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2012年3月20日 (火)

■0320■

経産省前の抗議集会へ行ってきた。メールの返信が遅れた皆さん、すみません。
0319cahm0936昨夜は夕方17時30分からだったので、けっこう、人が来ていた。ピーク時で、200人ぐらい? 何しろ、途中から「右から考える脱原発デモ」が合流してきたので、コールの声が経産省本館を突き抜けて、別館にまで届いたっていう話だよ。

経産省前抗議活動は、どこか文化系的なんだよな。ミュージシャンが多いし、ちょっと泣きが入る感じ。「右から考える~」は、体育会っぽい(いわゆる右翼には見えないんだけど、すごく規律がとれている。明確に、伊方原発、大飯原発に反対していると分からせる姿勢も良かった)。

こっちが「俺たちは、右翼でも左翼でもないよ。ふつうの市民だよ……!」と叫んでいるのに、「右から考える~」が経産省前まで行進してきて、「脱原発に右も左もありません! ともに力を合わせましょう!」だからね。負けました。


経産省前抗議は、ようはイヤガラセなので、ストレステストの聴取会などをやっている間、何か主張していればいい。人数で民意を示せば、それで足りてしまう。
なので、「俺たちの前に来て、誰か説明しろよ」「ここで公聴会をやれよ」っていうのは、かなりズレた要求だ。どうしても、男性がマイクをにぎると、焦点がボケがちである……。
だって、勝手に集まって、好きなことを自由に叫べる場であることに意義があるのであって、抗議される側に答える義務はないと思うよ、この集会の場合は。

やっぱり、若いママさんは本当に苦しい、切実なことをおっしゃるので、つい下を向いてしまう。
驚いたのは、ママさんにくっついてきた、まだ12歳の中学一年生がマイクを握ったことだ(女の子です)。
「私が大きくなる前に死んでしまったら、あなた方は責任がとれるのですか?」「いま、福島第一がどうなっているのか、説明してくれる大人は、いません」「どうして説明できないんですか? 説明できないってことは、危険だからでしょう!」――だいたい、こんな意味の、短いトークだった。
子供に、こんなこと言わせてしまって……。

結局、昨年の事故まで、原発やエネルギーについて無関心のまま生きてきて、「こんな世界を、後の世代にのこしてしまった」罪悪感。「自分を許せない」と涙声になっている女性もいた。
いつも、そこへたどり着く。罪悪感に。

それを感じなくてすんでる人は、本当に幸せだと思うよ。


「ツイッターやネットで 原発の反対している人の揚げ足とるようなレス多いけど そんなヤツほど薄っぺらく なんにも実態わかってないし 情けなくなるぜ」とFLYING DUTCHMANは歌うけど、いまだに「電気が足りないから、原発は必要だよ」と昭和なことを書いている学生さんがいて、本当に情けなくなった。
だって、原発の本なんて、ただの一冊も読んでないんだもん!

そういう子は、議論の相手を屈服させたいだけだから、「今は足りてても、需要が増えれば足りなくなるよ」と、いくらでも屁理屈をつづける。
「だって、お前らだって電気を使ってきたし、今だって使ってるんだろ?」なんてのは、アイドルに向かって「お前だってシッコやウンコするんだろ? なのに、どうして綺麗な服きて、チヤホヤされてんだよ?」と言うようなもの。考え方が、卑しい。

そして、にごった水を愛する者たちは、決して、腐った水たまりから出ようとはしない。
「高いところに行けば、新鮮な水がある」と知っている者だけが、山を登ろうとする。

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