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2014年2月15日 (土)

■0215■

レンタルで見た『ブラジルから来た少年』の感想でも書こうと思ったのですが、先日のブログ記事()があまりにも見られていないので、ちょっと色々考えてしまいます。「表現の自由について議論しよう!」と言えば、少しは耳を傾けてくれるんでしょう。「児童ポルノについて議論しよう!」と言うと、「そんなもん、議論するまでもない、ぜんぶ禁止だ」という心理が働くのではないか……。

ブログやツイッターで、先日の番組(『深層NEWS』)がどう受け止められているか、検索してみた。その中で、2013年の平沢勝栄議員のインタビューに、山田太郎議員がツッコミを入れている動画の書き起こし(「二次元規制の備忘録」)が見つかった。ちょっと引用させてください。

山田議員
「次。『実在児童の人権救済とは関係ないが』。関係ないってはっきり認めちゃってるんだよ? 『関係ないが、海外では漫画も規制対象だ』。馬鹿こけと。次、『漫画やアニメに影響されて青少年らが性犯罪に走る例も、警察の資料によれば実際にある』。ねえ、自分で作っちゃったという。すごいよねえ。」「必ず規制派の人は、規制したほうがいいという証拠を勝手に作って持ってきちゃいますからね。」

山田議員
「『私の所に送られてくる漫画の現物はひどいものだ』。見てみたいね、どんなものなのか。ヒドいんだって。こっからがスゴイよ。だから『表現の自由は大事だが無制限でなく、社会的制約がある』。すごい、憲法21条(=表現の自由)やめちまえ!みたいな」


このブログは非常に充実していて、『深層NEWS』後の山田議員のコメントも文字起こししてありました()。そこも引用させてください。

山田議員
「分かったのは、議論にはならない、ということで。確かに漫画とアニメをターゲットとして、ああいうものを見せたくない、見たくない。あのー、はびこると世の中よくならない。で、それはね、要は、児童ポルノ規制法の、いわゆる写真を撮られちゃったりした少年少女を守ろうという話からもう全然逸脱した議論と。いわゆる青少年健全育成法と言われるような、小さな子どもたちが将来変な大人になっちゃわないようにっていう、あっちの法律の話がね、みんなグチャグチャ。」



本当にね、単純所持規制と漫画、アニメ(小説も入れるとか入れないとか)の議論はパッキリ分けないと、どちらの議論も深まりません。自民党としては、「本棚やPCにエロ漫画・エロ画像があったら、単純所持で逮捕」という形にしたいんだろうな。
そういう流れの中で、「少女漫画を持っていた男が怪しいので、通報した」なんて報道がなされる。しかも、少女漫画の件は、女児監禁事件の容疑者が逮捕された後、あえて強調された感があるよね。それは最大与党の自民党が「漫画とアニメを規制したい」方向を意識した報道だし、警視庁からの依頼があったのかも知れない。

メディアは、政治の道具になり得る。だから、クーデターが起きるとラジオ局やテレビ局が占拠される。
安倍総理の仲間だけで経営委員を固めたNHKが、アメリカ大使から取材拒否されたでしょ? そうした動き全体のなかで、今回の児ポ法改正に、どうして現政府が躍起なのかも、考えないといけない。昨年末、秘密保護法が、どんな形で採決されたのか、知っておかないといけない。安倍政権になってから、日本が急速に世界から孤立しつつあることも……。
それを鑑みると、平沢議員が「世界の主な国が規制しているから、(児ポ法については)日本も従うんだ」と繰り返していたのが滑稽でもあり、怖くもある。「世界が」「外国が」と言いながら、世界も外国も見ようとしない。――そういう人が、多大な権力を有する与党の議員ですからね。


この世界は、バラバラになってしまった。僕に対する賛成意見も反対意見も、かつてはブログのコメント欄に書いてあった。今では、僕の目の届きづらいところにサラッと書いてある。匿名が当たり前のネットでは、自我同一性が保ちづらい。

いま一緒に仕事を進めている、ほんの数人の編集者だけが、孤独を癒してくれる相手であって。仕事で知り合った女性に「優しそうな人」と言われたけど、女性は結局、僕のことを何も救ってはくれなかった。恋愛という体験だけは、得恋であれ失恋であれ、して良かったとは思うけど。
神様には、出会えない。だから、また旅の計画を立てている。

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