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2015年9月26日 (土)

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ホビー業界インサイド第3回:男性キャラ専門ブランド「オランジュ・ルージュ」の示すフィギュア・シーンの多様性
T640_688649男性キャラクター専門のフィギュア・ブランド「オランジュ・ルージュ」の担当者3名に、お話をうかがってきました。
この連載の第一回で、「男性キャラのフィギュアを買う女性ユーザー」の増加に気づかされ、それなら、本丸ともいうべき男性フィギュア専門ブランドに、取材してみたわけです。
すると今度は、「男性キャラのフィギュアを買うのは、なにも女性だけではない(男性ユーザーも男性フィギュアを買う)」現実が、浮かびあがってきました。

フィギュアは、(教養的な側面のあるプラモデルとは少し違って)「嗜好」の最優先される世界だと思います。だからこそ、僕は隣人がどのような嗜好をもっているのか、その多様性を知りたい。世界の広さを、感じたい。


明日日曜(27日)、スーパーフェスティバル69()に、ディーラー名「Hard Pop Cafe」で参加します。
今回は手違いがあり、まだ卓番すら教えられてないのですが、たぶんいつもの場所で中古プラモや中古オモチャを売っています。


とりあえず本日夜03時05分、『ガッチャマン クラウズ インサイト』最終回()。

この作品はもともと、実写映画の応援番組として企画された。伝説的ヒーロー番組のタイトルを冠しながら、「SNSが普及し、人々が誰でも主役になりえる時代、古典的ヒーローに活躍の場はあるのか」を、真摯に描いた。

ただ、その野心、実験精神が正当に評価されたとは言いがたい。やはり、『ガッチャマン』というタイトルとビジュアルのギャップで、Uターンしてしまう人たちも多かったように感じる。
それでも、「泣ける」ストーリーに逃げることなく、前作よりさらに思い切って、「人々」と「ヒーロー(当事者)」の関係を描きこもうとするスタッフを、心から尊敬する。

ホントにね、子どもみたいに文句ばかり言いながら、「それをやるのがお前らの仕事だろ」と他人に押しつける大人ばかりで、社会がよくなるわけないでしょ?
だけど、「大衆が愚かなのだ」と、切って捨てないところが、『ガッチャマン クラウズ インサイト』の優しさだし、大らかさなんだよね。

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