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2012年1月 4日 (水)

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そろそろ、真面目に原稿に取り組まなければならないが、綾瀬はるか出演の『プリンセストヨトミ』を。
0104pty_ma3_largeとにかく、綾瀬が大阪の町で、お好み焼きや串焼きやたこ焼きを食べまくる。それだけでも、見たいと思うでしょ。
だけど、メイキング映像で、中井貴一が休み時間につくったお好み焼きを、衣装にエプロンつけて食べにくる綾瀬。これが一番、よかった。

だって、映画は正面・真後ろ・真横から、役者の顔を撮るんだもん。役者をフレームに押し込んでおいて、おいしそうに食べてる様子なんて、撮れるわけがない。
とにかく、正面顔のアップが映画の8割ぐらい。それに飽きたらドリー移動と、あとはCG(笑)。

でも、大阪が国として独立しようとしている、というアイデアは面白い。
西日本で撮影された映画は、見ていてホッとする。特に食事シーン。そもそも、撮影は2010年の夏だから、放射能もバラまかれてないしね。


放射能の自社検査をしている「すき家」以外で、一軒だけ、チェーン系の中華料理屋で外食することがある。
その店へ行くときは、「ある程度、放射性物質が体に入っても仕方ないな」……と、覚悟はして行く(野菜を大量に使ったメニューは、絶対に避けるけど)。

その日は混んではいたけど、特に料理が遅いわけではなかった。なのに、店員さんが席まで来て、「申し訳ございません、もうしばらくお待ちください」と頭を下げてくれた。
おまけに、帰りぎわに「お料理が遅くなり、失礼しました」と、見なれないサービス券を渡してくれた。
もちろん、僕は大変な好感をもった。「チェーン店だから、接客はおざなり」なんてのは、偏見であって。

でも、店員さんがいくら誠実でも、食材だけは信用ならないよなあ……。無論、それは今の暫定規制値と、それを容認している食材卸業者のせい。店員さんは、悪くない。
つまり、原発は、人の誠意まで汚染する。ただの発電施設ではないんですよ。電力が足りる足りない以上に、心を疲弊させるから、反対なんです。
(いまだに「電気はどうすんだ」と言っている人は、呑気でいいですね。西東京の各市は、続々と東電から離反し、「まともな」電力会社と契約してます)

『フード・インク』という、アメリカの食産業に取材したドキュメンタリーを見たけど、ひょっとし0104t0009384たら、日本も変わらない状況なんじゃないか……。
ヤミ米が流れてきたり、汚染牛が西日本にまで出回るのには、組織的な腐敗があるからでしょう。

『フード・インク』で強く訴えられる「巨大スーパーと手を切り、地産の食材を買いましょう」というメッセージすら、いまの放射能汚染の前では無力に感じられる。


僕は、結婚の前後だけ、ゲーム会社に勤めていたことがある。そこでは、本当にいろいろな経験をしたんだけど……組織って、本物のダメ人間を、重要なポストにつけてしまうんだよ。
「前の会社で仲がよかったから、アイツは大事だ」とか、くだらない理由を強いてくる。「実力以外では認められたくない」フリーランスからしたら、甘えとしか思えないよ。

だけど、そういうダメ人間の寄り合い所帯に対し、愚痴る若者はいたけれど、本気で戦いを挑む人間は少なかった。本気を出したら、僕みたいに叩きだされるから。
一緒に怒っていたはずの連中が、手の平を返して、敵に回ったよ。だから、組織――というか、男が何十人か集まると、必ずおかしなことになる。

だけど、一声あげたら、経理のお姉ちゃんが「確かにおかしいですよ」と賛同してくれたことがあった。誠実さと勇気とを、両方持っていることが大事。

(C)2011 フジテレビジョン 関西テレビ放送 東宝
(C) Participant Media

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