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2014年10月 4日 (土)

■1004■

友人から薦められた映画三本目、『世界にひとつのプレイブック』。
Subsub2_large心療内科から退院してきたばかりの男と、夫に先立たれて精神的に不安定な女性との、ぎこちない恋愛映画……のように見えて、家族を描いた映画でもある。
主人公の父親は、博打で儲けて、レストランの開業資金を貯めている。ゲンかつぎのため、主人公にユニフォームを着せて隣に座らせ、フットボールの試合をテレビで見るのが常……のはずが、息子がヒロインと過ごす時間が増えてしまい、大損してしまう。

ヒロイン役は、ジェニファー・ローレンス。彼女が、「息子が変な女と一緒にいるせいで、ツキが離れた」と嘆いている父親に向かって、「彼と私が一緒にいる時のほうが、実は試合に勝っている」とデータを示し、タンカを切るシーンがいい。
このヒロイン、なかなか策士なんです。こうやって、人を傷つけないウソをつきながら、図太く生きたいな……と思わせてくれる。そんな彼女が最後の最後に、たったひとつだけミスを犯す。それがまた、美しくてね。

博打に明け暮れているダメ親父は、ロバート・デ・ニーロ。登場人物がひとりひとり、自己都合最優先で生きていて、それを隠さず描いているのがいい。綺麗ごとにしてないから、人生が2ラウンド目に入った人々の疲労感とか、切ないまでの悪あがきに共感できる。
完成された、幸せな家庭というのは、基本的に出てこない。枯れた井戸の底に残った、一滴の水を味わうような映画だった。


『幸せへのキセキ』『きっと、うまくいく』『世界にひとつのプレイバック』、友人から薦められた三本を消化できた。
もうひとりの友人から薦められた『ワールドウォーV』、タイトルで損をしているが、知的でエキサイティングな映画だった。

彼らは二人とも家族を持っているが、最近それぞれ、生活に変化があった。
僕はひとりなので、20代後半ごろと、あまり人生観が変わっていない。三年の結婚生活と一度の離婚では、何も変わらなかった。とりたてて幸せでも不幸でもない、真空のような三年間だった。


『社会や家庭の闇で多発する性暴力や虐待を真正面から描く映画「月光」応援プロジェクト』()、あれから急に勢いが出て、現在90%です。
監督が苦労している様子だったので、メールでコンタクトをとり、ニコニコ生放送で応援番組を予定していますが()、水曜日までに目標達成するかも知れない。

とは言え、油断禁物なので、「少しなら出資してもいいな」と思った方は、ぜひ支援をお願いします。

(C)2012 SLPTWC Films, LLC. All Rights Reserved.

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