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吉祥寺ヨドバシカメラまで歩き、新しいスーツケースを買う。友人からもらったスーツケース は、昨年、二度もクロアチアへお供してくれた。貫禄があって良かったのだが、いかんせん重量がありすぎた。なので、今回は軽いのを購入。
4/14からのスウェーデン旅行、いい加減に予定をつめないといけない。個人の旅行記をかたっぱしから読みながら、情報収集している。
ゴットランド島で一泊するのは確定として、それ以外の3日間をどう過ごすか。ストックホルムなら、旧市街(ガムラ・スタン)で一日。あと、郊外にあるスクーグシェルコゴーデン(森の墓地)。ここは寂寥としたいい雰囲気のようなので、必ず行きたい。あと、いくつか教会建築を見て歩けば、一日使える。
それと、ほとんど情報のない港町ニーネスハムン。ちょっと、ここで一泊してみようかと思う。前回も、単なる通り道にすぎないクロアチアの港町リエカに泊まったら、予想もしない夜の活気と濃密な文化の香りに圧倒されたからね。そういうノイズを混ぜていかないと。
まずは、フェリーのチケットを予約しようと思ったが、JCBカードが使えない。スウェーデンは、バスも地下鉄もカード払い。カード作るところから始めないといけない。
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トルコ映画『卵』、ウディ・アレン監督『ミッドナイト・イン・パリ』……主人公が詩人だとか作家だとかいうだけで、うんざりしてしまう。やっぱり、主人公が戦ってないとダメだ。
どちらも、とても頭が良くて、映像センスの高い映画だと思う。だけど、何に対しても逆らってない。従順な、おとなしい映画。これは緩慢な死だ。いま、そういう映画はいらない。煮えたぎるような、生への欲求が欲しい。
僕の知り合いに「ゾンビ映画しか見ない」という人がいるが、その気持ちが数ミリだけ分かったような。
結局、『ガンヘッド』ってのは「世界初の実写ロボット映画」という、自ら立てたコンセプトに向けて戦っているからね。戦った結果、負けているような気もするんだけど、とにかく「戦った」事実だけは誰にも動かせない。原作も何もない、援護も受けられない状態なのに、映画一本で居場所を獲得しようとした。そこを最大限に評価する。『王立宇宙軍』も、そう。時代の要請があったわけではないのに、勝手に目標を設定し、勝手に猪突猛進した。そこが好き。
成功を約束されたものが、いちばんつまらない。……そういう意味では、実写版『魔女の宅急便』は興味ある。『私の優しくない先輩』も、「望まれてないのに生まれようとした」一点において、まぎれもなく愛する価値のある一本。『Wake Up, Girls!』も、もちろん毎週見ている。面白いかどうかなど、問題ではない。戦っているかどうか。それが、すべてだ。
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おそらく、「好感度」なんてものを気にしているから、ダメなんですよ。
『ゾンビランド』に「些細なことを楽しめ」という格言が出てくるけど、それに尽きる。自分に対するウケさえ狙っていけばいい。他人に愛されようとして、意地汚くならないこと。
明日は、「直江さんをしのぶ会」(■)に出席予定。
レゴ界のすごい方々がお集まりのようなので、早めに帰る。
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