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2013年11月20日 (水)

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「秘密保護法を考える市民の会」が、連日開催している「議員まわり」という抗議活動に、飛び入りで参加してみた。
Caninng1これは、すべての国会議員の事務所を回って「秘密保護法に反対してください」と、直接お願いするという、究極の抗議行動である。
秘密保護法をめぐる事態は流動的なので、いきなり議員に会って意見を言ってしまおう!という。「いま、みんなの党はこんな感じです」「維新の党は、こんなこと言い出しました」というリアルタイムの情報が、参加者から入ってくる。この速報性は、テレビにもネットにもない。

「国会議員様の仕事場である議員会館に、庶民が入れるのか?」――と不安でしたが、これがすげえ簡単。入館許可は、会の代表者がまとめてやってくれているので、簡単な荷物検査がある程度。警官に呼び止められたりもしません。
議員会館にはコンビニもあって、ビールも売ってます。国会議員のオフィスの集まった雑居ビルのような、平和な空間です。

平日午後ということもあり、参加者は主婦の方が圧倒的に多い。男性は60代以上か、若い人(学生?)も数人。女性は、へこたれないというか、どこでも元気。


僕らのグループは、自民党議員中心に、10人ほどの議員を回った。議員自身が留守にしていても、政策秘書が対応してくれる。政策秘書がシカトして机に向かい、事務の女の子に対応させていたのは、維新の党。そういうセコい態度が、ぜんぶ見えてしまう。

そして、政策秘書が出てこようが、ただの事務の子が出てこようが、「あ…れ? こいつら、秘密保護法のこと、何も勉強してねえ?」と、唖然とさせられた。
勉強してないし、「私、政策のことは知りません」とか平気で言うの。「私の口からは言えません」とか。コンビニやファーストフードの対応と、まったく同じ。電話口で「上には伝えておきます」ってだけの担当者、どこの業界にもいるでしょ?
「こうしたい」「こうすべきだ」って自分の意志やアイデアなんか、ないんだよ。たとえ、平社員の担当者でも「私は、こう思います」「こうしたいのですが」と言うべきでしょ。意志がないから、どの業界も無責任なクソがいばってるんじゃないの?

それは、日本の政治のど真ん中・永田町でも、まったく変わらなかった。国会議員の事務所って、民間のダメ企業と同じです。そもそも、話術がない。オロオロしたり動揺したりしているのが、こちらにバレてしまっている。

ちなみに、後期高齢者・石原慎太郎老人は、面会謝絶でした。そういう傲慢な態度、ぜんぶバレますんで。ま、石原老人はもうすぐ死ぬから、特に言うこともないんだけどね。


レンタルで、『ザ・ロード』。文明崩壊後の寒冷化した地球を、父親と息子があてもなく旅する。
335576_01_02_02この父親が、何度か人を殺してしまったり、出会う人すべてを疑ったり、理想と行動がズレてしまうところがリアル。息子は、少しずつ父親の倫理観を受けついでいき、彼の誤った行為をとがめるようになる。

父親は、常にうなされて飛び起きる。「怖ろしい夢を見ている間は、まだ戦える。いい夢を見るようになったら、気をつけろ」。
安寧や落ち着きは、ゆるやかに死へつづく道。この父親は、それを恐れているのだ。

僕は、しずかな道をゆっくり散歩するのが、好きだ。残りの人生の半分ぐらいは、本当はそうして過ごしたい。

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