■0131■
「俺の艦長」 本日発売
最初の告知から、7ヵ月間、お待たせしました。すでに書店に並び、通販の扱いもスタートしています(■)。
登場する艦長は、沖田十三、土方竜、アンドロメダ艦長、古代守、古代進、山南(以上、『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ)、ブライト・ノア、パオロ・カシアス、リード中尉、ガデム、フラナガン・ブーン、エイパー・シナプス、ヘンケン・ベッケナー、ビーチャ・オレーグ、エマリー・オンス、ロベルト・ゴメス、オットー・ミタス、スベロア・ジンネマン(以上、『機動戦士ガンダム』シリーズ)、ブルーノ・J・グローバル、マクシミリアン・ジーナス、ジェフリー・ワイルダー(以上、『超時空要塞マクロス』シリーズ)、スコット・ヘイワード(『銀河漂流バイファム』)、タシロ・タツミ(『トップをねらえ!』)、伊賀徳洋(『青の6号』)。
本のテーマは「オッサンという年代の罠を乗り切る」なので、中年向きです。
このブログにも書いてきたように、「長生きした人間のオスは、ロクなことをしない」と思います。では、自分より若い世代に対して、どう振る舞えばいいのか。どう責任をとればいいのか。それを教えてくれたのが、24人の艦長たちです。
また、「俺の感じたとおり、俺の理解したままに書く」本なので、一部の版権元さんからは、ちょっとムッとされました(笑)。先方との駆け引きはあったけど、「公式サイトに載っていることより、あなたの感じたままが正解」。そう信じています。
ちなみに、12年前に出した単行本「スーパーロボットコンプレックス」(■)、これは80万円の印税が、一円も入らなかったという……病んでるねー、この本は。
■
火曜日は、経産省前の脱原発テントへ行ってきた。
フィンランドの反原発団体「Pro Hanhikivi」の副代表、ハンナ・ハルメンペーさんへのインタビューを見学するため。インタビュアーは、米原幹太さんです(■)。
他には、原発のドキュメンタリーを撮っているスウェーデンの若者も二名、来日。
米原幹太さんについては、昨年夏ごろ、このブログで触れたことがあった。彼は大飯原発の再稼動時、ゲート内に立てこもった一人ですね。生で会うのは、初めてです。
彼の発言は、常に次の行動のためだから、僕らが飲み屋でどういう話をしたかは、さておきます。
さっき、「公式サイトに書いてあることより、あなたの感じたことが正解」と書いたように、あらゆる分野で「正解は、自分の外にある」と考える人が増えている。ネットが普及して以降、特にね。
だから、原発という施設だけ無くしても、僕は意味がないと思うし、人々が「自分は当事者ではない」と思いつづけている以上、原発は無くならない。「原発的な施設、組織」は痣のように残りつづける。
心の問題だから、厄介なのさ。
それにしても、ふと気がつくと、若者相手に自慢話をしている自分には、嫌気がさした。自信がないからこそ、自慢しちゃうんだろうな。
■
| 固定リンク
| コメント (10)
| トラックバック (1)