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2012年8月15日 (水)

■0815■

『輪廻のラグランジェ』 第6巻 24日発売
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●ブックレット編集・執筆
これで第一期が、ようやく終了です。
「ブックレット作成」といっても、各巻ごとのキャッチコピーとあらすじも、公式サイトに載せるものとは別に、毎回書き下ろしています。
……このへんの話も、いずれトークしたいんですけどね。それとは関係なく、10月8日に、マチ★アソビでトークします。
テーマは、10月下旬発売予定の単行本『俺の艦長』についてです。『俺の艦長』は、マチ★アソビ以外にも、都内で発刊記念イベントやろうか?という話も出ています。

関係ないけど、『おおかみこどもの雨と雪』、上映四週目にして、興行収入2位。→


「金と手間をかければ何とかなる」というのは、男ならではの貧しい発想だと聞いて、いろいろ納得する。
原発事故も放射能汚染も、「金と手間をかければ何とかなる」と思っている人が多い。しかも、即座に「結果が出た」ことにして、さっさと忘れようとする。「徐染したから、大丈夫、もう住めます!」とかさ。「産地偽装があったけど、基準値以下、安全です!」とかさ。
「何とかする」=「言いくるめる」「言い逃れる」になってしまっている。どんな職場でも、そうなってるんじゃない?
自分がリスクを負わずに、相手にリスクを負わせて逃げきったヤツが賢い、頭いい。卑怯なヤツほど、鼻が高い。

「電力を十分に供給してくれるんなら、原発でも火力でも構いませんよ?」というヤツがいる。本人は達観した気になっているから、フフンとクールに笑っている。
ボッタクリ同然の電気代でも、「金で解決」と思っているから、平然としている。理想も葛藤もなく、歳だけとってしまった人間には、奴隷の生き方しか、残されていない。


先日、女友達と食事したときは、九州の食材を使っている店を選んだ。
いま、汚染食材は流通し放題だから、それぐらい気をつけないとダメなんですよ。食べて危険かどうか以前に、それぐらいの意地は発揮すべき。

それで、今月10日に、群馬県のシイタケから110ベクレル出た件()。
県に、「なぜ生産者名を公表しないのか」質問しました。理由は「出荷された原木しいたけは、流通業者が全て回収しています」「他の生産者の原木しいたけは基準値以内」「通常、放射能の基準値超えの場合は、市町村までの公表です」……ほらね? うまいこと逃げて「解決した」気になっている。
回答したのは、「群馬県 環境森林部林業振興課 きのこ普及室 きのこ係」だから、人よりキノコが大事なんだろうな。マタンゴかよ。

本人は仕事した気になっているんだろうけど、「キノコは食べられない」「特に、群馬県産は絶対ヤバイ」という印象しか残らないかも知れないよ?
結局、僕が怒っているのは、原発事故・放射能汚染にたいして、これっぽっちの対応しかしてくれない自治体、食品業者なんです。
自分たちの仕事を汚すようなマネをしといて、よく給料をもらう気になれるよなあ……その堕落っぷりに、なにより腹を立ててます。

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