« ■0310■ | トップページ | ■0314■ »

2014年3月13日 (木)

■0313■

EX大衆 4月号 15日発売予定
611uezh7chl__ss500__2
●TIGER&BUNNYについて、マニアックに吠えるぜ!
前回のタイバニ特集がEX大衆を買っていなかった女性層から支持を受け、今回はモノクロだけど、5ページに拡大。
「どうせ代理店が絡んでいるんだろう」とワケ知り顔の人もいたけど、編集者と僕とが『タイバニ』の映画を見にいって、相談しながら記事をつくってます。それが面白ければ、ちゃんと数字に出るし、読者からのリアクションがあったからこそ、こうしてページを確保できたわけです。

●宇宙世紀の革命家 シャア・アズナブルの生涯
こちらは、カラー3ページ。なんと最終ページには、宇野常寛氏の寄稿があります。
記事全体は、よくある「シャアのすべて」などではなく、「政治家としてのシャア」をコンセプトに構成。シャアは、ララァさえ失わなければ、納得のいく人生を送れたのだろうね。


「しずかちゃんの裸が自主規制される! アニメついに『ドラえもん』しずかちゃんの裸に規制の手が入った!! 過剰な自主規制がまかり通るのは何故か?」(
これが、児童ポルノ規制法の「本当の効果」なのかも知れない。この自主規制へのリアクションを見ると、「そういう時代なんだろう」「そういう決まりがあるんだろう」と勝手に萎縮している人がいる。「アレがやばいのだから、こっちもまずいのではないか」と、誰も何も言ってないのに暗黙のタブーだけが拡大し、空気がギスギスしていく。日本って、そういう国でしょ。

テレビ朝日は、「我々は『ドラえもん』を放映することで視聴率を稼ぐが、しかし、しずかちゃんの裸を出すような映画制作者たちはけしからん」と、上前はねた分際で作品をそしっている。いいとこ取りだけしたいわけ。
つまるところ、「児童に悪影響があるといけない」という偽善のもと、大人同士が「子供の裸で商売してはいかんよな」と、下衆な罪悪感をたらい回しに押しつけあってるだけ。自分だけは綺麗でいたい、潔白でいたいってだけでしょ?


『ドラえもん』の自主規制に触れた山田太郎議員の番組『みんなのさんちゃんねる』。コメントの中に『ぼくのエリ』()についても取り上げてほしい、と言っている人がいて、いささか驚いた。確かに、似たケースだ。
『ぼくのエリ』にボカシを入れた国は、日本だけだからね。児童ポルノ規制の先進国とされているG8各国ですら、無修正で公開した。何もないところにボカシをかけるのは、日本だけの珍現象。
この狭い島国で、関係各方面に気を使い、気をくばり、誰にも嫌われたり怒られたしないように四苦八苦して、ツケはすべて作品に払わせている。主体性がない。作品にハサミを入れた本人が「見る人が傷つくかと思って」などと責任転嫁している。恥を知れと言いたい。

作品というのは、ダイレクトに作り手の嗜好があらわれるから、サンドバックにされやすい。匿名を隠れ蓑にした連中に、点数や星の数で採点され、「ネタバレあり」だの「なし」だの、くだらない気遣いをされる。
日本では、欠点を見つけて罰するシステムだけは発達しやすい。誉めたり、認めたりするのが徹底的に不得手な国民なんだろうな。

|

« ■0310■ | トップページ | ■0314■ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■0313■:

« ■0310■ | トップページ | ■0314■ »