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2013年1月26日 (土)

■0126■

「俺の艦長」()の献本、ドサッと届きました。来週頭、何人か人に会うので、もれなく渡しCa7wvge1てこようかと思います。
あ、プロダクションI.Gには、徒歩で投函しておこう。アートランドへは……、石黒監督がいらっしゃれば、きっとお酒で祝ってくださったのだろうな。

帯には「男なら舵を切れ、進め!!」の惹句が。
これは連載を集めたものではなくて、丸一冊、書き下ろしですからね。書き終えたのが昨年9月末。半年間、さまざまな仕事の合間に、艦長の出てくるアニメを見て、セリフや芝居をメモって……、その作業が、原稿を書くよりも大変でした。
31日発売。近所の書店に注文した方が、早そうです。

そうそう、マチ★アソビのトークショー()でもご一緒した、マッドハウスの武井風太さんから「アニメ! リアルvs.ドリーム 」()を送っていただいた。吉祥寺のブックスルーエで探すつもりだったんだけど、ありがとうございます!


この2日間で見た映画のメモ。
『メリダとおそろしの森』、『ビューティフル・マインド』、『ブラック・スワン』。それぞれ、面白かったり物足りなかったり。

『メリダ~』は、大島優子が主人公の声をアテていて、悪くはないんだけど、たまには若い声Main_large優にやらせてみたら? アニメ声優の高度な技術が、深夜アニメの中でしか知られてないなんて、もったいない。
ん? 深夜アニメのファンは、ピクサー作品は無視ですか? だったら、現場が要望すべき。もったいないよ。

あと、現場の声として「面白ければ、手描き作画でもCGでも関係ない」とよく聞くんだけど、こんなに表現方法が違うんだから「どっちでも同じ」なんてことはないでしょう。
つまり、自分たちの机の上にある手描きアニメのことしか考えてないんだろうし、それだけ誇りがあるんだと思う。

そもそも、漫画というかキャラ絵を描くのが、こんなにも好きな国民は、世界中を探しても他にいない。僕らは、眉毛のちょっとした角度や太さ、筆の抜き方や方向、力の入れ加減で、表情がガラリと変わってしまうことを、よく知っている。その感性は、誇っていい。
欧米では「実物」が最上位にあって、3DCGは「実物」(特に量感)という根拠・お手本を持つからこそ、受け入れられている。彼らにとって、キャラ絵は未完成な、発展途上のものに見えるのかも知れない。だとしたら、ちょっと可哀相(笑)。

『メリダとおそろしの森』のヒロインは、すごくキュートだった。手描きのキャラには、「その瞬間、その場でしか成立しない」はかなさがある。一方、3Dモデリングは一度組んでしまえば決して壊れないわけで、力強いヒロインを描くのに向いている。


立川警察の刑事が、母の遺品を返しに来てくれた。事件発生から、二年と26日。

写真の中の母は、どこか遠くへ旅行中で、赤黒い湿った土が地平線の向こうまで伸びている。石造りの低い塀が画面を横切り、彼女はそこへ腰掛けている。真っ白なスニーカーを投げ出し、左手にタバコをはさんで。
母のことを、どこの誰にも、知った風に語ってほしくない。黙って花をいただくのが、何より嬉しい。

二年間、何も得られなかった。生前の母は、僕が誰かと再婚すると信じていたようだった――すまん。
「俺の艦長」を一冊、母の祭壇に飾った。

(C)Disney/Pixar All rights reserved

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