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2012年1月30日 (月)

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ムービープラスで、香里奈主演の『ラブコメ』。ちょっと古い映画だろうと思っていたら、まだDVDが出てから一年ぐらいの最近作。
0130154796_1香里奈は、もうどんな役で出てきても大歓迎だけど、北乃きいのファンはどうなんだろう、これ。キャバ嬢という無理のある設定、ヘアメイクも衣装もちょっと……。北乃ファンの意見が聞きたいところだ。

登場人物は全員が社会人なのに、中学生みたいな生ぬるい恋愛がダラダラつづく。でも、ドロドロするよりは、ずっと気が楽だ。
演出も芝居も、すべてが子供じみていて、だからこそ憎めない映画って、あるんだよ。そもそも、僕は冒頭30分ぐらい見のがしている(笑)。録画できなかった。

「それじゃあ、見たことにならないよ」「最初から最後まで見なきゃ」って人とは、話が合わないだろうな。
面白い映画は、ワンシーンだけでも面白いと僕は思っている。一分でも「ああ、いいシーンだな」と思えたら、それで映画と僕との関係は成立する。トータルな完成度なんて、まったくどうでもいいんだ。


この映画は、昨今珍しいぐらい、東京23区をフィーチャーしている。上野動物園だとか隅田川花火大会だとか。東京都の地図も出てくるし、それも「古い映画ではないか」と思わせる要因じゃないかな。
東京、特に23区なんて、ここ数年の邦画では忘れ去られていた。『三丁目の夕陽』なんて、あんなものはジジイのノスタルジーでしょう。

東京23区、上野公園もそうだけど、僕には古い思い出がいっぱいある。
だけど、もう懐かしくすらないんだ。思い出さえあれば、生きていけると思っていたけど、そう甘くはなかったね。現実は。


些細なことかも知れないが、ちょっと気になるツイートを見かけた。
コピペすると、そのツイート主を「晒す」ことになるので、概要を書くと、「東電前でデモをしていたお母さんのツイッター・アカウントを見つけた。だが、家庭では子供ほったらかしで、酔っ払って寝てしまったと書いてあり、それをどこかに晒そうか、迷っていた」と。

……まあ、そういうお母さんもいると思うよ。先日の経産省前テントの集会でも、ただ友だちとダベってるだけの若者もいたし、別に聖人君子が集まってるわけじゃない。
僕が怖いのは、「どこに晒そうか」迷っていたわりに、このツイート主もリツイートした何十人かの人たちも、別に原発推進でも何でもないところです。中立以前の、無意見層じゃないのかな。
彼らは、ただこう思いたいだけでしょう。「脱原発とか叫んでる連中の正体なんて、こんなもんさ」。

しょせん、世の中、くだらないよ。どいつもこいつも嘘つきだろ。結局、本当に立派な人間なんて、この世にいないんだろ。――そう考えることで、溜飲を下げている人たちがいる。
自分の意見を好き勝手に叫んでいる母親が、家では母親失格である。だから、俺たちも努力しなくていい。そんな最低な母親がいる世界で、俺たちが何かする必要はない。まあ、そんなとこだろう、甘ったるいニヒリストたちの言い訳は。

自分が理想や向上心を放棄するダシに、他人の失態を利用するな。僕が憤った理由は、それだけ。
世の中がくだらなければくだらないほど、努力しないといけないんじゃないの?


明日は、友人が僕のために組んでくれたPCを、わざわざ家まで運んできてくれる。
明後日は、打ち合わせ後に、『ももへの手紙』試写会へ。その翌日は、東京高等裁判所で控訴審だ。

人生、折り返し点だなあ、とつくづく思う。

(C) KDDI 配給:ショウゲートma.pia.co.jp/piaphoto/title/240/154796_1.jpg

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