« ■0427 ウォッチメン■ | トップページ | ■0430 スーフェス■ »

2011年4月28日 (木)

■0428 ねこタクシー■

昨日は、よほど疲れていたのか、セットしてあったアラームを消してまで睡眠続行、『100000年後の安全』は見られず。
O0515029010591557500代わりに、レンタルしてあった『劇場版 ねこタクシー』を。もちろん、山下リオが出ているから。

テレビシリーズの好評を受けてつくられた映画らしい。90分もたせようと、あれこれ工夫している。
仕事というのは、すべてが「問題解決」だ。映画とて、例外ではない。この企画が持ち上がった時点で、それを公開日までに制作するという「問題」が課せられる。山下リオだけを、出っずっぱりにするわけにはいかない。予算も決まっている。そんなことを考えさせられた。


シーン転換のカット頭に、注目してみる。カメラは、緩やかにドリー移動しているか、人物を小さく捉えるときは、ピタリと決まった構図から始まる。
前者は、前シーンの流れを受けている。後者だと、一度、流れがリセットされる。

イマジナリーラインは、何度も無視されるが、これはポジションが良ければ、たいして気になるものではない。唯一、保健所の事務所のシーンが明らかに不自然だったが、ロケセットなので、カメラを置く場所が限られていたためだろう。
――映画が気持ちよく見られるというのは、カットが軽やかにつながっているか、という問題でしかない。

山下リオは『魔法遣いに大切なこと』のはかなげな雰囲気から、ずいぶん、芯の強いキャラクターを演じられるようになった。
あとは、芦名星の女性ドライバーが、つなぎを着て、車を整備するシーンにしびれる。女だてらにエンジニア……というのは、割といいかも知れない。


今日はどうやら、原発関連のことを書かなくてすみそうだけど、それは昨夜、怒り疲れたから。
「日本政府は、ナチスと変わらない」と書いたら、フォロワーが減ったけど、構いはしない。

しかし、これだけは切なるお願い。
“子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する政府決定の撤回を要求する署名”の最終シメキリが、30日23時に迫っている。ぜひ、お力を借りたい。→こちら

いま、豊田有恒氏の『日本の原発技術が世界を変える』を読んでいる。まずは、原発推進派の意見から拝聴しようではないか。


明日、29日のスーパーフェスティバル56に参加します。
C-28「Hard Pop Cafe」、もともとは『メガゾーン23』同人誌「フェスティバルタイムズ」および「2325」を販売するためのディーラーなので、興味のある方は、お立ち寄りを。
Ca9lgjvx私は、こういうのを持っていく予定。

これ、「まんだらけ」で買い取ってもらえなかった本なんだけど、たとえば、これは100円で売る。……なんか、もったいないような気もするけど、もう値札つけちゃったからな。

明日は、スーフェスの後、呑みの予定なので、ブログはお休みです。

(C)2010「ねこタクシー」製作委員会

|

« ■0427 ウォッチメン■ | トップページ | ■0430 スーフェス■ »

コメント

>まずは、原発推進派の意見から拝聴しようではないか。

それもいいね。(不適な笑み...)

私たちは「日本から原発をなくす日にむけて歩み出す」そのために何ができるか、勉強しながら一歩一歩やるだけです。

投稿: ごんちゃん | 2011年4月29日 (金) 14時47分

■ごんちゃん様
原発推進派の人を、宗旨がえさせる時間はないと思う。強制もしたくない。
「どちらでもいい」という大多数の人々を、振り向かせねばね。そのためにも、。またデモろうかなと思ってる。

投稿: 廣田恵介 | 2011年4月30日 (土) 11時52分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■0428 ねこタクシー■:

« ■0427 ウォッチメン■ | トップページ | ■0430 スーフェス■ »