« ■0615■ | トップページ | ■0619■ »

2013年6月17日 (月)

■0617■

トランジット・ビザを受け取りに、ロシア大使館へ行く。
ところが、旅行業者が何社も予約していて、まったく順番が来ない。その旅行業者同士が、「なんでこんなに遅いんですかね?」とイライラしていたので、よほどのことだろう。
身ぶり手ぶりで、ビザの交付場所を教えてくれた大使館の職員には、すごく好感を持ったんだけど……。二時間待ったところで、「こりゃ、今日は無理だな」と、手ぶらで帰ってきた。

一泊するだけなのに、どうしてもビザは必要なのかなー。そこからして、初心者だものな。
ホテルは、空港から近くて、いちばん安い宿(それでも8,000円)を、予約してしまった。

クロアチアに着いてからは、一泊5千円以下の宿だけに泊まろうと思う。ソベやホステルは怖いので、ホテル限定だけど。
……いいんだよ。疲れたなあ、ムカついたなあって経験が、旅先で起きたって。そういうイライラを楽しめるぐらいになりたいんだ。


クロアチアで出会ったアニメ、『Winx Club』の本を、アマゾンで購入。
Cazs90pjシールやパズルだけを収めた、学習雑誌の付録を集めたような本。……先日、知り合いと「女児向けアニメにばかりハマっているオッサンは、どんな心境なのか?」について、語り合ったんだけど。「別にいいんだけど、せめて隠れて見ろ!」みたいな結論が出た。

女児向けアニメだろうと何だろうと、その人が追いつめられなければ、何に依存してもいいと思うよ。だから、引きこもりの人とか、あんまり責める気になれない。苦しさから逃れる手段は、絶対に残しておくべき。

俺自身、酔っぱらってキャバクラに通うのは、明らかに依存だと自覚しているし。
一人前の男だと認められてないことに、コンプレックスがあるんじゃない? 「男らしさ」なんてどうでもよくて、異性に全面的に許されたいんだと思う。異性に「かわいい」と言われると、昔から嬉しかったもの。「セクシー」って意味ではなく、「珍獣」ってニュアンスの「かわいい」なんだけど。
「かっこいい」は重たいから、「かわいい」と言われていたいんだよ。ずーっと。

これがどれほど奇怪な、気持ち悪い願望だろうと、それによって僕は救われるんだから、決して否定しない。
どうすれば、心が救われるか? それはお金を稼ぐよりも大切なテーマだ。


『惡の華』、こんなにも若い頃って辛かったかな?と、思い出してみる。

「オトナアニメ」の告白コラムは、第10話を見る前に書いたから、かなり気取っている。実際は、もっとドス黒かった。性欲も嫉妬も自己陶酔も、もうごちゃまぜで。
でも、そういう時にかぎって、空がすごく綺麗に見えたりする。見てられないぐらい、綺麗なんだよ。

この空の美しさを知るために、自分の心は、こんなにも汚いのか?とさえ思う。本当に堕落したら、あの空さえも、濁って見えるんだろうな。

|

« ■0615■ | トップページ | ■0619■ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■0617■:

« ■0615■ | トップページ | ■0619■ »