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2016年9月13日 (火)

■0913■

峯岸みなみに道重さゆみも…DMMが18歳未満イメージビデオを一斉削除

先日のブログを書いた翌日、このニュースを知りました。
峯岸みなみさんも道重さゆみさんも、名前を存じあげなかったのですが、記事中には「削除された動画のなかには、女優の蒼井優のほか峯岸みなみ、道重さゆみといった有名アイドルが18歳未満当時に撮影されたDVDも含まれており、彼女らが18歳になるまでの作品の一部が封印されたこととなる。」とあります。

蒼井優さんが『リリイ・シュシュのすべて』で、映画に初出演したとき、彼女は16歳でした。
蒼井さんが18歳未満のときに出ていたイメージビデオが削除されたのであれば、18歳未満のときに出ていた劇映画も、削除されかねません。

そこで、DMMに「報道は事実なのか」「事実だとしたら、イメージビデオと劇映画の違いは何か」とメールで問い合わせたのですが、「弊社での取り扱いを終了とさせていただきました商品の基準等につきましては情報を公開しておりません」との、テンプレな返答がかえってきました。

不誠実な会社だと憤慨して、DMMを退会したのですが、手続きの過程で、二度ほど「配信サービス(AKB48グループ、動画)が利用できなくなります」と引き止めてくるんです。なぜ、AKB48を強調するんでしょうね?
NPO法人の圧力に屈して、アイドルの出演しているビデオを削除したくせに、まだアイドルで稼ぎたいわけですね。


合法的なイメージビデオが削除された(非合法なものと一緒くたにされた)以上、合法的な劇映画が「上映禁止」「視聴禁止」になる状況は、すでに現出していると思います。
DMMは『リリイ・シュシュのすべて』は扱っていないようですが、同じことです。発言力の大きなNPO法人が抗議すれば、どんな映像作品でも視聴の機会が奪われることが、これでハッキリしたわけです。

個人のフィギュア・ブログをGMOメディアが広告主の圧力で削除したとき()も、理由は「児童ポルノまたは それに類する疑いのある内容」でした。
今回、NPO法人ヒューマンライツ・ナウは「児童ポルノないし児童ポルノと疑われる作品」という言葉を使っています。
「疑わしい」から、非合法であろうが合法であろうが、一緒くたにしてしまえ。そういう提言をしているわけです。文化の破壊者ですね。

それとも、劇映画は文化で、イメージビデオは文化ではないのですか? 一般向けの漫画は文化で、18禁エロ漫画や18禁同人誌は文化ではない?
「ここまでは文化だが、ここから先は文化ではない(ので規制すぺき)」と、NPO法人が決め、業者がそれに従ったのが、今回の状況だと僕は解釈しています。
この状況がまかり通るなら、もう法律はいりません。


「でも、着エロのイメージビデオと、映画館で上映する映画は別だろう」と思いますか?
フランス映画『ヴィオレッタ』は、映画倫理委員会に「児童ポルノなので、審査できない」とされ、3年間の間、日本では公開できませんでした(海外では一般公開)。
「児童ポルノ」「児童ポルノと疑わしい」と唱えれば、一般映画でもお蔵入りにできるのです。(『ヴィオレッタ』に関しては、「創」誌2014年7月号で、映倫と配給会社の双方に徹底的に取材しました。現在、『ヴィオレッタ』はレンタルDVDでも視聴可能です。)

『リリイ・シュシュのすべて』の岩井俊二監督作『スワロウテイル』には、当時16歳だった伊藤歩さんのヌードが出てきます。僕が「児童ポルノではないのか?」とNPO法人に訴えれば、全国のレンタル店から抹消可能でしょう。今の状況ならば。
映画だけではありません。フィギュアでもアニメでも、大きな団体が圧力さえかければ、なんとでもどうとでも規制できてしまうんじゃないでしょうか。「また大げさな…」と笑われるでしょうけど、規制できない理由がどこにありますか?

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