聞いてみればいい。僕も、自分と考えのちがう国会議員や警察の人が、何をどんな風に考えているのか、なるべく直に聞いてきた。
得られた成果は大きいとは言えなかったけど……単にクレームを押しつけるだけではなく、自分自身が啓発されなければ、あらゆる行動は空しい。ちょっとでもいいから、相手に学ぶ。ちょっとでも、昨日よりはマシな人間でありたい。誠実になりたい。
崖というのは、登るときは一歩ずつ、ちょっとずつ。だけど、堕ちるときは一瞬です。
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