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2011年4月 8日 (金)

■0408 オトナアニメ■

オトナアニメ Vol.20  明日発売
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●巻頭特集、原恵一インタビュー
『魔法少女まどか☆マギカ』は、人物紹介、世界観、演出、岩上敦宏プロデューサーへのインタビューなど。
魔法少女クロニクルは『カードキャプターさくら』『魔法遣いに大切なこと ~夏のソラ~』など、日常系を担当しました(作品の選定は、編集部)。

もうひとつ、『カラフル』のソフト発売に関連して、原恵一監督へインタビューしました。
これで計二回、『カラフル』公開の前と後にインタビューできたので、それなりに意地悪な質問を用意していったのですが、原監督のマイペースぶりに、負けました。


見本誌も届いておらず、著者校もなかったので、どのような誌面になっているのか、ちょっと怖いのですが……。

『まどか☆マギカ』の演出ページは、絵コンテを掲載する予定でしたが、コンテが届いたのは締め切りの数時間前。ラフを切りおわり、テキストも書いた後でした。
なので、可能であれば、次号の「オトナアニメ」で、新房昭之監督が、何をどう修正しているのか、徹底的に解析してみたいと思います。
滅多にないチャンスなのでね。


演出ページについて、ちょっと敷衍しますと……
「光源を画面内に入れる」。これはもう、『まどマギ』の基本理念といってもいいですね。俺などは、「光源を画面内に入れる」というと、『ブレードランナー』を想起してしまうのですが。

その延長として、キャラごとのキーカラーを、画面内に入れる。2~3話は、マミのオレンジ色で安心感を持たせておいて、マミの死後も、ちょっとずつオレンジを残している。

第4話、陸橋の上での、まどかとほむらの会話――ここでも、オレンジ色の夕陽が画面内に入っていますが、もう言わなくても分かると思い、誌面では触れてません。
このシーンで、イマジナリーラインをまたぐのですが、いきなりは越えてない。一度、俯瞰のカットが入り、イマジナリーラインの直上にカメラが位置しています。
他にも、イマジナリーライン上で、まどかのアップを入れるなどして、唐突感を緩和しています。しかし、場面カットが足りなかったので、そこまで説明できませんでした。

ちなみに、このように正反対にカメラを置くことを、実写ではドンデンと言います。


第2話、屋上で、ほむらが現れるシーン。カメラ手前に障害物(BOOK)が入る。
このシーン、離れた塔からマミが見ているので、二重の意味が加わっているのですが、屋上の黒い障害物は、カメラが引くと消えている(笑)。

もしも整合性を優先して、引いた絵にも障害物を入れるとしたら、それはもう、段取りにすぎない。カットごとの美しさ最優先、ということですね。
ところで、こういう障害物を「ナメ物」と呼ぶようですね。

最後に、いわゆる「縦の構図」を取り上げたと思います。これは杏子とさやかが戦わねばならない、というプロット上の関係を絵で表そうとすると、こうならざるを得ない――という。
ページが、うまいこと出来上がってくれてれば、いいのですが。

絵は、表現のためのツールではありません。絵こそが、表現なのです。

【追記】見本誌が届きましたが、グタグダでした。22~23ページは、糊付け封印してください。

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