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2015年10月26日 (月)

■1026■

モデルグラフィックス 12月号 発売中
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●廣田恵介の組まず語り症候群 第36夜
今回は連載3周年でもあるし、見開き2ページ、いただきました。
ダンボールいっぱいに脈絡のないキットの詰まった箱を、ヤフオクで落としたのですが、そのうちいくつかのキットが、役に立ってくれました。

この連載は、ちょっとしたトラブルが発生したとき、当時の副編集長が、「いっそ、廣田さんの連載をはじめてしまおう」と、前向きに事態の解決をはかったことから、始まりました。
立ち止まらず振りかえらず、「新しい課題に熱中する」ことで、発展的に問題解決する攻めの姿勢には、おおいに感心させられました。


レンタルで、『リロ&ステッチ』。クリス・サンダースの監督デビュー作なので、興味がわいた。
Mainクリス・サンダースといえば、セクシーな水着のお姉さんのイラストばかり、山ほど描いている人だ。そのイメージで見ると、なるほど、リロのお姉さんは、かなりグラマラスに描かれている。

しかし何よりも、魚類を思わせるエイリアンたちのデザインが良かった。宇宙船も、クジラやエイを思わせる秀逸なデザイン。光線銃から光ではなく、液体が飛び出す世界観と、よくマッチしている。
どこまで、クリス・サンダースがコントロールしたのか分からないが、ダンスやサーフィンのアニメーションや、ギャグのセンスも、垢抜けている。ドラマの解決のさせかたも洒脱で、ディズニーらしくない。つまり、様式化されていないのだ。

クリス・サンダースのように、あきらかなフェティシズムをもった作家(とにかく、ビキニ姿の美女ばかり、大量に描いている)が、世界に通用する作品をつくった、その幅の広さがすごい……というより、僕は自分の認識と、作品の成果とのズレを楽しんでいる。
(自分の視野の狭さすら、それを自覚すれば、むしろ楽しみに転化すると思う。)


……にしても、アニメ監督やデザイナーを「○○御大」だの「○○神」と呼ぶ人は、リスペクトの手抜きをしているというか、「自分は、その人のどこが凄いと思っているか」考えるのをサボっているのではないか。

「女子力」や「目ぢから」のように、スキルや魅力を、雑然と「あるか/ないか」だけで捉える傾向が、最近は強い。力を「工夫や研鑽によって獲得するもの」ではなく、「先天的に与えられるもの」と、受動的に考えているのではないだろうか。
(能力も運命も、あらかじめ決定づけられていた『ハリー・ポッター』が日本で出版されたのは、1999年のこと。)


昨晩は、KDDIを名乗る人が、「工事が終わったので、確認してほしい」と訪ねてきた。
よくよく話を聞くと、僕がケーブルテレビの回線に一本化しているネットや固定電話を、KDDIの回線に切りかえてくれないか……という営業であった。

もらった名刺を見ると、KDDIのロゴが刷られてはいるが、特約店から来たことがわかった。その特約店をネットで調べてみると、アルバイトや派遣社員の求人サイトにばかり、いきあたる。昨夜の営業マンも、派遣社員なのかも知れない。
それにしても、営業なら「工事の確認」などと言わず、「お得な話を持ってきた」と、はっきり言ってもらったほうが通りがいいのだが。

(C)desney

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