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オトナアニメCOLLECTION いまだから語れる80年代アニメ秘話 ~美少女アニメの萌芽~ 26日発売
●美樹本晴彦×垣野内成美 対談 聞き手
僕は記事を書いたのではなく、対談時に聞き手をして、最終的に原稿をチェックしたのみです。原稿は、オトナアニメ本誌の編集さんが構成したそうで、よくまとまっています。
だけど、聞き手としては上手くなかったですね。
セル画・フィルム時代のことを書くなら、氷川竜介さんが「ニュータイプエース」に連載してらっしゃる『宇宙戦艦ヤマト 温故知新』、あれぐらい知識がなければいけない。本当は。
やっぱり、まだまだ勉強しなくちゃいけないんだよ。
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昨夜のニコニコ生配信(■)は、評判よかったみたいだね。
富野由悠季監督は、何を見ても「あっ、これって○○だねえ」と好奇心を隠さない方です。すごい作品をつくっている監督さんは、だいたい多弁だし、いろんなことに興味をもって、遠慮なく質問します。
ティモ・ヴオレンソラ監督もキュートな方で、配信後に別れるとき、大声で「バイバイ!」と両手をふってくださいました。
作家は、やっぱり色気がないとね。
だけど、ニコ動のコメントを見ながら話を進めていくのは、かなり面白かった。機会があれば、またやってみたい。
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レンタルで、『ソーシャル・ネットワーク』。マーク・ザッカーバーグが、女の子にフラれて、失恋の腹いせにFacebookの原型をつくり上げるプロットが、何より素晴らしいよね。男は、フラれるたびに童貞に戻る。童貞に、怖いものはありませんから。
体育会系のエリートどもを出し抜くのも、爽快だったよなあ。
ザッカーバーグ本人が、Facebookの中での出会いになんて、まるで興味を持っていない点もよかった。
そもそも、彼は自分のアイデアに熱中しているだけで、有名になりたいとすら思っていない。「オッサンたちのつくった枠組みの中で、いくら偉くなってもしょうがない」ってスタンス。才能はあるけど無欲な若者が、結局はオッサンたちを動かしていく。
日本の一部でも、すでに近いことは起きはじめている。
ところが、ちょっと調べてみたら、実在のザッカーバーグには、大学時代から同棲している彼女がいたらしい。……現実は、そんなもんですかね。
だけど、俺は信じるよ。得恋は行き止まりだが、失恋はクリエイティブだ。
映画のラスト近く、ザッカーバーグは「あなたは最低の人間ではないけど、そう見える生き方をしているわ」と言われる。余計なこと、言うなよ。
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ニコニコ生配信から帰宅後、近所のガールズバー、吉祥寺のガールズバー、セクキャバとハシゴ。
セクキャバは、やっぱり過激なテクニックのある子が人気なんだな。当然のように「ドリンク頼んでいい?」「指名してくれない?」と甘えてきたので、断った。
それだけ図々しいヤツなのに、他の子たちは「○○ちゃんのテクニックには、かなわない」と萎縮してしまっている。それは不健康だよ。
僕はつい、自信を失っている子に、仏心を出してしまう。ひとりでションボリしている子がいたら、指名料が倍かかろうが、「君もおいで」と声をかけてしまう。「優しい人」って言ってもらえるけど、お金が出ていくだけで、何もいいことないですよ。
でも、夜遊びでも仕事でも、見ちゃいられないことってあるでしょ。
『ソーシャル・ネットワーク』で、ヘッドホンしながらPCでプログラム組んでいる横で、女の子たちがゲームしているの、あれ良かったな。パラダイスだよね。自分の人生には、ついに現われなかった光景だ。
ColumbiaPictures/Photofest/ゲッティイメージズ
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