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2011年1月 8日 (土)

■『新子』本、制作日誌24■

シネマガールズ 7 発売中
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●恋する制服映画
●日本映画が渇望する谷村美月という女優


図表もこみで、計15ページ。
自分の記事以外では、田畑智子が出ていて、嬉しかった。前号では、星野真里が載っていたし、「邦画を分かっている」本だと思う。
なおかつ、読者の方に「俺の考えと、全然ちげーよ」とつっこんでいただくのも、こういう本の役割だと思います。

私の文章は、相変わらずヘタクソなのですが、一部に「徹底的に同時代を少々欠いていた」という意味不明の一文が……。徹底的なのか、少々なのか、どっちなんだよ?と。
これは、編集さんが気をきかせて「少々」を入れたまでは良かったけど、「徹底的に」を外しわすれた結果でございましょう。読者の方は、「少々」か「徹底的に」のどらちかを、修正液で消してください。すみません。


昨日は、『メイキング・オブ マイマイ新子と千年の魔法』のデザイン打ち合わせでした。
Cawvd615デザイナーさんが加わると、「あきらめるしかないのか」と思っていた難問が、思わぬ方向から解決されます。
「そんなの、やめちまおうよ」ではなく、「こうすれば、掲載できますよ」と前向きに考えてくれるデザイナーさんで、本当に助かりました。こういう方と仕事すると、元気が出ます。

さて、一迅社さん公式の制作ブログ。なんと、私が書くことになりました。ここのブログと同じ内容では意味がないので、ちょっと別の視点から書きたいのですが……まずは、発売延期のお詫びかなあ。


初めて、母に花を供えてみた。
玄関の照明が切れているので、花瓶は白いのにして、明るい色の花を選んだ。店員さんに「なんていう名前の花ですか」と聞いたら、「スイートピーです」と答えた後、「春の花ですよ」とつけくわえて、ニッコリ笑った。

春が来るということは、やっぱり、母は死んでない。星々の運行が途絶えぬかぎり、何も失われはしないのだ。


一昨年、『どこでもいっしょ』のカレンダーくださった方、昨年末もコミケに持ってきていただいたそうで、ありがとうございます。
去年のカレンダーは、すごく役に立ってくれたので、何だか捨てるのが可哀相で、本棚に保存してあります。

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コメント

一迅社さんのブログ、早速お気に入りに登録しました。あのトップ絵、初めてじっくり見ましたが、セーターについてるのオナモミじゃないですか! そういえばコロポックルみたいに頭にかぶってる葉はサトイモだろうか…とか、相変わらずそんなところばっかり気になるわたくしでした。

これから更新が楽しみです。

投稿: ちえきち | 2011年1月 8日 (土) 17時22分

■ちえきち様
>セーターについてるのオナモミじゃないですか!

ああ、あのチクチクするやつ。
元の絵にヤグルマギクがあるのは、一発で分かりました。
あと、花屋にハルジオンが並んでいたような気がするんだよなー。花なんかに興味が出たのは、『新子』のお陰です。

更新は、なるべく毎日、行います。

投稿: 廣田恵介 | 2011年1月 8日 (土) 17時45分

ひ、廣田さんの口から花の名前がすらすら出てくるなんて…ごめん、なんか楽しくて笑っちゃいました!

投稿: ちえきち | 2011年1月10日 (月) 11時28分

■ちえきち様
スイートピー、今日で5日目なのに、まだ持ってます。
こまめに、水をかえてるせいかな。

投稿: 廣田恵介 | 2011年1月10日 (月) 11時33分

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