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2013年10月23日 (水)

■1023■

上智大学の田島泰彦教授の主催する、特定秘密保護法反対の集まりに行ってきた。
Cayj6aua_3首相官邸前、400人ぐらい。今夜と明日の夜も、別の主催者で集まるという。特定秘密保護法は、25日に閣議決定される見通しというから、ジッとしていられなかった。

「この法案が通ったらヤバい」と感じるのは、警官が少女買春したのに、少女の側が逮捕されるような、クソッタレな国だからですよ()。
この事件なんて、弁護士が告発しなかったら、警官の脅迫勝ち、強姦勝ちだったんだからね。あまつさえ、この巡査部長は買春を持ちかけておいて「金を盗まれた」と、ウソまでついている。
こんなゴミクズ以下の警察は僕らを逮捕できるのに、警察を監視する組織なんてないわけ。だから、年に何度も警察官は事件を起こし、誤認逮捕をくり返す。誤認逮捕しても罰せられないんだから、そりゃ好き勝手に逮捕するよね。
虫でも殺すような冷たい目をした警官と対峙すると、この国は警官か官僚になったら、犯罪やり放題なんだと実感するよ。そこで怒りを感じない人間は、精神的インポテンツ。

昨夜の集会だけど、上智大学の教授が主催したのに、大学生ぐらいの歳の人は少なめ。こういう集まりは、なぜか平均年齢が高いです。いいんです、原発にも特定秘密保護法にも興味なくて、ぐっすり眠っている若者は。そんな羊のような連中まで、とても救ってはいられない。


こういう記事を読むと、みんなが眠りこけてしまう理由が、よく分かるんです。→「日本人が英語を話せない本当の原因は同調圧力~留学生の経験から()」
自分の意見を持ったとたん、「あいつ何様?」と叩かれてしまう。そんな貧しい義務教育の影響から抜け出せない連中は、デモや抗議活動を遠目に、「あいつら、うぜえ」「黙れよ」とネットでボヤく。ベルト・コンベアのように、誰かがどこかへ運んでくれるのを待っている。

自分の人生を、自分の命を、自分のものだと思ってないんですよ。
だから、スマホを見たまま歩いて、電車にひかれて死ぬなんていう無駄死にが出来てしまう。「誰かが守ってくれる」と思ってるんだよ。「自分の人生は、誰かが楽しくしてくれるんだろう」と、他人事のように考えている。

主体性をもたないと、楽しくならないよ。自分で「どうやったら楽しくなるんだろう?」と考えれば、何が大事で、何が自分の邪魔をしているか、分かってくるよ。


一週間ぐらい、海外で楽しく過ごして帰ってくるでしょ? 「税金払え」って通知が来ている。「払わないと、財産を差し押さえますよ」って。どうして、そんな脅迫みたいな言い方しか出来ない? 僕の税金がどう使われ、どう僕に還元されたか、ちゃんと明細を示せばいい。
保険料だって、同じです。「不公平感が出てしまうので、払え」。いやいやいや、「国民健康保険は、いい制度だな」と思えたら、喜んで払うよ。「みんな払ってますから」は、理由にならない。

市民を恫喝しないと税金がとれない国って、どうよ? その税金で働いている警官が女子高生を騙し、逮捕までしてしまう社会って楽しいの?
「みんながそうしてるから」という理由で我慢したり忍耐したり、「決まりだから守れ!」と自分や他人を抑圧するのが、楽しい人生なんですか?

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