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2014年7月 2日 (水)

■0702■

わが国で憲法解釈を変更するための閣議決定がなされた昨日、僕はレンタルDVDでリメイク版の『ロボコップ』を見ていた。

中東ではアメリカ製の軍事ロボットが配備されて国民を監視しているのに、Untitledアメリカ国内ではロボットの配備を禁ずる法律がある、という設定。ロボットを開発している大企業は、何とかして、この厄介な法律を廃止に追い込みたいと画策するわけだ。
「アメリカほど偉大な国が間違いをおかすわけがない!」 民意によって法改正を妨害された軍人がテレビ画面に悪態をつくシーンで、映画はバスン!と終わる。

だけど、この映画を見ることは現実逃避だったんだろうな。
官邸前には、数万人の人々が集まっていたという。秘密保護法のときは、僕も毎日のように永田町へ足を運んでいた。理屈をこねるのは苦手なので、せめて外で声を出していたい。動機は、そんな程度のものだった。


児童ポルノ法について、非常によくまとまったブログ記事がUPされた。ありすの宝箱blog「児童ポルノ法 - おぞましい児童虐待をポルノと同一視する悪法」(
実際の性虐待のデータを豊富に引用しながら、これまで、主に漫画・アニメ規制反対派が「?」と思ってきた点を、ほぼすべて網羅している。力作だ。

だけど、このブログのコメント欄を見てよ。「児童虐待防止法」のデータと「児童ポルノ法」のデータをごっちゃにしてますよ、という指摘はいいんですよ。ブログ主さんも調べなおして、訂正しているぐらいだから。
同様のやりとりは、ツイッターの中でもあったの。ある程度までは「ほうほう、勉強になるなあ」「よくご存知だな、そうだったのか」と感心しながら読んでいたんだけど……ようは、「AとはBである」と宣言した人に対する「おっと残念、BではないAもあるんだよねー」程度の難癖にすぎないんじゃないか?と思えてきて、議論を追っかけるのをやめたね。
また、というか、「まだ」こんなことやってるんだ!?って。

僕は日曜日にデザイナーと会って、いっぱいご飯を食べてもらって、今後の活動のためのポストカードを依頼しました。そのポストカードの文案も、いろいろ「採点」「減点」可能だと思うよ。
だけど、生身の人たちに対して、何を訴えたいのか、「僕はこういう社会にしたいんですよ」と話しかけるためのポストカードだからね。誰かを論破したり、優越感にひたるのが目的じゃないんですよ。


こんな嫌味を書いて申し訳ないとは思うんだけど(だって、それが難癖だろうと何だろうと議論は深まったわけだから)、人が苦労して作成した記事を「共に良くする」のではなく、「採点」「減点」する人とは、一緒に何かできないでしょ?
僕は、みんなのいう規制賛成派の人のところにも会いに行きます。殴りこみに行くんじゃなくて、まずは話を聞かせてもらうんです。だって、よりよい社会をつくるのが目的なんだから。今のところ、大喧嘩になったことはないです。

あんまり規制派だの反対派だの分けたくないんだけど、反対派の人は……自分が可愛いのは当たり前です。賢いと思われたい、認められたいのも分かります。ただ、せっかく頭のいい人であっても、「相手を言い負かす」ことには何の意味もない。誰のためにもならないですよ。
もったいないと思う。せっかくいい部分に着眼しているのに、「対話」になっていないからです。「対話」するのに、ネットは向いていない。冷徹に、相手を切り崩していくのには向いている。

週末、僕はある国会議員のところへ取材に行きます。人と会うのは苦手だけど、そこには体温があるし、言葉で割り切れない感情が渦巻いているから。

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