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2012年3月18日 (日)

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小雨の吉祥寺で『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス 3D』。
0318ca0ornvx_6この映画館は第一作は上映しなかったけど、80年の『帝国の逆襲』はやってくれたんだ。期末テストが終わって、みんなで走って見に行ったよ。
誕生月割引だったけど、3D観賞料300円+3Dメガネ代100円、とられた。

『タイタニック3D』の予告でハッとしたけど、「字幕」って、本当は画面内にあってはいけないものだよね。
字幕はどこにあるのかというと、観客の脳内でだけ見えているのが、理想的な居場所であって。でも、そんなサイバーパンクな技術はないから、やむなく、画面に置いているだけじゃないか。

その字幕が、3Dでは一番手前に浮いている。ものすごい存在感だよ。
つまり、映画って、その世界が「在る」と観客に思いこませることが最大の目的で、「撮影されたもの」と認識された瞬間、あらゆるフィクションは敗北するよね(映画のタイプによるが、虚構性の高いものほど、意図を隠しとおさねばならない)。

3D上映で、観客を作品世界に没入させようと努めているはずなのに、いちばんクリアに見えるのが字幕スーパーという「仕掛け」なんです。
字幕のないアクションシーンになったところで、「ああ、このシーンは字幕がないなあ」と思う程度で、いちど解かれた魔法は、二度とはかかってくれないです。


でも、字幕よりクリアだったのは、前の席でポップコーンを食っている観客の存在だよ。
冒頭30分ぐらい、ずーっと咀嚼する音が鳴ってるんだから。コンセッションで売っているものを食ってるんだから、彼の自由なんだけどさ。

予備校をサボって、文芸座に通っていたころ、館内は無法地帯だった。タバコを吸う客がいて、注意する客がいて。昼間から酔っぱらっている客もいるから、野次はとびかうしね。
だけど、その17歳か18歳ぐらいのころ、最も没入して映画を見ていた。すぐ隣の席で画面に話しかけているオッサンがいても、あまり関係なかった。

今は、上映前に「携帯を消せ」「おしゃべりするな」と、いっぱい注意されるでしょ。
「NO MORE 映画泥棒」なんて、2007年から出てきた新参者で、昔はカメラを三脚にすえている客なんてザラにいた。もちろん、「シャッター音がうるさい」と怒る客もいた。
館内で好き勝手をやればやるほど、映画は観客たちと同じ空気を吸い、共有されていったんだ。

昨夜の『スター・ウォーズ』では、ジャージャー・ビンクスが何かやるたびに、小学生たちが笑っていたけど、彼らは映画を自分のものにしていたんだろうな。


最近は、吉祥寺まで散歩することが多い。
0314caoh7ptu玉川上水と吉祥寺どおりがぶつかる辺り、井の頭自然文化園裏手で、0.17μSvもあったので、「ええっ?」と思って。
友だちに話したら、この近くのジブリ美術館が心配だというので、映画に行く前に計ってきた。

三回計測で、それぞれ0.09μSv、0.10μSv、0.09μSv。
もちろん、館内はグッと低いはずだけどね。

でも、「ひょっとして?」と思って、自分の部屋の中(マンション9階)で何回か測ったら、以前よりグッと高い数値が出た。平均すると、0.10μSvある。
エアカウンターは、数値が低めにでるよう、校正してあるんですけど。

――昨年、野村羊子議員の測定会で、ジブリ美術館近辺は回ってみたはず。そんなに高くなかったはずなんだけど、困ったもんすなあ……。


「85歳の夫が妻をつえで殴り死なす」→

この夫婦の子供は、どんな気持ちでいるかなあ、と気になる。会って、話してみたい。
殺された奥さんには、これっぽっちも人権は残りません。最も強固にガードされるのは、「加害者の人権」。もう、鉄壁に守られる。それが、日本の司法制度です。

弁護側は、「奥さんは、殺されても仕方のないような人だった」ことを、必死に立証しようとします。
人権を奪われた被害者は、殺されたあとも愚弄されつづけるわけ!

日本は、ふしぎな国。人を殺すと、殺す前より、しっかりと人権を守ってもらえる。

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