■0428 ねこタクシー■
昨日は、よほど疲れていたのか、セットしてあったアラームを消してまで睡眠続行、『100000年後の安全』は見られず。
代わりに、レンタルしてあった『劇場版 ねこタクシー』を。もちろん、山下リオが出ているから。
テレビシリーズの好評を受けてつくられた映画らしい。90分もたせようと、あれこれ工夫している。
仕事というのは、すべてが「問題解決」だ。映画とて、例外ではない。この企画が持ち上がった時点で、それを公開日までに制作するという「問題」が課せられる。山下リオだけを、出っずっぱりにするわけにはいかない。予算も決まっている。そんなことを考えさせられた。
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シーン転換のカット頭に、注目してみる。カメラは、緩やかにドリー移動しているか、人物を小さく捉えるときは、ピタリと決まった構図から始まる。
前者は、前シーンの流れを受けている。後者だと、一度、流れがリセットされる。
イマジナリーラインは、何度も無視されるが、これはポジションが良ければ、たいして気になるものではない。唯一、保健所の事務所のシーンが明らかに不自然だったが、ロケセットなので、カメラを置く場所が限られていたためだろう。
――映画が気持ちよく見られるというのは、カットが軽やかにつながっているか、という問題でしかない。
山下リオは『魔法遣いに大切なこと』のはかなげな雰囲気から、ずいぶん、芯の強いキャラクターを演じられるようになった。
あとは、芦名星の女性ドライバーが、つなぎを着て、車を整備するシーンにしびれる。女だてらにエンジニア……というのは、割といいかも知れない。
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今日はどうやら、原発関連のことを書かなくてすみそうだけど、それは昨夜、怒り疲れたから。
「日本政府は、ナチスと変わらない」と書いたら、フォロワーが減ったけど、構いはしない。
しかし、これだけは切なるお願い。
“子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する政府決定の撤回を要求する署名”の最終シメキリが、30日23時に迫っている。ぜひ、お力を借りたい。→こちら
いま、豊田有恒氏の『日本の原発技術が世界を変える』を読んでいる。まずは、原発推進派の意見から拝聴しようではないか。
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明日、29日のスーパーフェスティバル56に参加します。
C-28「Hard Pop Cafe」、もともとは『メガゾーン23』同人誌「フェスティバルタイムズ」および「2325」を販売するためのディーラーなので、興味のある方は、お立ち寄りを。
私は、こういうのを持っていく予定。
これ、「まんだらけ」で買い取ってもらえなかった本なんだけど、たとえば、これは100円で売る。……なんか、もったいないような気もするけど、もう値札つけちゃったからな。
明日は、スーフェスの後、呑みの予定なので、ブログはお休みです。
(C)2010「ねこタクシー」製作委員会
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コメント
>まずは、原発推進派の意見から拝聴しようではないか。
それもいいね。(不適な笑み...)
私たちは「日本から原発をなくす日にむけて歩み出す」そのために何ができるか、勉強しながら一歩一歩やるだけです。
投稿: ごんちゃん | 2011年4月29日 (金) 14時47分
■ごんちゃん様
原発推進派の人を、宗旨がえさせる時間はないと思う。強制もしたくない。
「どちらでもいい」という大多数の人々を、振り向かせねばね。そのためにも、。またデモろうかなと思ってる。
投稿: 廣田恵介 | 2011年4月30日 (土) 11時52分