■0406・署名継続■
表現規制に抗議する署名を、継続しています。
フィギュアは、児童ポルノではありません。(■)まだあと、100名以上、必要です。 目標の1,000人、達成しました!
女性の署名、多いです。「俺の女友達は、ドン引きしてるだろうな……」と思いきや、昨夜、「署名するからね」とメールが来ました。
Twitterも再開しまして、大量に情報を得ることができました。姫宮よしあき氏のツイートが、いまの状況を端的に言いあわしていると思ったので、引用させてください。
『猥褻取り締まりでなされるのは社会の平穏という社会的な益。児童保護でなされるのは児童個々人の安全という個人の益。児ポ法自体は、まぁ誰が見ても大事ですよ。その大事さを悪用して漫画猥褻まで取り締まろうってんだから児ポ法改「悪」とか言われるんだよね』
児童ポルノ規制法は、別にわいせつ物を取り締まる法律ではないんです。それを、規制強化したがっている国会議員ですら、ゴッチャにして語っている(わざとゴッチャにしているのかも知れない)。
例えば、児童(17歳以下)とネットで知り合って、性行為を強要したり、お金を渡してエッチなことをするのを禁ずるのが「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」、通称「児童ポルノ法」です。このうち、「実在児童のエッチな写真も、製造・販売してはいけない」という部分だけが、ひとり歩きをしている。
ひとり歩きの結果、しずかちゃんのヌードが消され、フィギュア制作者が追い出されてしまった。不条理だ。
児童買春している狼藉者には、現役警察官も非常に多いんですけどね……(検索すると、いっぱい出てくる)。元警察官僚の平沢勝栄議員は、どうして実際の児童買春事件には黙っているのかなと。そっちはスルーして、どうして単純所持と漫画のことばかり、いつもいつも口にするのかなと。
(4月3日、平沢議員に届けられた公開質問状では、そこまでは聞いていません。あくまで、「平沢勝栄チャンネル」の中での発言に絞ってあります。手加減したんだから、ちゃんと回答してくれますよねー?)
■署名については、この土日で1,000名の目標人数に達するかと期待していたけど、ちょっと怪しい。 ちゃんと集まりました。
数年前なら、万単位は行ったはずとも言われています。やっぱり、3.11以降、個人の自己防御が強化されすぎ(なぜなら政府も自治体も会社も、個人を守ってくれないと分かったからですよ)、それぞれ分断してしまったんでしょうね……。
今回のフィギュア弾圧に合ってしまった方たちに対しても、「自己責任」的な論調がある。当人たちのブログ(10日まで残されるはず)を、ろくすっぽ見てもいないんだよね。「どうせ、裸のやばいフィギュアなんだろ?」と、勝手に思っているだけ。お前らは、原始人かよ。検索して、その目で見て、現行法に抵触しているかどうか、確かめてみればいいだろ?
人を責めるにしても、言いがかりなんだよね。今の日本。単なる嘲笑なんだよ。手前の自尊心がかわいいだけ。本当の、心から生じる怒りではないんだよ。心から怒ったことあるかよ? 心から怒れば怒るほど、ロジカルに行動しなくちゃいけないんだよ。俺は平沢議員やGMO(ティーカップ)社に激怒はしても、いきなり殴りこんだりはしないもん。
だけど、ある沸点をこえたとき、感情が表現活動になるのかも知れないね。
俺は芸術家ではないが……表現や創作だけは、守らねばならない。心の自由のために。本当の怒り、本当の喜びのために。
(――さもないと、僕の父親のように、妻を刺し殺して刑務所行き、なんていう悲惨な末路が待っているぞ。あの時でさえも、僕は法をこえるような怒り方はしなかった。)
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こんな状況でありつつ、14日からのスウェーデン旅行には行きます。もうキャンセル料が発生してしまう時期なので。出発直前まで、バタバタになりそうだけど。
奇遇にも、スウェーデンは『ぼくのエリ』の生まれた国です。■
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