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2016年3月27日 (日)

■0327■

アニメ業界ウォッチング第19回:ガンダムからジブリ作品まで、声優の演技を裏で支える音響監督、木村絵理子インタビュー!
T640_703116以前から、ずーっと気になっていた方です。とくにコネやツテもないので、東北新社さんにメールしたところ、広報の方が取材の段取りをつけてくださいました。

自分の気になっている方に、ストレートに会いにいく。駆け引きがなく、すがすがしい体験です。


署名キャンペーン、「フィギュア趣味は、犯罪ではありません。」()、受け付け終了しました。最後の最後で伸びて、目標人数をうわまわる全1,215人。

これまで表現規制に反対してきた方だけではなく、模型やドールを趣味にしている方が、たくさん加わってくれました。ザッと署名簿に目をとおすと、女性がとても多いです。「フィギュアなんか集めてるのは、モテないオタク男だけだろう」、それは時代錯誤な勘違いです。
たくさんの賛同をいただきましたが、ここから先、警察署までの道のりは一人です。


レンタルで、ホラーコメディ『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』と、黒澤明『虎の尾を踏む男達』。
Original『虎の尾を~』は、大学の講義で見たが、誰もが「黒澤映画なのに面白くない、難解だ」と首をひねっていた。僕も当時は難しい映画だと思っていたのだが、歌舞伎をベースにしたセリフ回しに気をとられたせいだろう。今回はバッチリ、緊張感も笑いも味わえ、たいへん充実した時間をすごせた。
『一番美しく』もそうだったが、「個」対「群」とも言うべき構図が、メリハリを生む。山伏に化けた源義経たち一行が、関所を通り抜けようとする。が、あともう少し……というところで、敵に呼び止められる。その瞬間、一行を囲んでいた兵たちが、いっせいに槍をかまえる。パッ!と扇を広げたような鮮やかさ。もう、絵のように素晴らしい。荒々しく、美しい。

弁慶が、白紙の巻物をもっともらしく広げて、暗記で「勧進帳」を読みあげるフリをする。
そのシーンは非常に長いのだが、いらだって刀を抜こうとする敵、ハラハラして気が気ではない強力(エノケンが演じている)のアップだけで、丁寧にカットを重ねていく。役者の目線と細かなカットワークのみで、熾烈な「アクション」が生じる。どういうわけか、震えるぐらい感動する。涙すら浮かんでくる。

黒澤明の映画には、映画を映画たらしめる、屈強な原動力がある。エンジンがむき出し、という感じだ。だから、見ていて安心する。堂々としたつくり方を見ていると、心の芯から勇気がわいてくる。


いま、考えられないような理不尽な事態に見舞われている。
昨年の秋、僕の仕事上の盟友ともいうべき男が、やはり「そんなことあり得るのか?」というぐらい、ひどい目にあわされた。誠実さで仕事をやり抜こうとすると、組織をバックにした狡猾な連中に、必ず、間違いなく足をすくわれる。「さあどうぞ、背中から切ってください」と鷹揚に構えていると、本当に背中からバッサリやられる。「そこまで卑怯で、よく恥ずかしくないな!」と、こちらは唖然としてしまう。

昨夜は、あまりのことに酒を飲んで眠り、体を壊してしまった。
誠実なだけでは、仕事はできない。「大人の事情」というのは、ようするに「子供のわがまま」。相手は組織や肩書きをタテにして、正面衝突を避けようとする。これでは、正々堂々とふるまった側の負けではないか。

(C)1945 東宝

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