■0513 グフ■
EX大衆 6月号 発売中
●「グフの全て」構成・執筆
どこまでニッチになれば、読者は着いて来られなくなるのか?と、やや実験精神のある企画の第一弾。カラー5ページ、グフのことしか書いてません。
イラストレーターの天神英貴さんが、「グフの魅力について」語りたおした上、ガンプラの箱にサインまでしてくれました。これは、読者プレゼントになります。
この企画の担当者は、ファースト・ガンダム世代ではありません。アニメファンでもないし、「教養として」ファースト・ガンダムを見た程度の若者です。
それゆえに、こちらの予想を裏切る大胆さもあれば、分からないところは「どうするべきか」と、素直に聞いてきました。
これがもし、40代同士で安心しながら進めていたら、かなり視野狭窄になったと思います。そもそも、「グフだけで5ページ」なんて、怖くて出来なかったでしょう。
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「若者には、安心して任せられない」という発想が、そもそもダメだと思います。
なぜ、そういう思考になってしまうかというと、自分が、まだまだ若いつもりでいるからです。「若者に追い上げられている」などとは、信じたくもないんでしょう。
自己啓発書で「40代からスタート!」「50代からでも遅くはない!」などの惹句がありますが、すべて、焦りに焦ったオッサンを安心させるための方便です。
40代は、とっくにオジサンです。自分では「まだまだ若い」と思っていても、当の若者から見れば、ただのオジサンです。
自分が「老い」を引き受けた瞬間、若者にとって、自分はまだ価値ある存在でいられるのだと、若い編集者と仕事するたびに思います。
もちろん、「あ、こいつはダメだ」という人もいるよ? だけど、それは年齢性別、関係ないからね。
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読売新聞の、原発記事の地味っぷり、東電擁護っぷりに嫌気がさして、解約の電話を入れた。ダメ、解約させてくれない。
「いま、担当者を向かわせているから、直で話してくれ」という。ようするに、情に訴えて、解約させまいとしてるんでしょ。俺は、配達してくれるおじさんは好きで、いつも道ですれ違うと、挨拶してるんですよ。
どうして、そういう、本質とは無縁のところで、カタをつけようとするかな?
東電の土下座行脚じゃないんだからさ。
明日は、ちょっと取材気分で、東電前アクションへ参加。その前に、救援物資をどこかで送らないと。
そして、夜は人と会うかも知れないので、その場合は、ブログお休みです。
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コメント
>ダメ、解約させてくれない。
思わず吹き出しちゃった!
>どうして、そういう、本質とは無縁のところで、カタをつけようとするかな?東電の土下座行脚じゃないんだからさ。
また笑っちゃった。
>「東電前アクション」
そうだよね〜!
廃炉の方向にいってもらわないと、停止ではダメ!
しかも期間限定?!
投稿: ごんちゃん | 2011年5月13日 (金) 23時31分
廣田様
>解約の電話を入れた。ダメ、解約させてくれない。
読売新聞本社に電話してやれば一発ですよ。
http://info.yomiuri.co.jp/contact/
恐らく営業所と話せというので、『ここに電話する』と言ってやればいいと思います。
http://www.kokusen.go.jp/
新聞屋との勧誘の仕方で揉めたことあります。
7年前、僕はお年寄りが多く住むアパートに暮していたのですが、そこにダブルの縦縞スーツを着込み、汚らしいちょび髭を生やしたヤ○ザ風情のオッサンが勧誘に登場。物腰が柔らかくてもその目的は『明らか』でした。
これは『悪質』だと思い、本丸に苦情電話。
すぐに営業所の責任者が謝りにきましたが、本当に品の無い連中だと思いました。
敢えて新聞社名を書くと、朝日ですよ。
ちなみに、僕は腰抜けなので、オッサンにはヤンワリと断り、帰ってもらっています(笑)
投稿: かまた | 2011年5月13日 (金) 23時39分
■ごんちゃん様
東電は、「仕事ができなさすぎて、命の重みの分からなくなってしまった、おバカさんたち」という認識なので、彼らを締め上げようとは、あまり思わない。
ここまで巨大な権利を手に入れると、人間って、壊れちゃうんだなーと。
■かまた様
ああ、国民生活センターがいいんですね。販売店と話すのは、ホントに時間の無駄なんですよ。電話、切らせてくれないし(笑)
>敢えて新聞社名を書くと、朝日ですよ。
地域によるんでしょうけど、ここ三鷹市上連雀の朝日は、品性下劣です。
マンションの廊下から、しょっちゅう、怒鳴る声が聞こえてきます。これもまた、日本が抱えつづけている疾病ですね。
昔すんでいた八王子では、逆に、読売がひどかったのです。
投稿: 廣田恵介 | 2011年5月14日 (土) 00時39分