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Febri Vol.21 10日発売
●『キルラキル』各話解説の一部
第1話、第5話、第8話、第12話の解説です。
●『キルラキル』 金子雄司美術監督インタビュー
いつもの美術ページ連載ですが、今回は特集とあわせた形で。
最近の話数では、「手で描いたフレア」が多いのですが、それについても聞いてきました。
●『ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル』 梅津泰臣インタビュー
キャラクターのラフ絵を掲載し、徹底的にキャラデと作画について話を聞きました。『MEZZO』『KATE』『メガゾーン23 PARTⅡ』の話も、ちょっとずつ出てきます。
梅津さんとお会いするのは夢でしたから、かなり気合いの入ったページになってますよ。
●劇場版『モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-』 佐藤竜雄監督インタビュー
絵コンテを見せていただいたうえでのインタビューです。劇場版『ナデシコ』の話も、少し聞けました。
劇場版『モーパイ』は『宝島』+『銀河鉄道999』で、ちょっと『空飛ぶ幽霊船』だそうです。
●クールジャパン社会学 第四回
レナト・リベラ・ルスカさんの連載(私が聞き書きしたもの)。
昨年秋、日本のオタク文化を取り上げた番組が二本あったのですが、海外から、オタクがどんな偏見をもたれているか。それについて熱く語っています。
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都内は大雪。しかし、都知事選挙は明日です。ちゃんと投票しましょう。
私は期日前投票で、宇都宮けんじさん(■)に入れてきました。
今回は、細川護熙を支持する「脱原発文化人」の高飛車ぶりに、ほとほと嫌気がさしている。しょせん、テレビに出たもの同士の馴れ合いなんだよね。
自分だけ綺麗でいようとする人間は、かえって薄汚い。
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二度の内戦に見舞われたリベリア共和国を舞台にした『ジョニー・マッド・ドッグ』。フランス・ベルギー・リベリア合作。反政府軍の少年兵たちは、傷口にコカインをすり込んで士気を高め、相手がドゴ族と知るや、子供でも容赦なく撃ち殺す。
「在日死ね」「殺すぞ」と新大久保でわめく連中に、ちょっと似ていなくなもない。だけど、彼らが銃までは持とうとしないのは、日本全体に敗戦コンプレックスがあるからだろうな。ナチスの旗を身にまとって、満足してしまう。
この映画の少年兵たちは殺人・略奪・レイプをするんだけど、何をするにも、自分の肉体を使っている。それは、リベリアが奴隷によって建国された国なのと無関係ではないだろう。
リベリアの公用語は英語で、少年兵たちはアメリカのアクション映画を見て、銃の名前を覚える。だから、その国唯一の完全にオリジナルな文化というのは幻想であって。「美しい日本」とかさ(笑)。
いろんな価値観が交じり合ったほうが、強い文化ができると思うんだよな。
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