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2011年4月19日 (火)

■0419 東京原発■

最近は人気者で、明日の昼は友人と会い、夜は仕事で知り合った方と酒です。よって、明日こそは、ブログ更新はお休みです。
木曜は、二日酔いの体を起こして、スタジオまで素材を取りに行き、夜は画像の指定をして入稿。たった5ページなのに、えらく手間どる。

父は、拘置所にいながら、厄介ごとを振りまいています。周囲が、どれだけ迷惑をしているか、まるでおかまいなし。自分は釈放されて、母を殺したマンションへ戻れると信じているので、手に負えません。


2004年に公開された、『東京原発』を見ました。
T0001948a映画に罪はないのですが、映画の中で語られていることは、この一ヶ月、テレビやネットで得られた情報未満のものでしかありません。
MOX燃料が、高速道路などを使って普通に輸送されているというのも、事実だそうです。
(マチガイを指摘したサイトもあるので、ググってみてください)

映画のクライマックスは、カージャックされた燃料輸送車の爆発を食いとめるという、やや苦しまぎれなサスペンスです。「ここまでの騒ぎになれば、さすがに反原発に世論は傾くでしょう」という言葉を一蹴し、都知事が東京に原発を建てることを宣言して、映画は終わります。

ひとつ勉強になったのは、「ドイツはフランスと地続きだから、フランスから電力を買える」。島国の日本は、そうはいかない――なるほど。

昨夜、ニュースを検索していて、腹ただしかったのは、大分県知事の発言です。→こちら
大分県は被災地支援に積極的なのに、こういう開き直りに近い発言を見てしまうと、心の底からガッカリします。
関東から西は、こういう空気なんでしょうか。


昨日、首を痛めてしまったので、ひさびさにマッサージ屋へ。
3月11日の話だけしていると、まるで「ちょっと大きな地震があったね」程度のゆるさ。店内は、節電されています。横で揉んでもらっているオバサンが、ツイッターの話をしています。
三鷹に閉じこもっていると、まるで、すべてが収束したかのような錯覚をおぼえます。

3歳のお子さんを持つ作家の方が、このような「決意」をなさいました。→刹那の心
明日から、どう生きていこうが、完全に自由です。
私は、母を救えなかった。だから、今度は逃げない。また、母が苦しんで死んだので、楽に死のうとも思わないのです。

(C)2004 東京原発Film Partners 

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コメント

>3歳のお子さんを持つ作家の方が、このような「決意」をなさいました。

私のブログに書いた主婦。この方です(笑)

投稿: ごんちゃん | 2011年4月20日 (水) 12時35分

■ごんちゃん様
この人を孤独にしないためにも、がんばろう。

投稿: 廣田恵介 | 2011年4月21日 (木) 00時16分

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