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2013年11月18日 (月)

■1118■

『惡の華』メイキング・オブ・クソムシ 22日発売
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●テキスト執筆
全体の8割ほどのテキスト、インタビューを担当しました(原作者、プロデューサーへの取材は、渡辺トモヒロ氏)。
自分的ヒットは、作監・キャラデの島村秀一さんのインタビュー。手探り状態で、「この絵柄」に落ち着くまでの紆余曲折は、絵を描いて苦労したことのある人、すべてに読んでいただきたい。
それと、表紙の絵は、ちゃんとロトスコープしてます。原作の扉絵を再現できるよう、何枚も撮ってあったスチール写真からの描き起こしです。
(『惡の華』のパッケージ・イメージは「黒地に文字のみ」が多いので、セルにしたほうが“外した”感じが出ていいはず!と、かたくなに主張してみました。)

――ほぼ二ヶ月ぐらい、この本の作業に費やしたと思うけど、いろいろ感じるものがあった。出版社の意向もあれば、編集者の意地もある。メーカーやプロダクションの対応や権利感覚が、この10年ぐらいで激変した。ムック本は、作りづらくなった。
アニメーションのビジネスとしても、「いい作品ができて、とにかく良かったッス!」などと無責任なことは、だんだん言えなくなってきている。「本編は一度見れば十分、お金を出すほどでもない」というライトユーザーが増える中、関連商品が突出して売れる場合もある。そういう動きに敏感か鈍感かは、今後を左右すると思う。


日曜日に開催したイベント『オッサンになったから、美少女フィギュアでも作ろうぜ!』は、アーカイブで見られます()。
このトーク、後半で「フィギュアを自作している人は、果たして何人ぐらいだろうか?」「いま作ってなくても、作ってみたいと思っている人は、どのくらい居るのか?」という話が出てきます。それを意識している人は、やっぱり、それなりに時流が読めているし、おもしろい仕事に恵まれている(儲かって大金持ちになっているという意味ではなく、おもしろいポジションに居られる)。

「とにかく、いいものを作ればいいんだよ! 結果は、後からついて来るよ!」という根性論は、若いうちにしか役に立たない。
その分、若いころは、お金がなくても夢を見られるんだよね。トークしながら、そんなことも考えた。


秘密保護法、国民の反対の声を浴びながらも、強行採決という噂が出てきた。
この法案が通ったら、どうなるんだろう? いつの間にか、ブログやツイッターをやる人が減り、話題が減り、政党は自民党ひとつだけになるかも知れない。

「税金を滞納すると…」という印刷物が、三鷹市から届いているんですけど、「給与差押の例」が、子細に書いてあります。
「月額給与等を調査します。勤務先に滞納の事実が知れることとなります」。「取立は滞納金額が無くなるまで継続します」。……つまり、税金のために仕事も生活も犠牲にしろと、はっきり言っているわけ。「勤務先に知れることとなる」って、オイオイオイ。どこのヤミ金融だよ、三鷹市市民部納税課?

これが、国ってものの正体です。国民を脅迫しないと、成り立っていかない。いまだに「国が守ってくれるはず」「日本は、そんな国じゃない」と考えている人は、「人間たちが、僕らを殺して食べるわけがないよ!」と信じている、養豚場の豚と同じです。
こうして、堂々と市役所から脅迫状が送られてくるってことは、僕も養豚場にいることは確かなんだよな。「俺が食われるわけがないぜ」と思っている豚から、真っ先に食われているような気がするので、そこは要注意です。

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