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2011年1月 6日 (木)

■Greenback Jane■

オトナアニメ Vol.19  8日(土)発売予定
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●シャフト☆ワークス 2010-2011
この特集の中で、『それでも町は廻っている』の4ページ記事を書きました。
「番組を見ていない人にわかりやすく、見た人も、うなずけるような内容で」というオーダーでしたが、やはり梅津泰臣さん演出のオープニング、あれに文字数をいちばん使いました。

『それ町』も終わってしまうと、寂しいものですね。
『海月姫』は、オリジナルの最終回がつくのかと思ったら、あれで終わりってのも、なんか打ち切り感があって、いいよなあ。

すでに正月から、『新子』本の制作も再開してます。発売が延びた分、丁寧な本に仕上げますので、じっくりお待ちください。


録りためてあった『ブラックラグーン』。
Black_lagoon_sb_cover1_2一番すきなのは、偽金づくりのお姉ちゃんが出てくる話。
とにかく、セリフが素晴らしい。原作のセリフそのままじゃん、と言われそうだけど、俺に言わせると「洋画の吹き替え」なんですよ。すごくよく翻訳・演出された洋画の吹き替えってあるでしょ。ああいう感じ。
(というか、外画の声優さん率、高いよね)

あと、ラグーン商会ではなく、レヴィとエドのバディ物として成立している。掛け合いを見せるだけで、「彼女たちは、いつもこうなんです」と説得できるんですよ。
バディ物ならば、主人公の性格や立場を、ゼロから説明しなくてすむ。観客は、「よく分からない部分もあるけど、とにかく、こういう連中なのか」という納得の仕方をするから、敷居がグッと下がる。

そこへ長沢美樹さんのゲスト・キャラとロックが入ると、観客が依拠すべき常識レベルが提示できる。レヴィとエドが無茶をやっても、観客はロックさえ見ていれば、迷子にならずにすむわけです。
あともうひとつ、カメラワークなんだよね。『ブラックラグーン』全体に言えるけど、気がつかないぐらいの速度のPANで、マンガを「映像」に置き換えている。

このエピソードは3話つづくので、編集して90分の映画にすればいい。


余談なんだけど、『ギャラクティカ』の宣伝チームからのメールに『マイマイ新子と千年の魔法』というタイトルを発見したとき、俺はすぐ「このアニメの試写会、行きたいんですけど」と電話した。
即座に「どこに興味もちましたか?」と聞きかえされたので、「だって、『ブラックラグーン』の監督じゃないですか!」 『アリーテ姫』の名前は、とっさには出なかったのです、私の場合。
相反するテイストの作品をつくっている人なら、絶対に信用できると踏んだわけです。


ちょっと見たいと思っていた『酔いがさめたら、うちに帰ろう』。22日からバウスシアターで上映するじゃないか。その頃には、一仕事おわっているといいな。

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