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2013年1月15日 (火)

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アニマックスで『マクロスプラス MOVIE EDITION』。通しで見るのは、ビデオ発売時以来かも。OVA版のほうは、くり返し見ていた。
Imagesca9mp4sy人工知能が反乱を起こすという、古典的テーマゆえか、ライバルの姓が“ボーマン”だったりする。主人公の“ダイソン”は、フリーマン・ダイソンからだろうか。

ともあれ、実写映画業界に熱烈なアプローチをかけていた僕を、アニメに振り向かせたのが、『ジャイアントロボ』と『マクロスプラス』。約20年前。80年代の余熱が冷め切って、アニメは新しい観客を掘り起こそうと躍起になっていた。押井さんの『攻殻機動隊』も、テレビの『エヴァ』も1995年だからね。熱い年だった。

『マクロスプラス』は、このMOVIE EDITIONで、ヴァーチャロイド・アイドルへの同情が描かれるけど、けっして新しい切り口ではなかった。「機械の歌より、人間の肉声がいい」って結論でしょ。いや、「マクロス」の通俗性を考慮すると、それが正解なのかな。

『攻殻機動隊』は、情報の海から生まれた知性体と結合するという、何だかよく分からない文学的な方向へ、疾走していった。
だけど、河森さんは、ジェットコースターに乗せた観客を、無事に地上へ戻すことを最優先に考えているんじゃないかな。


三連休は出版社が休みなので、こういう時こそ「連休明けに戻してください」と、チェックの必要なものを投げておいて欲しいのだが、なかなかタイミングが合わない。

とにかく、原稿であれデザインであれ、手元に止めておかないこと。どんどん戻す、回す。
ギリギリで戻すと、二回できたであろうチェックが一度もできずに、本が出てしまう。「ちょっと考えさせてください」などと迷っているヒマがあったら、「迷ってるんだけど、どっちがいいですかね?」と、相手を巻き込んだほうが、解決が早い。「相談があるんですけど」と言われて、イヤな顔をするヤツはいない。
二人三脚なんだから、ひとりが止まると、ふたりが転ぶ。


で……まあ、大雪が降る前に風邪をひいたり、いろいろあって。キャバ嬢に、まったくもって最低な内容のメールを書いて、ひとりで落ち込んだりしていた。
だいたい、僕の気に入る嬢というのは、僕が堕落の道へいざなうと、ピタッと立ち止まる人ばかり。だから、ぜんぜん人生が冒険してくれない。

空いた時間は、プラモデルに没頭していたわけだけど……、やっぱり、趣味をやりすぎると、罪悪感が生じるね。
Carbgwt3趣味というのは、徹頭徹尾、自分のためにやるものだから。仕事というのは、他人のためにやるんです。社会に奉仕するのが「仕事」だから、完全に自分にのみ奉仕する「趣味」という時間を持ってバランスをとるわけ。「趣味」だけ肥大化したヤツが見苦しいのは、自分のことしか可愛がってないから。

そういう自分が、見えてしまうのね。仕事から離れすぎると。
「あの本の、あのインタビュー記事、ちょっと面白かったな」と思ってもらう以外、僕は救われないんだよ。僕の名前なんて、どうでもいい。「ちょっとタメになる記事を読んじゃったな」と、どっかの誰かが思ってくれれば満足。

(C)1995 ビックウエスト/マクロス製作委員会

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