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2013年5月27日 (月)

■0527■

土曜日、ドカン隊長と共に、模型塾へ下見に行く。WEB配信があるので、そのテストのため。
Cayalrb5彼はあいかわらず、黙々と必要なことだけをこなしていく。出来もしないことを「出来たらいいのに」なんてことは、決して口にしない男だ。
彼は、僕の欠点を膨大に知っていると思う。知っているからこそ、いまだに付き合ってくれるのだと思う。

その帰り、近くの九州居酒屋で、彼と飲んだ。早めに切り上げたはずだが、僕は千鳥足のまま、吉祥寺のガールズバーへ行こうと途中下車してしまう。
そして、北口の駐車場で、頭から転んだ。八年ほど前、3万円で作ったメガネが、壮絶にひん曲がってしまった。指から頭から背中から、あちこち傷だらけでバーに行く。女の子が、「せっかく、きれいな指なのに」と、絆創膏を巻いてくれた。
そのガールズバーの経営者だったAさんと道ばたで再会し、Aさんのキャバクラへも行き、「今までどうしてたんですか?」などと話し込む。

メガネは修理不能で、レンズを生かし、2万円もかけて新調することになった。
まるで、誰かにぶん殴られたような気分だ。愛する能力がない者は、心から愛されることはない。いや、別れた妻も、先日の人妻も、十分に僕を愛してくれていたのだと、今なら分かる。それに応える能力が、分別が、僕には欠けていた。

ドラッグから脱せないように、夜の街へ通いつづけるのは、いつまでも癒されない証拠だ。


ひさびさに、母の夢を見た。
母は、隣の部屋で、布団をかぶって寝ていた。「いつ帰ってきたの?」と、僕は聞く。

二人で、近所の広い公園に行くと、不思議な色の蝶々が舞ってきて、死んだはずの犬が遊びに来る。母は喜んで、犬を抱きしめる。僕は、何枚も何枚も、母と犬の写真を撮った。
西の空が、絵画的な陰影を形づくりながら、暮れていく。今度は、会ったことのない女の子たちが、小さな港の桟橋に集まっていた。彼女たちを喜ばせるため、僕は仕掛けてあった花火に着火する。現実の僕には、そんなサービス精神はない。


クロアチア旅行の計画。6~9月は、やはり、航空券もホテル代も高い。
すると、どんなに早くても、10月ということになってしまう。そして、最安値の航空券を選ぼうとすると、6泊ぐらいすることになる。どうやら、空港で一晩を明かすことになりそうだ。

10月には、クロアチアはEUの一部になっている。それを歓迎しない国も、あるようだ。
Cimg0947(←シベニク、3月25日。観光地としてはイマイチな対応だったが、それゆえに気になる街だった。)
クロアチアから他国へ、不法就労に出かける女たちもいる。シリア内戦で使われる武器は、クロアチア国内で入手しているとも言われる。

それらを含め、僕は、かの国に片想いしている。シベニクでは、バス・ターミナルのお姉ちゃんに冷たくさたれが、それすらも満ち足りた経験だった。

あの国にいる間の僕は、無神経なぐらい大声で笑ったし、恥すらも心地よかった。あの状態を、きっと幸せと呼ぶのだろうな。

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