■0202■
一ヶ月、経過した。
新しい花を買ってきて、いくつか植えかえてみる。
枯れそうでも、がんばっている花は、バケツに水をはって生かしてやる。元気のないやつは、ベランダで光合成させてやる。
人間とも、そう付き合えばいい。
元気の残っている相手は、励まそう。くたびれたら、僕はベランダに出よう。
■
座談会のため、夕方から都心へ。
他人の顔をした街は、そう嫌いじゃない。コーヒーに、ミルクを溶かす。
向かいの席に座っている人のジーンズの色あせたあたり、磨り減った革靴のかかとに、人生を見ている。その人のわずらう病気。辛かった思い出。初恋の相手。
頭のいい人は、冗談が上手いな、と思う。僕は、座談会には向いていない。人の話を聞くほうが、好きだ。そのほうが、感動する。
■
「MAG・ネット」のコミケ特集に、ボーカロイド「心音チヨコ」を自作したグループが出ていた。メンバーは3人、CDは缶バッジ付きで300円、音声ライブラリは無料配布だ。
儲けにならない。カネカネではない。「僕たちの知らないところで、チヨコが歌っていてくれると、嬉しい」と言っていた。
それでも、クレクレな人たちは文句を言うのだろう。
サークル「時祭組」の組長は、同人誌ショップで在庫が切れると、いつも夜道をバイクで走って納品にいく。そのほうが、欲しい人に早く届けられるから、と言う。
こういう人が、ひとりでも増えると、少しは世の中、変わるかも……と思う。
時祭組の同人誌はこちら、心音チヨコのブログはこちら。
■
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。

コメント