■0813■
松屋銀座の「タツノコプロテン」へ。
友人と待ち合わせる前に、銀座スパンアートギャラリーの「幻視怪獣展」に立ち寄る。開田裕治先生がいらした。
リキテックスで、がっちりと塗りこまれた絵ばかりだった。
タツノコプロテンでも、色鉛筆や水彩を駆使した「絵」が多い。絵が好き、というより、どんな絵でも「いい」「悪い」は分かる必要がある。
誰か「絵を見るのが好きだ」という人がいたら、どこがいいのか聞いてみると、意外とタメになる。自分ひとりで、なんとなく分かった気になったまま、10年20年すごしてきてしまうのが、一番こわい。
吉田すずか先生の『アクビガール』の原画を、間近に見ることができた。瞳やまつげ、アクセサリーに金色の絵の具が使ってあるのが、本当に愛らしい。もちろん、印刷では出ないんだけど、それでも金色を使ってしまうところが、本当に可愛い。
物販コーナーでは、『アクビガール』のグッズばかり買い込む。
これはマグカップの箱なんだけど、箱のままのほうが絵が見やすいので、このまま飾ってある。
「タツノコプロテン」の後、ディズニーストアで、ティンカー・ベルのコップを買ったんだけど、ティンクの場合は「グッズ」が欲しい。『アクビガール』は、絵さえよければ、物は何でもいい。本当は、吉田すずか先生の画集があれば、それで足りるのかも知れない。
……とまあ、そんなことばかり考えながら、自分の好みだけを語りながら、一生を終えたかった。
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友人と別れてから、終電にかけこむのも嫌だったし、始発までキャバクラで過ごそうと画策。
土地勘がないので、その手のお店をさがすのに、汗だくになりながら歩くはめになった。
こういうとき、ファミレスでコーヒーでも飲んですごそう……という気分になれない自分は、破壊的な生き方をしていると思う。
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