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2011年4月30日 (土)

■0430 スーフェス■

昨日のスーパーフェスティバル56にお越しになった皆様、ありがとうございます。
やはり、ギムレット氏のレゴ作品の反響が凄く、多くの方が、写真を撮っていました。中には30caa7l1h5記者さんもいたようで、GAグラフィックの記事にもなっています。→こちら
左の写真は、電子書籍について相談にのってもらったパトリック・マシアスさん一行。ケーブルテレビの取材だったようです。

僕も思わず、ギムレット氏に「プロになったら?」と言ってしまいました。少なくとも、レゴ・ジャパンは注目してもいいのではないかな。そうしたら、ギムレット氏もパーツ不足に悩まずにすむ。
まずは、レゴモデルビルダーの直江和由さんと河森正治さんに、作品の写真を送ってるかな。

前回と同じく、僕が勝手に「ディズニー屋さん」と呼んでいるディーラーが参加していた。
30cagnve66やはり前回同様、片付けギリギリに駆けつけて、「お金とってくるので、取りおきしといてください!」とお願いして、ティンカー・ベルのスタチューを購入。
ギムレット氏は「4千円は高い!」と言っていたけど、ティンクのグッズは、迷っているうちに消えてしまうので。

何人か、知り合いの方も見えて、望んだとおりに、のんびりできた一日でした。


スーフェスのあとは、高校時代の友人と、朝まで酒。

歌舞伎町のキャバクラにも行ったんだけど、座るなり、「ホテル行こうよ」とささやかれる。出ました、違法デートクラブ。
卓上の写真を撮っていたら、「ダメよ、撮っちゃ」と怒られる。無視していたら、今度は従業員が「ちょっと、お客さん」と文句を言いにきた。

その人間が何を怖れているかで、品格が分かるね。俺は、店外の写真もバッチリ撮ってきました。
セックスしたかったら、最初からそういう店に行くよ。他人に性欲をどうこうされるのが、一番いやなんだ。人のパンツの中をのぞく権利は、誰にもない。

気分転換にカラオケに行き、80年代のアニソンをいろいろと。ヴァージンVSとか。すごく楽しかった。


僕が原発について発言しているのは、『マイマイ新子と千年の魔法』の署名活動や『ぼくのエリ 200歳の少女』で映倫に質問状を送ったりしたのと、なんら変わらない。
「間違っている」と思ったことに対して、アクションを起こしているだけだ。
アニメやプラモも大事だが、原発問題も大事。

「これは、デモに出ている場合ではないな」と思わされたニュースは、川崎市の阿部孝夫市長が、福島県の瓦礫を運び、市内で処理するという話題。
美談に聞こえるが、「放射性物質も一緒に運ばれてくるのでは?」という懸念がある。それに対して、川崎市は何の対策もとるつもりがないようだ。→こちら

福島出身の阿部市長は、「故郷の痛みを分かち合いたい」と思ったのかも知れない。しかし、首都圏全域を巻き込むような義侠心は、ジジイのノスタルジアでしかない。
断固として抗議しようではないか。市長あてのメールは、こちらまで。

俺は、自分が助かりたいとは、たいして思っちゃいない。父親に母親を殺された人間は、自分の人生に、明るい希望など持てるものではない。
しかし、将来ある子供たちは別。20ミリシーベルト撤回要求の署名は、本日23時まで。大人なら、大人の職務を果たそう。

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コメント

ギムレットさん、元になってるロボ(メカ?)を知らない私でも、何故か見入ってしまうかも。惹き付けるものがあるね

原発問題については、夫婦で散々議論してきてさあ〜思ったことは、考えの終着点は同じであっても、そこまでのプロセスが違うんだとういこと。そのあたりでお互いイラっとすることがある。最終的には同じことを考えているにも関わらず...思わず、「バックグランドとかもうどうでもいいから、署名したの?!」と聞いたら、「したよ」だって。ならいいんだけど...って。

>川崎市の阿部孝夫市長が、福島県の瓦礫を運び、市内で処理するという話題。
福島の瓦礫の行き先は....処理方法は、どこがベストなんだろうか。。。

投稿: ごんちゃん | 2011年4月30日 (土) 22時02分

■ごんちゃん様
ギムレット氏は、センスいいというか、性格のソフトさが、作るものに現れてます。

原発問題に関しては、実は、ほとんどの人が「問題」とさえ思っていないんじゃないかな。
昨日、友だちに「たいした事には、ならないだろう」と署名を拒否されてしまった。彼には悪いけど、それは思考停止だと思う。
「政府は正しい、今までだって、ずっとそうだったじゃないか」と思っている人が多いんだろう。しかし、国策で建てられた原発が事故を起こし、その周囲に住めないことも「正しい」のだろうか。政府が間違っていたことの、何よりの証拠じゃないか。

川崎市のやろうとしていることも、「市が安全だというからには、安全と信じる」人が、日本人の9割ぐらいだろうね。それは「見ざる・言わざる・聞かざる」、一種のあきらめだね。
俺は何もしないよりは、責められてでも何かする人間でいたい。

投稿: 廣田恵介 | 2011年4月30日 (土) 22時27分

自分の働く職場は職業柄(?)既婚者は少ないのですが、やはりお子さんを持つ方は原発の話題に非常に敏感で、他の社員との温度差を感じます。

川崎市の件に関しては、市長はあくまで善意で行動しているつもりなのでしょうが、合理性のない感傷で単に被災地とともに毒をあおろうし、それを多くの人々に強要しているように思えました。

戦中の日本も得手勝手で非合理的な美徳を逆らいがたい雰囲気とともに人々に押し付けていたんだろうなあ…と。

投稿: べっちん | 2011年5月 1日 (日) 00時15分

■べっちん様
僕はむしろ、「子供のいる人こそ、先頭に立って発言すべき」と焦れています。それは単に、環境の違いかもしれませんね。

今回の件で変わらない人間は、初めから変わる意志がなかった人なので、別の地方で原発が事故らないと、目を覚まさないでしょう。

>戦中の日本も得手勝手で非合理的な美徳を逆らいがたい雰囲気とともに人々に押し付けていたんだろうなあ…と。

これは、大変、腑に落ちました。
福島県から脱出しようとしても、「非県民」扱いで、逃げるに逃げられないと聞きます。
逃げないことが美しいとされているのでしょうね。

投稿: 廣田恵介 | 2011年5月 1日 (日) 01時13分

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