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まったく、いろいろありすぎて書ききれないんだけど……。
『マイマイ新子と千年の魔法』で、最後に新子と貴伊子が、ひづるを発見するでしょ。その目印になっていたのが、タツヨシのお父さんの木刀。持ち主は死んだし、それを引きついだタツヨシも、大阪へ行ってしまった。持ち主をつづけて2人も失くしたからこそ、この木刀はハッキリと「そこにある」わけですね。
陰画があるから、陽画を見せられる、というか。理屈ではないものを描くために、理屈を用いるというか。
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レンタルで、『インセプション』。
死んだ恋人と、人工現実の砂浜で過ごさなきゃならないシーンが『ニューロマンサー』にあったよなあ。サイバーパンク文学って、実は映画向けの題材ではなかった。あんなに視覚的なのになあ、と思ったり。
次に、佐藤江梨子主演の『斜陽』。
どう見てもビデオ撮影だが、キネコして映画館で公開したらしい。没落した名家の雰囲気
を出そうと、いろいろ苦心している。だけど、庭にいるヘビがCG丸出しなんです。火事のシーンも、炎を別撮りして合成。「何が起きるか分からない」という意味では、『インセプション』より圧倒的に上なんです。
『インセプション』は、どんな突飛な設定を持ってこようと、「そろそろラブシーンだろう」とか「ここでドンデン返しだろう」とか、予想がついちゃう。「冒頭の伏線が、そろそろ生かされる頃だな」とか。
その点、『斜陽』は、監督がコントロールを失っているのが、画面からありありと伝わってくる。
サトエリが惚れこむ作家役が温水洋一なんだけど、温水さんだって「どうして、私がこの役を?」と戸惑っている。サトエリと温水さんがキスするシーンの唐突さなんて、なんかAVのストーリー・パートを見ているようで、かえって淫ら。
元・宝塚女優が2人も出てきて、過剰な存在感を発していたり、キャスティングそのものがハプニングなんだよな。「この衣装、自前じゃないのか?」とかさ。そういうハプニングの連続が、たまたま劇映画というカタチで記録されてしまった。『地獄の黙示録』みたいだよ。
これを楽しめない人は、定規を一本しか持ってないんだと思う。
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確定申告の準備のため、領収書の山を整理していたら、キャバクラのクレジット伝票が3枚、出てきた。
2010年5月19日、A店にて2万4千円。朝5時57分04秒に店を出たことになっている。
2010年6月12日、まずB店にて4,400円。3時41分16秒に店を出て、C店へ移動したらしい。C店では5,530円。6時08分09秒まで粘っている。2時間で5千円か。けっこう、安いではないか。
B店が4時で閉まってしまうと知って、あわてて朝までやってる店を探したらしい。まったく最低なのだが、2軒で1万以内に収めたのは、まあまあかな。
その日の日記を読むと、友人や編集と一緒に飲んだ後、ひとりでフラついている。まあ、寂しかったんだろうな。
(C) KAERUCAFE
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コメント
キャバクラの領収書!!!
確定申告に使えるんだろか?
一人で行ったんじゃ駄目ですね。
誰かを接待したなら、交際費になるか。
投稿: 鷲 | 2011年2月12日 (土) 18時46分
■鷲さま
これはクレジット伝票なので、さすがに使えません。でも、何枚か領収書もあるし、実際に編集者を接待したこともあるし……。
でも、普通の飲み屋でおごった領収書が、すでにスゴイ金額なので、ちょっと気後れしてしまいますね。
投稿: 廣田恵介 | 2011年2月12日 (土) 20時23分