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2013年10月12日 (土)

■1012 クロアチア旅行記・2■

昨夜、友達が無事の帰国を祝って、酒を飲み交わしてくれたんだけど、「個人の海外旅行は、犯罪に巻き込まれるケースがあるので」とのこと。そういう意味で、ツアーは安心なのかも。


さて、モスクワのシェレメーチエヴォ国際空港に着いたら、チェックインして、出発まで過ごす。空港の売店でも、やはりユーロは使えず。やむなく、千円札をロシアン・ルーブルに換金してもらって、イチゴ味の飲料水を買う。
この空港は「トランジットに時間がかかりすぎるか、無さすぎる」と評判で、わざわざホテルに泊まりたくない人は、空港の床で寝ている。

とりあえず、モスクワを出発したら、クロアチアまでは3時間です。


クロアチア空港は、徳島阿波踊り空港かと思うほど、ちっちゃいです。初日と2日目は、日本人経営のアパートメントに泊まるので、送迎のタクシーを運転してくれる人を探す。「HIROTA」と書かれた紙を持って立っていたのは、端正な顔立ちの青年だった。
空港から首都ザグレブの中心地まで、30分ぐらいですかね。タクシーは安くはないけど、バスを使うと、アパートメントまで歩くか、トラム(市電)を使うしかなくなるので……。

アパートメントというのは、本当に普通のアパートの部屋を、そのまま貸し出している。
Cimg0013_2僕の泊まったアパートメントは、日本人が経営しているので、いろいろ情報が聞けて、すごく便利だった。

アパートの入り口で、どの部屋のボタンを押していいのか分からずにオロオロしていると、80歳ぐらいのオジイサンが笑いながら話しかけてきた。しかし、クロアチア語は挨拶ぐらいしか分からない。
オジイサンはそのアパートの住民で、事情を分かっていたらしい。笑顔でアパートの中に手招きして、「あそこの部屋だよ」と教えてくれた。すごい親切。
クロアチア語で「ありがとう」は「Hvala」。本には「フヴァーラ」と書いてるけど、僕には「ハワラ」と聞こえるので、オジイサンに「ハワラ」とお礼を言って、アパートの中へ。


アパートの経営を手伝っている、Yさんという女性から、トラムの乗り方を教わり、路線図までもらって、位置関係が分かってくる。3月のツアーで行った大聖堂や聖マルコ教会とは、まったく逆方向の市街地にいる。

まずは、アパート周辺をぐるっと散歩。スーパーやパン屋があるので、食べ物には困らない。
Cimg0027トラムというのは、この写真に見える、青い乗り物です。これに乗れるカードもYさんが貸してくれたので、明日乗ってみることにする。
こういう映画祭をやっているところが、何とも文化的で良いなあと思うのです。(翌々日、とんでもない映画ポスターを、僕は目にすることになる……。)

スーパーでビールを買うと、10クーナ以内で買える。10クーナは170円ぐらい。安売りなら、3~4クーナでロング缶が買える。
Cimg0040パンとかピザは、ひとつ10クーナ~17クーナぐらい。交通費を最重視して、食費をケチるため、とにかくパン。町中のパン屋でも、ショーウィンドウを指差して「This one」と言えば、普通に買えます。歩き食いも出来るし、パン屋が多いのには助けられた。

ビール2本とパンふたつで、いい感じに眠くなってくる。明日は、リエカという町までのバス・チケットを買いに行くので、20時ごろに就寝。


翌朝。バス・ターミナルは、中央駅より少し先にあるので、トラムに乗って行くことにする。Yさんからお借りしたカードをCimg0020 ピッとかざすだけなので、すげえ簡単です。結局、僕は日常生活で「分からない」「間違える」ことを、何より怖れている。車の免許をとらなかったのも、「間違える」可能性が増えるからだろうな。

パス・チケットが買えなかったら困るので、行き先と希望時間を書いたメモを持っていった。
「明日の午後、リエカ行きのチケットを一枚」と英語で言ったら、簡単に買えましたけどね。「そんなバス便はない」とか言われたら、旅行の予定がすべて崩れるので。
精神的に余裕が出たので、ツアーでも行った聖母被天昇大聖堂に歩いて行ってみよう、と決意。地図があるので、まあ大丈夫だろう。


で、大聖堂近くに本屋があったので、何かディズニー物でもないかな?と、フラリと入ってみる。
Cimg0252そしたら、イタリア・アニメ『Winx Club』の紙バッグが売っていた! それと、『塔の上のラプンツェル』のクロアチア語CD付きの絵本。
両方で50クーナぐらい。安い。これらを買ったのはいいが、袋に入れてくれないんです。これを持ったまま、大聖堂に入れと? 

やむなく入りましたけどね、『Winx Club』の紙バッグ持ったまま。大Cimg0055聖堂も、自分の意志で見に行くと、身に迫ってくるような迫力がある。ネットもテレビもなく、これを肉眼で見るしかなかった10世紀半ばの人々は、どれほど感激しただろうな。


しかし、『Winx Club』の紙バッグをむき出しで持ち歩くのは、さすがにアレなので、大聖堂近くの青果市場で、オバアチャンからビニール袋を買う。2クーナ。観光地のせいか、「How much?」で通じます。
Cimg0052あと、市場はあちこちにあるので、腹がへったら「This one」でパンを買えばいい。これはなんか、野菜の入ったパンでした。
市場で、すれ違いざまに「ニーハオ!」と声をかけられたが、アジア人の観光客は少ないし、別に腹はたたない。

で、大聖堂から公園を通って中央駅に出て、そこまで来ればアパートまで徒歩20分ぐらいで帰れるはず……と歩き出したら、それからえんえん4時間、ザグレブの町をさまようことになるのでした。
トラムの線路をたどっていけば、必ず駅前に出られる……と思ったんだけどね。
Cimg0060Yさんからもらったカードで、ケーブルカーにも乗れると聞いたので、つい乗ってしまったのが、運のつき。

10メートルほどのケーブルカーを降りると、ツアーで行った聖マルコ教会が、ちらりと見えた。そっちは興味ないので、またトラムの線路を探す。
そしたら、ポツポツ雨が降り出した。折り畳み傘があって、よかった。


トラムの線路が、公園の中でグルッとターンしていたりして、これはもうダメかも……と思いかけたとき、植物園に行き当たった。路線図では、植物園の次の駅が、中央駅なのだ。ここまで来れば、一安心。
植物園をのぞくと、傘をさした女の人が立っている。ここは無料のはずだし、トイレもあるので、迷わず見物していくことにする。

すると、大きな温室は14時でクローズしてしまっていて、小さな温室がひとつ空いているきCimg0075り。全体的にさびれていて、なかなかイイ雰囲気の植物園でした。

中央駅まで、歩いてすぐ。駅の構内で「This one」でパンを買う。
帰りはトラムで、アパート近くまで。大きなスーパーがあり、カップヌードルも売っている。
だけど、レジのオバチャンがドスコイ系のでかい人で、俺の顔を真正面から見ながら、クロアチア語でベラベラベラッと何か言った。こーいうのが、いちばん怖い。レジ袋が必要かどうか聞いたらしいのだが、そういう「知らないルール」が目の前に現われると、急に萎縮してしまう僕なのでした。


クロアチア2日目は、道に迷って終了でした。リエカまでのバス・チケットが買えたので、上出来でしょう。明日の夜は、ついにアドリア海。
Cimg0254そして、道に迷いつつも、大きな本屋で購入したのが、『Mjesećeve sjene』というタイトルの本。「月の影」という意味らしいんだけど、悪魔の装束をした俳優たちが、さみしい森の中の廃墟に集まっていて、デジタル加工で、不気味な炎が合成してあったりします。

お値段150クーナ。2千円ってとこですか。古い皮のような印刷処理がしてあったり、底知れぬ魅力に溢れた本です。

そして翌日、リエカという港町で、懐かしいアニメと出会うことになります。

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