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コミケ会場の近く、TOC有明の「となけっと」というイベントに参加してきました。しかし、私宛てに来てくださった方たちには、なかなか店番を離れられず、大変失礼をしました。特に、某総督、もっと話したい気持ちだったのですが……。
ある方の娘さんは、「何もお土産を考えて来なかったので」と、チョコレートを下さいました。高校生なのに、30歳も年上のオヤジに対してキチンとした態度で、とても頼もしかった。
帰宅すると、毎年、イベントでカレンダーを下さる方が、今年は郵送で送ってくださった。すぐ壁にかけました。ありがとう。
この年末は、りんご、お花、プラモデル……いろいろ、いただいた。
と、ここで吉祥寺の飲み友達からメールが来たので、深夜から朝まで、ガールズバーで過ごす。
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さて、28日付の東京新聞によると、枝野幸男経済産業相が「発送電分離」を議論の俎上にあげたという。
はるか以前にリンクを貼ったと思うが、送電線の国有化については、署名活動も行われている。→■
この提案が理想的に進めば、大手電力会社の独占体制は終わり、われわれは「民間の」電力会社と自由に、フェアに契約できるようになる。
28日の夜は、NHKでも民放でも原発・放射能関連の番組が放映され、低線量被曝については、「今のままの食生活ではヤバいことになる」と、青くなっている人もいるようです。
あるいは、自分を安心させたいがため、「放射能はそれほど危険じゃない」という情報を必死にコレクションしている人。
そういう人はケンカ腰なので、まだ分かりやすいほうです。
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「でも、僕の郷里のような田舎では、あいかわらず原発推進みたいです」と、友人が苦笑する。
交付金や献金に甘えてないで、金がない自治体は、何とか工夫して金集めをするしかない。それが出来ないのは、田舎だからではなく、首長が無能なんですよ。
「原発が稼働してなくても、交付金が支払われるなら良し」だとか、そんな老人ばかりでしょ。
日本人はバブルの頃に、「金さえあれば何でもできる」と思い込んでしまった。俺は金を払ったんだから、どんなに威張ってもいいんだとか。今でも、そういう考えの人が多いと思う。
「いい会社に就職したい」と言ったときは、必ず「給与が高い」会社のことでしょ。社会に貢献している会社が、「いい会社」のはずなのに。
ボロい施設を無理して動かして、それが爆発して自殺者まで出すほどの迷惑をかけても、ボーナスが出るから「いい会社」。社会と関係ないんだよ。閉じている。
原発推進の人も同じで、閉じている。「自分さえ良ければいい」人は、自分を強いと思いたいから、徹底して原発推進、現状容認。
自己満足で生きているから、社会がどうあろうと関係ない。金さえあればいい、欲しいものが手に入れば、後は知らない。そういう人ばかりだろう。
「自分は九州電力に内定しているから、やらせメールの話は終わりにしてほしい」大学生とかさ。自分の子供を被曝させまいと必死なお母さんのことなんて、考えたこともないんだろう。
社会に対して、理想を持たないといけないんだよ。
だから、僕は他人に「あなたも原発に反対してください」なんて言わないよ。自分のことしか考えてない人が、反対するわけがないから。もう、その人の性格を見れば分かる。
エゴイストは、自分を強いと信じ込んでいる。しかし、強いことが善いこととは限らない。
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