« ■0709■ | トップページ | ■0711■ »

2015年7月10日 (金)

■0710■

取材・原稿執筆・打ち合わせにもまれる日々ですが、来週水曜(15日)夜21時~、山田太郎議員の番組『みんなのさんちゃんねる』()に、出演することになりました。
というのも、この日から、児童ポルノ規制法の単純所持罰則化がスタートするからです。さて、僕はどういう観点から話をすることになるのやら……自分としては、山田さんに紹介議員になっていただいた請願書()に、すべての気持ちをこめたつもりなんですけどね。


今日は、いささか物騒な話を書く。
今まで、父親に殺されそうになって逃げ回る夢は、何度か見てきたが、今朝は父親を殴り殺す夢を見た。説明が必要だと思うけど、僕の父親は殺人犯として、2011年から刑務所に拘置されている。殺されたのは母親なので、僕は被害者遺族でありつつも、同時に加害者の息子という、妙な立場にたたされている。
夢の中で、父親は、やはり殺人をはたらいており、まったく反省することなく、僕の女友達をベッドで口説こうとしていた。なので、もうぜんと殺意がわいた。

なぜ、そんな怖い夢を見たかというと、この記事が影響していると思う。
『ビートたけしの死刑廃止論に「たけしさん、そりゃないよ…」と落胆の声』(
「この人でも身内が死なないとわからないんだな」という、おそらくTwitterにでも書かれたらしい意見が転載されている。身内を身内に殺された僕としては、死刑は手段のひとつとして残しておくべきと考えるが、被害者遺族の感情は「殺されたから、やり返せ」というほど単純ではない。

僕は、被害者遺族参加制度によって、法廷で被告を前に意見を述べられることを知り、その制度を最大限に活用しようと決めた。一生、耳から離れないような痛烈な言葉を、被告の耳に残してやろう。それが、僕の復讐だ。母への贖罪だ。
意見陳述は判決に影響を与えるし、被告に直接、質問することもできた。上告が却下されたときは、「ざまあみろ」という気持ちになれた。
だから、言葉で、肉声で、ゆっくりと時間をかけながら、復讐をとげることが出来た。


「身内が死なないとわからないんだな」とか言ってる死刑賛成の人は、「悪いやつは殺したほうがせいせいする」程度にしか、考えてないでしょ? 「面倒だから、死刑でいいよ」って程度でしょ?
ある意識調査によると、救急車の有料化について、8割の人が賛成している()。つまり、制度で締め上げることしか、考えていない。「制度を使う人間を変えよう」という向上心も理想もない。「人間はグダグタのままでいいから、罰をあたえて懲らしめよう」、そんな獰猛な社会が生きやすいかどうか、簡単に想像がつくだろうに……。

ようするに、「俺らは改善の見込みがないから、檻を頑丈にしてくれ」ってマゾ国民が多い。
SNSでボヤいたり言い争っているから、実社会で戦う気力なんて、残ってないだろう? そのくせ、簡単に認められたい、誉められたいと思っているだろう?
死刑制度は、使いどころを熟慮する前提で残すべきだとは思うが、自堕落な人間たちの欲する、手っとり早く楽ちんな「死刑制度」など、怖ろしくて賛同しかねる。


ひどい夢を見たので、駅前で花を買って、母の墓前に供えた。

|

« ■0709■ | トップページ | ■0711■ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■0710■:

« ■0709■ | トップページ | ■0711■ »